【ミス中央2024特集】櫻井美咲子（中央大学）

こう見えてファイナリストの中で一番明るい性格なんです！

ミス中央コンテストに応募した理由を教えてください。

将来、経営者になりたいと考えているので、そのために知名度や影響力を持ちたいと思ったからです。ミスコンのファイナリストになれば、短期間で自分のことを知ってもらえる機会が増えると思いました。

経営者を目指してるんですね！

父が複数の会社を経営していて、高校生の頃から自分も経営者になりたいと憧れていました。まだ具体的な事業内容は決まっていないんですけど、どの業界でやるにしてもファンを獲得していた方が成功への道が広がると思っています。

ミスコンの存在は1年生の頃から知っていたんですか？

実は幼稚園の頃から知っていたんです。親戚がミスコンに出場していて、おばあちゃんの家で「○○ちゃんが出場してる」という話を聞いた記憶があります。自分も大学生になったら出場してみたいと高校生の頃から思っていましたね。

ファイナリストに選ばれた時はどのような心境でしたか？

単純に嬉しかったし、不安もあまりなかったです。SNSを本格的にやったことがなかった分、その大変さや怖さを当時はいまいち想像できていませんでした。今では本当に根気のいる活動だと思っています。

実際に活動が始まってから感じることはありますか？

撮影や協賛企業の方との関わりなど、普通の学生だったら経験できないようなことばかりですごく刺激的です。

例えば先日は、以前から憧れていた奥原ゆきのさんにお会いする機会がありました。奥原さんは2020年にミス慶應SFCでグランプリを受賞したあとに学生起業されて、現在はZ世代マーケティングの会社を経営されています。自分の目指している方向性に近い方なので、直接お話できて嬉しかったです。

さまざまな個性を持ったファイナリストがいる中で、自分の強みは何だと思いますか？

明るいところだと思います！たぶん今年のミス中央のファイナリストの中で一番明るいんじゃないかな。みんなで集まるといつもケラケラ笑っています。

見た目の印象からクールに見られがちなんですけど、知人からは「口を閉じてるときとそうでないときの差が激しい」って言われますね。おしとやかに笑うような可愛らしい女の子を目指したこともあったんですけど、無理でした（笑）

意外ですね！写真を見てクールな人なのかと思っていました。

モノトーンコーデとか赤リップとか、カッコいい感じが好きなんです。

ミスコンを応援してくださるご年配の方たちには柔らかい感じの子の方がウケがいいと思うので、そういう点では少し悩んだりもしているんですけど、逆に若い世代の方からは好評みたいで、インスタグラムのフォロワーの年代別チャートを見ても私は10代〜30代が多めなんです。男女比も他のファイナリストと比べたら女性の割合が多いですね。

将来的にインフルエンサーとして活動するなら良い傾向ですね。最後にミスコン本番に向けてファンの方へメッセージをお願いします。

ミスコンはファンの皆様の支えがあってこそ成り立つもので、私が日々活動を続けられているのも皆さんからの投票報告やコメントを読んで「よし、明日も頑張ろう！」と思えているからだと感じています。ファンの皆さんの存在が原動力になっているので、ぜひ最後まで私の活動を見届けていただけると嬉しいです。

初出場で全国優勝！空手で身も心も鍛えられました

特技は何ですか？

空手です！父が空手の先生をやっていた影響で、中学2年から近くの道場に通って本格的に稽古を始めました。高校2、3年の頃に辞めてしまったんですけど、自分のやっていた流派の全国大会で優勝した経験もあります。

習い始めたのはかなり遅かったんですね。

そうなんです。小さい頃は本当に遊び感覚で、父のお腹にパンチやキックをしていました。私が女の子ということもあって、初めは父も本格的に空手を習わせるつもりはなかったみたいなんです。

でも、中学2年の時に「精神を叩き直してこい！」と言われて道場に入れられました（笑）たぶん私が学校の宿題の締め切りを守らなかったりと気が緩んでいたからなのかもしれません。新しい環境に飛び込むことに抵抗があったので内心嫌だったのですが、拒否できるような感じではなかったので渋々始めました。

実際に習い始めて、どうでしたか？

私の通っていた道場は体力づくりのための基礎練習に力を入れていて、それが特に大変でしたね。3時間の稽古のうちの最初の1時間は基礎練習に費やされていたんです。

広い体育館をひたすらウサギ跳びで往復したり、「四股立ち」といって膝を少し曲げてスクワットのような体勢を3分間キープしたり、毎回本当に辛くて……。でも、ひぃひぃ言いながら仲間と頑張るのもなんだかんだで楽しかったです。

大変そうですね……！他の稽古はどうでしたか？

空手には演武の美しさを競う「形（かた）」と、相手と組み合って勝敗を決める「組手（くみて）」の2種類あって、私は両方の種目をやっていたのですが、実は道場の中で組手をやっている女子が私しかいなかったんです。

なので、練習相手はいつも男子でした！年下の子もいたので体格差とかはまだそれほどなかったんですけど、みんな容赦なくかかってくるので、文字通り身も心も鍛えられましたね（笑）

全国大会で優勝したとのことですが、それは何年生の時ですか？

中学3年の時です。実は、空手を習い始めてから初めて出場した大会だったんです！しかも、まだ進級試験を受けていなかったので、私は白帯で、周りは黒帯ばかりの中での優勝でした。種目は「形」の方です。

初出場で優勝なんてすごすぎます！

まさか勝ち進めるとは思っていませんでした。「形」って色々な種類があって、勝ちやすい形や、審査員にアピールしやすい形があるんです。でも、私はまだそこまで経験がなかったので持ち形が3つくらいしかなくて。しかも、そのうちの1つは基本の形だったので、実質使える形が2つしかなかったんですよ。

みんな大体5つくらいは持ち形があって、難易度が高くて加点対象になりやすい形をここぞという試合で披露するんですけど、私は選択肢すらなかったんです。

そんな状況で優勝できたということは、一つ一つの形の完成度が高かったということでしょうか？

そうですね。自分で言うのもあれなんですけど、空手という競技の身体の使い方が自分に合っていたのか、信じられないくらいすんなりと勝ててしまったんですよね。

私が優勝できるなんて周りも誰一人予想していなかったので、両親すら会場に見に来ていなかったんです（笑）記録映像も何も残っていなくて、あるのは賞状だけって感じです。

その後は大会に出たりしなかったんですか？

実は家を引っ越すことになって、道場に通えなくなり、大会にもあまり出られなくなってしまったんです……。流派を問わないもっと大きな規模の大会で上の順位を目指したかったなという心残りはありますね。

それは残念でしたね。では、空手で身につけたことが今の自分に活きているなと感じることはありますか？

身体は丈夫になりました。ちょっと怪我をしたり熱を出したりしてもへっちゃらなんです。先日も7、8時間くらいライブ配信をしていたら途中からなんかだるいなと感じて、測ってみたら39℃あったことがありました（笑）

また、精神面でも、何事に対しても打たれ強くなりました。先生方にとても厳しく指導していただいたので、 ちょっとやそっとじゃへこたれない精神が身につきましたね。