美学生インタビューInterview
学生競技ダンスの関西大会で一位に
サークル活動はしていますか?
大阪大学の舞踏研究会という競技ダンスのサークルに所属しています。1回生の時に、大学で「何か新しいことをしたいな」と思ってサークルを探していたところ、競技ダンスは初心者でも努力次第で大会で上位入賞できることが決め手となり入部しました。私自身、舞踏研究会に入部するまでダンスは未経験でした。「競技ダンス」というのはどういったものなんですか?
社交ダンスの競技性を高めたスポーツで、男女ペアになって踊り、演技の技術や芸術性を競うものです。大きく分けて「スタンダード」と「ラテン」の二種類あり、スタンダードは皆さんがイメージするような長いドレスを着て舞踏会で踊るような優雅なもので、ラテンは激しい動きをするダンスです。私はスタンダードの方をやっています。ペアはいつ、どのように決めるのですか?
一年生の冬に決まることになっています。それまでに試合ごとにペアを変えて相性を見て、自分達の希望を踏まえつつ最終的には先輩たちが決めてくれます。基本的にはその時決まったペアと四年間一緒に踊ることになります。競技ダンスは相手との距離が近いですが、そのことに抵抗はありませんでしたか?
女子校出身なので、体験練習会の時は先輩と組むのも嫌で逃げていました(笑)でも、今はもう慣れて手を繋ぐことに関して何も思わなくなりましたね。ペアの男性に対して恋愛感情を抱く人もごく少数いるみたいですが、私はあくまで同志だと思っているのでそういう感情にはなったことはないです(笑)サークル活動の中で印象に残っている出来事はありますか?
4月に行われた春季関西学生競技ダンス選手権大会モダンの部で一位になったことです。スタンダードの中でもさらに四種類あり、私達はその中のワルツとクイックステップの部門で出場したのですが両方とも一位を獲得しました。今まで二位や三位しか取れず、ずっと悔しい思いをしていたので、やっと一位を取れてすごく嬉しかったです!結果が思うようにいかない時はどのように乗り越えていたのですか?
練習あるのみだと思うので、「次は頑張ろう」と常に気持ちを切り替えていました。また、後輩や他大学の人から「先輩のダンスがすごく好きです」「憧れています」などと言ってもらえたのも励みになっていましたね。阪大を選んだ意外な理由
どうして大阪大学の法学部に進もうと思ったのですか?
実は私、関西弁がすっごく好きなんです…(笑)『名探偵コナン』に登場する服部平次くんや関西弁の芸人さんが好きで「カッコいい!」と思っていて、関西弁といえば大阪かなと思い、地元の愛知を出て関西の大学に行こうと決めていました。学部に関しては高校生の頃まで世間知らずだったこともあり、ちゃんと社会のことを知るためには経済学部か法学部に進むのが良いなと思い、どちらを選ぼうか迷っていたのですが、大阪大学法学部の国際公共政策学科なら経済・法律・政治を最初に一通り学べて、そこから自分の好きな分野を選べると知り、その点に惹かれてこの学科に進もうと思いました。
とにかく今を全力で楽しんでほしい
今、大学4回生。残りの大学生活はどのように過ごそうと思っていますか?
就活はもう終わったので、12月まである舞踏研究会の活動に力を入れたいと思っています。時期によるのですが大会が大体月に一、二回はあり、今週もあるので頑張ってもっと良い成績を残したいです。あとは学生のうちにしか出来ないことがしたいですね。髪の毛をめちゃくちゃ明るい色に染めたり、旅行に行ったり、やり残したことは全部やろうと思っています!