美学生インタビューInterview
家族が大好き!
家族構成を教えてください。
父と母と、兄が3人います。私の家は家族愛が本当に強くて、どんなことでも家族に話しますし、家族で出かけることもとっても多いです!
兄が3人で女の子が私だけなので、中学高校時代は門限が厳しくて18時でした(笑)大学に入ったばかりの時も20時が門限でした。
今はいる場所と帰る時間はきちんと連絡しますが、前よりは少し門限が緩くなりました!
お兄さんが3人もいるんですね!
はい!一番上の兄は男らしくて、気さくで、優しくて、頭も良くて、身長も高くて、筋肉もあります!しかもお医者さんなんです!
真ん中の兄は今大学院に通っているのですが、スタイリッシュでミスターコンテストにも出場していて、優しくて明るくて、誰にでも気を遣えます。
三番目の兄は大学生なのですが身長が190センチととても高くて、とにかく優しいんです!一番上の上の兄は私が受験の時にちょうど大学卒業で卒業旅行に行くはずだったのに、わざわざキャンセルして受験勉強を見てくれたりもしました。3人とも本当に自慢の兄です!
ご両親はどうですか?
父は誰よりも努力をしていて大変なのに、それを人を見せません。そこは本当にすごいと思うし尊敬しています。気さくで誰にでも好かれるのに、言ったことは絶対にやり通す意志の強さもあって、みんなに尊敬されているリーダーってこういう人なんだと思います。
誰にでも愛情深く接していて、私が困った時にはいつも正しいアドバイスをしてくれます。受験の時などは受験に対する心構えを教えてくれたり、落ち込んだ時には叱咤激励してくれました。私が決めた目標を自分の目標のように色々アドバイスをしてくれたり、一緒に悩んでくれます。
一方、母は縁の下の力持ちとして私たちを支えてくれていますね。料理も本当に上手で尊敬しています!母はみんなを包み込む母性に溢れていて、私も母のような女性になりたいと思っています。
英語部に青春を捧げた中学・高校時代
中高一貫校に通っていたそうですが、部活には入っていましたか?
英語部で活動していました。もともとダンスや演技をやりたいと思っていたので、「演劇部」か英語でミュージカルを上演する「英語部」に入りたいなと考えていました。
最終的に英語部を選んだのは、部活紹介の時に見た華やかなダンスと迫力のある歌に魅了されてしまったことと、部活見学の時に感じたアットホームな雰囲気、“自分たちで劇を作っている”という感じが決め手となりました。
部活での一番の思い出は何ですか?
高校2年生の文化祭の舞台です。今までの集大成としてすべて自分たちで演出をしたり脚本を作って、後輩の演技指導もして一つの劇を作りました。自分たちだけで最後の文化祭の劇を完成させることが英語部の伝統なのですが、それが一番の思い出ですね。
最初は、既成の舞台をアレンジしてやろうと高校1年生の夏くらいに決めていたのですが、その劇はちゃんとしたメインキャストが二人しかいないものだったんですよ。私たちの学年は20人いたのでそれだとみんなの見せ場が作れないと思って、最後なのでみんなの個性が引き出せる舞台にしたいと話し合って、先輩の意見などももらいながらオリジナルの脚本を作っていくことになりました。
その後、オリジナルのミュージカルの脚本や演出を高2の夏くらいに一本作っていたのですが、リハーサル前に顧問の先生や先輩にダメ出しをされて、脚本を変えることになりました。色々変えたので後輩にも迷惑をかけてしまったし、本番が10月で迫ってきていたので不安でいっぱいでした。脚本内容を色々変えていると、信用がなくなってしまって特に関わりのあった一学年下の後輩たちとの間に溝が出来てしまったりもしましたね。
でも、最後の最後で私たちのとにかく良い舞台が作りたい!という気持ちが伝わり、脚本の変更についても理解してくれて、良い舞台が作れたと思います。本当に感謝しています!
特に大変だったことは何ですか?
私は演出と脚本、衣装に後輩指導まで担当していたのでその全てをこなすことが本当に大変でした。演出を考えるのもそうですが、部員同士のコミュニケーションの取り方だったり。自分たちも初めてのことだらけで探り探りだし、オリジナルのもので前例がなかったので。
衣装を作るのも今までは先生がやってくださっていたのですが、その先生が辞めてしまったので自分たちで作らなくてはいけなくなってしまったんです。結局、私服だと舞台の雰囲気と合わなかったので、チュールスカートを30枚くらい二人で作ることになりました。一枚作るのも時間かかって大変で、寝る時間もなくていつも寝不足でしたね。
その大変さも「衣装担当なんだから当たり前」という感じで部員のみんなが理解してくれない時もありました。衣装を作るのに時間がかかると「まだ?」ってなってしまうし、演出もしなくてはいけないし、劇を作っている期間はずっと英語部の事だけを考えていました。「こんなに大変なんだよ!」とあまり口に出して言いたくなかったので、最後は半分意地で「やるしかない」という感じでした。
後輩指導や脚本はどのようにやっていましたか?
私は演技指導と発声指導を担当していました。演技指導は後輩たちの演技を見て、この場面はこういう風に演じてほしいと伝えたり、後輩から役作りについて聞かれたことを一緒に考えたりしていました。それぞれのシーンの説明や雰囲気などは伝えますが、実際に演じることは違うので丁寧に対応するようにしていました。
発声指導は、部活の最初に大きな声で発声するので、そこで自分の名前叫んでもらって、声が小さい人はもう一度やってもらったり。「もう一度」って言うのも申し訳ないなと思っていたのですが、発声は舞台を作る上でとても大切なことだったので言うようにしていました。
脚本は、英語部という事で全編英語で演じなければいけないので脚本も英語で作りました。英語の勉強もたくさんしました。自分たちで英作文して作ったものだったので、自分たちに分かりやすい文章ばかりになってしまって、ネイティブの先生に添削してもらいながらの作業もたくさんありましたね。今では全部良い思い出です!
『週刊朝日』の表紙に!
大学生になってから印象に残っていることはありますか?
1年生の時に『週刊朝日』の学生モデルとして表紙に選ばれたことです!知人にこんなものがあるよと教えてもらい、父も読んでいる雑誌だったので私が表紙になれば喜ぶかなと思い応募しました。
オーディションを受けて、表紙に選んでいただけたのでとても嬉しかったです!
撮影はどうでしたか?
「学生モデルはフレッシュさが大切だから」ということで水着での撮影になりました。最初は抵抗がありましたが海の日に発売されるものだったし、きちんとした雑誌で王道の水着での撮影、『週間朝日』だったらいいかなと思って撮影に挑みました。
波のプールでの撮影でしたが、波が強くて笑ってしまってそれで緊張ほぐれて良い笑顔が出せたと思います!
あまり周りの人に「表紙になる」と言っていなかったので、父もびっくりしていましたがとても喜んでくれました。
本格的な撮影は初めてだったのですが、カメラマンさんもスタッフの方も優しくて、とても良い経験になりました!