美学生インタビューInterview
どうして今回は撮影にフルーツを持ってきたんですか?
フルーツがすごく好きで、いつかフルーツと一緒に写真を撮ってもらいと思っていたんです。フルーツはビタミンが豊富で身体に良いし、食べるとエネルギーがみなぎる感じがします。元々はグリーンスムージーが好きで、飲んでないと禁断症状みたいにいてもたってもいられないくらいハマっていました。最近ではスムージーではなく、フルーツ単品で食べるようになっています。他にもトマトジュースも好きで、大学に入ってからは1リットルのトマトジュースを一日か二日で全部飲んじゃいます。ビタミンを摂っていないと美容にも悪いと思うし、野菜室に野菜がないのも不安になっちゃいますね。
2012年にミス東北学院大学のグランプリに選ばれたそうですね
大学1年生のときに友達の勧めで大学のミスコンに応募しました。振り返ってみると、大学に入学するまでの私は人前に出ることに消極的で、色々なチャンスを逃していました。人前で何かを表現したいという気持ちはあったのですが、勇気が出なくて…といった感じです。でも、大学に入ったからには何か大きな一歩を踏み出してみたくて、そういった気持ちもあってミスコンに応募してみることにしました。周りの人からの応援も後押しになって出場を決意することができました。
でも、ちょうどミスコン出場準備期間と同じ時期に私はカナダに短期留学に行きたかったんです。結局どちらも諦めることができなくて、カナダに行きながら一人でミスコンのリハーサルの練習をしていました。留学先にはメキシコ人、ブラジル人、ポルトガル人など様々な国の出身の人がいました。そして、彼らは本当にポジティブだし、自己表現が上手なんです。「帰国したら大学のミスコンに出るんだ」ってことを話したら相談にも乗ってくれて、“自分を表現し伝えること”に関してとても良いコーチになってくれました。そのお陰もあって、帰国後に臨んだミスコンでグランプリに選んでいただくことができました。
ちょっと余談になってしまうのですが、実はそのときの経験が現在も活きていて、私は卒業論文で「伝える力」について書こうと思っています。日本人は自分を表に出さない人が多いけれど、海外の良さも取り入れて、「伝える力」をもっと広められたらなって思っています。
宮城県石巻市大川の出身と伺いました
はい。私は中学校まで大川に住んでいました。知っている方も多いと思いますが、東日本大震災でたくさんの児童が亡くなってしまった大川小学校がある場所です。私は震災のときに大川にはいませんでしたが、実家は津波の被害に遭い、友人を亡くす経験もしました。
震災後、大川を訪れたときに「体調が悪くて最近は元気が出ない」と言うおじいちゃんがいました。でも、私と話しているうちに笑顔になってくれたりして、少しは元気が与えられたのかなと思いました。大川の復興に対して何かしらの力になりたい、私にもできることはないかと考えて、昨年「第22代青葉城ミス福娘」に応募し、準ミス福娘に選んでいただくことができました。福娘として年末年始活動させていただいた中で、本当に少しでも大川に元気を与えられていたら嬉しいです。