放射線について学ぶ
弘前大学医学部保健学科放射線技術科学専攻に進学した理由を教えてください
高校生の時に放射線について自主的に学ぶ機会があって、大学でもより高いレベルでそれに関して学びたいと思ったからです。私の通っていた高校には卒業論文があって、私は「東北大震災による放射線の危険性」をテーマにしていたんです。日本と海外では基準が違うことや、文献や資料で値にバラつきがあることがわかり、疑問や興味がますます湧いてきたんですよね。
現在、大学ではどのようなことを学んでいますか?
実は当初自分が思い描いていたこととは違った内容が多いです。放射線治療についてや、それらに用いる機械例えばレントゲンなどの原理、放射線計測学など医学部というより工学部のような授業が多いです。
弘前大学は震災が起きる前から被ばく医療についての研究をしていて、被ばく医療総合研究所として認定されているので、何かしらの形で放射線に関することを弘前大学で学べたらいいなと考えています。
カメラは心を癒してくれる存在
サークルには入っていますか?
医学部の写真部に入っています!カメラは高校生の時に始めて、その頃も写真部に入っていました。
カメラを始めたきっかけは何かありますか?
私にもできると思ったからです。私は運動も苦手で、絵が下手だし、声が小さいから歌えないし、昔から得意なことが無かったんですよ。でも、カメラならシャッターを押すだけなので、私にもできると思ったんですよね。始めてみるとそんなこと無かったんですけどね(笑)
「そんなことなかった」とはどういうことですか?
写真を撮るだけなら簡単なのですが、万人受けする作品を撮ろうとするとやはり難しさを感じてしまいます。良い構図や被写体の魅力を引き出すことは、ただシャッターを押すだけじゃできないことなので、普段からどうすればいいのか考えています。シャッターを押すだけでできると思ってカメラを始めたのに、シャッターを押すだけじゃできないことに悩まされるのが、何だかおかしく感じちゃいますね(笑)
平松さんにとってカメラとはどのようなものですか?
心を癒してくれる存在です。とにかくやってて楽しいんですよね。これからも色んな写真を撮ってもっと上手くなりたいと考えています!