”部員のために” アメリカンフットボール部のトレーナーとしての顔
大学生活で一番力を入れていることについて教えてください。
体育会アメリカンフットボール部で、トレーナーとしての活動に力を入れています。選手のコンディション管理やケアなどを主に行っています。
どうして、アメフト部のマネージャーになろうと思ったんですか?
1年生の新歓期、色々なサークルを見て回っていました。元々ずっとダンスをしていたこともありダンスサークルも見学しましたし、サークルの王道と言われるテニスサークルにも行きました。その一貫で、体育会アメフト部にも足を運びました。兄が大学のアメフト部に所属していて、試合も観に行ったりしていたのでアメフトが身近だったんです。それで、部や先輩の雰囲気が素敵だなと思って、大学生活を体育会の裏方に捧げることを決めました。
トレーナーという初の経験。苦労することも多いのでは?
そうですね……モチベーションを維持するのが難しい時もありました。特に1年生から2年生の最初にかけての時期は特にしんどかったです。というのも、トレーナーって「自分が頑張った結果」がなかなか目に見えてこないんですよ。自分がやっていることが本当にプレイヤーの為になっているのかが分からなかったため、「何のためにやっているんだろう?」って悩むこともありました。初めて人を支えるという裏方を経験したので、最初は本当に手探りの状態でしたね。
今ではどうですか?
今は本当に楽しく活動させてもらっています。それは、ある先輩の一言のおかげなんです。私は「ラインバッカー」という守備側のポジションのトレーナーとして活動しているのですが、その担当選手の中に肩を脱臼している先輩がいました。練習・試合前のテーピング巻きをはじめ、自宅ではどういったケアが出来るかなども自分で調べて教えていました。その先輩が引退する際に「本当にありがとう。」って言ってくださったんです。その時に、「見返りを求めてやるものじゃない」って気付くことができたんです。目の前の選手がいかに気持ちよくプレーできるかを考えて、自分のできることをやることが大切なんだって。それから、あれこれ考えずにトレーナーとしての役割を全うすることができるようになりました。
残り一年半の部活動生活。どういったものにしたいですか?
部の目標である一部リーグ昇格のために、できることを精一杯やりたいと思っています。ひとつ具体的なこととしては、あえて選手に厳しく接することです。トレーナーは時に選手に厳しい練習等を強いらなければいけません。自分はその“厳しさ”がまだ足りていないと思うので、それを意識して行動しつつ、後輩の育成にも力を入れていきたいと思います。
”自分のために”という思いから挑戦した「ミス青山コンテスト」
ミスコン出場のきっかけは?
ミスコン出場以前は、大学生活を部活動に捧げていました。それはそれで充実していたんですが、同時に「“自分のため”に何かしたいな」という思いも心の中にありました。その良い機会として、ミスコンに出場しようと思いました。友人がミスコンを運営する広告研究会に所属していたことや、去年のファイナリストに同じ学部の西口真央ちゃんがいたことから、ミスコンには馴染みがありました。そういったことも出場を決める一つの要因になったと思います。また、元々私は自分から積極的に意見をしたり、行動するタイプではありませんでした。そんな自分を変えたいという思いも、ミスコン出場への決め手になったかなと思います。
ミスコン出場前後で、何か自分の中で変化したことはありますか?
“見られる側”という意識が強くなったと思います。例えば、美意識が高くなりました。元々ずっと部活動に打ち込んでいたこともあり、大学生活では自分の身なりに気を遣うといったことがあまりありませんでした。ですが、ファイナリストみんながとても綺麗なので、それに引っ張られるように自分も美意識が高くなっていきましたね。また、Twitterのフォロワーさんの数も日に日に増えていくので、「どういうことを発信しようか?」「自分らしさを表現できるネタは何だろう?」といったことをよく考えるようになりました。
残り少ないファイナリストとしての期間、どのようなものにしたいですか?
上の話の続きで言うと、「アメフト部のマネージャーとしての自分」をもっと表現できればと思います。自分の大学生活の中心でもありますし、アメフト部の日々の活動を、私を通じて発信できればと思っています。また、言葉では表現しづらいですが、内面も成長できるように残りの期間を過ごしたいなと思っています。何はともあれ、最後に「出場して良かった」と思えるように頑張りたいですね。