美学生インタビューInterview
広告の力で人の心を動かしたい
東北学院大学の経営学部に進学を決めたのはなぜですか?
私は将来、広告を作る仕事に就きたいと考えています。その夢に近付くにはどんな進路選択をすれば良いか私なりに考えて行き着いた答えが、今の学部への進学でした。経営学部では、経営学はもちろん、マーケティングなど多種多様な科目選択ができます。広告は、広告そのものが目的なのではなく、人の心を良い方向に動かす一つの手段だと個人的には考えています。今の学部で学ぶことで「人の心を動かすとは何か?」を模索していきたいです。広告に関心を持ったきっかけはなんですか?
東北六魂祭の広告です!東北六魂祭は、東北6県の代表的なお祭りを集めたイベントです。年に1回、東北6県のいずれかの都市で開催され、今年は6月下旬に青森市が舞台となります。イベント自体もさることながら、印象的なのが六魂祭の広告なんです。各県のお祭りの力強さや迫力があって、見るものを「あっ」と言わせるような力があります。初めて六魂祭の広告を見たとき、自分もいつかこんな広告を作って、東北にたくさんの人が訪れるような流れを作りたいと思いました。
所属していたバトン部では自ら振り付けを考え、東北大会へ出場
高校時代はどんな部活に所属していましたか?
バトン部に所属していました。バトントワリングという競技を行う部活です。それに加えて、時々チアリーディングの練習もしていました。バトントワリングは、バトンと呼ばれるゴムの重りがついた金属の棒を回しながら、音楽に合わせて演技する競技です。一人で演技するソロトワールヤ技術よりも表現力を重視するダンストワールなど様々な種目があって、その中でも私は、チームで演技をしていました。 年に二回行われる大会、「光のページェント」のサンタパレードをはじめとした地域イベントに向けて練習を積み重ねており、私の所属していたチームで東北大会に出場したこともあります。
バトントワリングを始めようと思ったきっかけは?
高校に入学してすぐの部活見学で、先輩達が演技しているのを見たのがきっかけです。演技している姿が何とも言えないくらいにキラキラしていて(笑)私も先輩たちのように人の心を動かせるような演技をしたいと思い入部しました。バトントワリングの魅力を教えてください。
大きく二つあります。一つ目の魅力は、アクロバチックなところ。バトンの技は数千種類にも及んでいて、空中に投げたり手や指で回したりとバリエーション豊かです。クラシックバレエをベースとした優雅な動きの中にダイナミックな技が混ざっているギャップがいいんですよ。新しい技ができるようになる度に味わう達成感がたまりません。二つ目は、成長できるところですね。私の所属していたバトン部では、普段の練習メニューの考案や、大会の振り付けは生徒主導で行い、それを外部から来ていただいたコーチがフィードバックする形で運営していました。部員みんなで「どうすればより多くの人の心を動かせる演技ができるか」や「大会で高得点がとれるか」を日々真剣に考えていたので、自分自身の成長を常に感じていたように思います。
いつか故郷である東北を豊かに
今後、大学生活でやってみたいことは何かありますか?
今は大学が始まったばかりで、新生活に慣れるのに必死です(笑)少し落ち着いたら、バトントワリングやチアリーディングを再開したいと考えています。やっていて楽しいし、バトンをしている自分が一番イキイキしているので。 あとは、勉強ですね。先ほど、広告の仕事に就きたいと言いましたが、将来は関東や関西ではなく東北を拠点に働きたいと考えています。その夢に一歩でも近付きたいんです。その根底には「東北の魅力を一人でも多くの人に知ってもらいたい」という思いがあります。1年生から将来のことをしっかりと考えていて、すごいですね!東北の魅力を伝えたいと思ったきっかけや、夢に向かう原動力となっているものがあれば教えてください。
生まれや育ちが東北である、というのが一番に挙げられますが、決定打となったのは2011年3月11日に起こった東日本大震災です。震災により私の地元を含め東北は大きな被害を受けました。つらい思いもたくさん味わいましたが、同時に一日でも早く復興できるよう頑張ってきた人の姿を見てきたのが今の私にとっては大きな経験です。 東北は、東京をはじめとした大都市に比べたら「田舎だ」とか「何もない」とか言う人もいるかもしれませんが、私にとっては大切な場所です。自然が豊かで、空気もおいしくて、何よりもあったかい人がたくさんいる。私を育ててくれた故郷にいつか恩返しをしていきたいんです。まずは、大学でしっかりと勉強しつつ、放課後もやりたいことを精一杯やって充実した大学生活にしていきたいです。美学生プロフィールProfile
同じ大学の美男美女Same Univercity
当サイトに掲載されている画像・文章等の無断転載は固く禁じます。
© 2016 Bigakuseizukan Inc.