福島　葛城ゆか ＠福島大学

東京で開催されている撮影会「Camellia」の専属モデルとして活躍

撮影会のモデルはいつどのような経緯で始めたんですか？

モデル活動自体は1年前からしています。始めた当初は個人で活動していて、スナップ写真を撮られに東京や仙台へ出向いていました。『Camellia』の専属モデルとして撮影会に顔を出すようになったのは2015年11月からです。
モデル活動自体を始めたのは、あるカメラマンさんが作品展に展示する写真のモデルの募集をTwitterをしていて、それを見かけたことがきっかけでした。ツイートにはその方の作品が何枚か添えられていて、一目見た瞬間にビビっときました。カメラマンの方はもちろんお会いしたことがない人。今思えば思い切った行動だったと思うんですけれど、Twitterでその方に「私を撮ってください」と連絡をしていたんです。それをきっかけに、写真を撮られる楽しさへと目覚めました。初めての撮影から約三ヶ月後、そのカメラマンさんに再び写真を撮ってもらったんです。それからは、月一回くらいのペースでスナップ撮影会に足を運んでいましたね.

試行錯誤しながら一つのものを作り上げるプロセスが好き

モデル活動をしていく上でのやりがいは、どんなものがありますか？

作品を作り上げていくプロセスが好きです。写真1枚撮るにしても、ちょっとした仕草を変えるだけで作品の見え方が大きく変わります。どうすればより魅力的な作品になるか、試行錯誤しながら考えていく時にやりがいを感じますね。 実はモデル活動をする前に高校3年生から大学3年生まで、福島のご当地アイドルグループに所属していたことがあったのですが、そのときも苦労しながら何かを作っていくプロセスがとても好きでした。当時は地域のお祭りに出たり、時には地下アイドルのようなステージパフォーマンスをすることもありました。歌やダンス、ステージでの立ち振る舞い…。一見華やかな世界に感じる人も多いと思いますが、新曲一つマスターするだけでも多くのプロセスが必要で、泥臭いことの積み重ねなんです。でも、それを嫌に感じたことはなくて、むしろ一つのものをメンバーやスタッフみんなで作り上げていく感覚が楽しかったのを覚えています。写真を撮られる時のやりがいと共通しているところがあるかもしれません

今だからこそできることに全力で打ち込む

卒業後はどんな進路に進む予定ですか？

まずは一年間、関東に住んでみて、撮影会のモデルとして活動を続けていこうと考えています。撮られながら、写真を通して私は誰にどんなことを伝えたいのかということを見つけていけたらと思います。経験を重ねる中で、ゆくゆくは作品撮りや雑誌だけではなく、紙媒体のモデルとして活躍していきたいと考えています。

周りが一般企業などに内定を決めていく中、進路選択に不安はありませんでしたか？

もちろんありました。私の所属している学類では、多くの人が公務員を志望します。安定志向が多数派で、周りの友達が続々と進路を決めていく中、友人と自分とを比べて不安に襲われることも少なくありませんでした。 大学3年の時に一応就職活動はしていました。しかし自己分析などを通して、やりたいこと見つめていけば見つめていくほど、今やっているモデル活動に全力を注ぎたいと思うようになりました。そう思うようになったのは、アイドルグループでの経験があったからです。在籍メンバーのほとんどが学生で、グループの活動が二の次になりがちでした。私自身は、アイドル活動にもっと打ち込みたかったんですけど、不完全燃焼で終わってしまった。その悔しさがあったからこそ、モデルの活動に情熱を傾けられるのだと思います。就職はいつでもできるかなと思っていて（笑）今は今しかできないことを全力でしたいんです。就職はその後からでもいいんじゃないかなと思います。

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