美学生インタビューInterview
教育学部を選んだ理由は?
人と関わるのが大好きで、子どもたちの成長に関わっていける教師という仕事を以前から素敵だなと思っていました。また私は数学が好きで、少しでも子どもたちに数学の面白さを伝えたいという思いがありました。そこで中学の先生を目指そうと考えていたんですが、小学校からつまずいてしまう子どもたちも多くいるので、小学校と中学・高校(数学)の免許がとれる大学を選びました。
大学では国語算数理科社会の授業の他に、教育方法や「教育とは何か?」について学ぶ授業もあります。私の大学では幼稚園免許もとれるので、今は保育系の勉強もしています。各教科の指導法や専門知識の勉強など大変ですが、とても楽しく学んでいます。今年の秋には小学校、来年の春に中学校へ教育実習にも行く予定です。
学外で個人的に、小学校の教師のサポートの活動をしているそうですね
はい。大学の授業がない日に自分の母校の小学校へ行って、先生のサポートをさせてもらっています!担任の先生が授業をしているときに教室内を見てまわって生徒がきちんと理解できているかを確認する、副担任的な存在です。
実際に現場を見させてもらって、教育の難しさをひしひしと感じます。低学年のクラスを担当しているんですが、言うことは聞かないし、喧嘩も頻繁に起こるし、怒られたことに対して聞き入れずに屁理屈を言う生徒もいます。こういう風に指導しなきゃと頭では分かっていても、実際に現場で臨機応変に対応するのは簡単なことではありません。子どもへの指導だけでなく、親御さんや近所の方からの苦情への対応が大変だという話も聞くし、子どもが好きってだけじゃできない仕事だなぁと思いますね。私が担当しているクラスの担任の先生は対応がすごく上手くて、見ていてとても勉強になります。
将来、どんな先生になりたいですか?
小学校か塾の先生になりたいと思っているんですが、どちらにしても生徒に勉強を好きになってもらえるような教え方のできる先生になりたいです。特に数学の面白さを伝えられる先生になれたらなと思っています。ちゃんと分かりやすく教えたら理解してもらえるし、数式を解く楽しさにも気付いてもらえるかなと思います。
あと、子ども達の気持ちを理解できる先生になりたいですね。自分の理念を無理矢理押し付けるのではなく、子どもたち一人ひとりの意見を聞き、コミュニケーションを大切にできる先生になりたいです!