美学生インタビューInterview
大学生活最後の挑戦!ポジティブさを武器に楽しんでいます
ミスキャンパス立命館に応募した理由を教えてください。
コロナ禍で大学に入学し、なかなか思い描いているようなキャンパスライフを送ることができなかったので、学生最後の年に何か新しいことに挑戦したかったんです。
また、私は小学校から高校まで一貫校で過ごしてきたのですが、大学では海外留学やチアリーディング部での活動など新しい世界に飛び込み、価値観の変化を感じることができました。就職活動が終わった今、また新しいことに挑戦することで自分自身の成長に繋がればと思いました。
他にも色々な選択肢がある中でミスキャンを選んだ理由はありますか?
ミスキャンに対して特別な思いがあったというわけではなく、4回生で取り組める選択肢の中からダメ元で挑戦したという感じでした。まさか自分がファイナリストに選ばれるとは思っていなかったので、もしミスキャンが駄目だったらまたどこかへ留学に行こうかと考えていました。
選ばれた時はどんな心境でしたか?
外出中、スマホの充電が切れていた時に不在着信が入っていて、かけ直したら運営代表の方からファイナリストに選ばれましたと告げられてびっくりしました。大学生活がガラッと変わるんだろうな、とドキドキしたことを覚えています。
ファイナリストがお披露目されると、小中高の親友が大喜びしてくれたり、卒業以来連絡を取れていなかった子からもDMで応援メッセージが来たりして、周りの人たちの温かさを感じました。
活動が始まって数か月経ちますが、調子はいかがですか?
思ってたより辛くはなくて、楽しい気持ちが勝っています。ファンの方々が優しい方ばかりで、ライブ配信中に元気がなかったら心配してくれるし、SNSでリプ返が遅れても「自分のペースでいいよ。」って言ってくれるし、甘えてしまってる部分もあると思うんですけど無理せず活動できています。
また、ファイナリスト同士や運営の皆さんとの絆が強いのも。楽しく活動できてる理由の一つだと思います。
ファイナリスト同士、仲が良いんですね!
2、3、4回生それぞれ2人ずついるんですけど、年齢差を意識することなく仲良くしています。近況報告をしたり、恋バナをしたり、友達のように色々な話をしますね。
今年のファイナリストはみんな個性がバラバラで、長所も違うんです。インスタグラムが得意な子もいれば、配信が得意な子もいるので、苦手なことは教え合ったり励まし合いながら活動しています。もちろんグランプリは狙っていますが、誰かを蹴落として1位になりたいとは誰も思っていなくて、互いに切磋琢磨できる良きライバルです。
ミスキャンにおいて自分の強みは何だと思いますか?
寝たら嫌なことを忘れられる性格、ですかね(笑)何事も前向きに考えられるタイプだねとマネージャーにも褒められました。
たとえ凹むことがあっても応援してくれる友達がいるし、苦手なことがあっても好きでいてくれる人がいる。周りの人たちに大切にされているという実感があるので、嫌なことがあっても「まぁ、いっか!」って思えるんです。
ファイナルイベントに向けて意気込みを聞かせてください。
ミスキャンに出て成長できた、大学生活を満喫できた、と心から思えるような悔いのない締めくくり方をしたいです。
そして、支えてくれている人たちへの恩を今はまだ返しきれていないと感じているので、感謝の気持ちを伝えきってミスコンを終えたいです。
半年間のカナダ留学!現地の部活でチアリーディングも
冒頭で留学に行ったというお話がありましたね。
昨年の夏から今年の4月までカナダに留学しました。幼少期に4年間アメリカに住んだ経験があったので留学には以前から興味があったんです。
また、父から「絶対に留学した方がいい」と勧められていたのもきっかけになりましたね。父も立命館大学出身で、在学時に交換留学のプログラムに参加したそうで、私も同じプログラムで留学することにしました。
留学先での生活はどんな感じでしたか?
学校内の寮で現地の学生含む6人の外国人とルームシェアをして暮らしていました。ルームメイトとは仲が良く、2月にはみんなでメキシコ旅行にも行きました。
また、留学先の大学でチアリーディング部に所属し、大会に出場したり、部活動の応援もおこないました。
もともと日本でチアリーディングをやっていたんですか?
大学からチアリーディング部に入って活動を始めました。中高は勉強優先の学校に通っていたので、部活動に熱中することに憧れがあったんです。チアリーディングは自分たちの競技と体育会の応援と、一つの部活で2倍楽しめるのがいいなと思いました。
ただ、キラキラしたイメージを抱いて入ったチアリーディング部でしたが、実際には辛いことが多く、部活動中に涙を流すこともたくさんありました……。
何が辛かったんですか?
部員が約40人いるんですが経験者がほとんどで、初心者は私含め4人ほどしかいなかったんです。しかも、私以外の初心者は新体操など他のスポーツの経験者。私は体力も筋力も柔軟性も無く、他の部員と比べ遅れをとっていました。
部活動は週6で、長期休み期間中は朝から晩まで練習をしました。それでも基本の動きもままならず、何年もやっている子たちには到底追いつけなくて……。父に相談したら、「本当に辛いって思うなら辞めた方がいいけど、自分がやりたいって思って始めたことを途中で投げ出して悔しくないの?」と言われて、諦めずに食らいついていました。
頑張り屋さんですね。
でも、チアは怪我がつきものなんです。膝が外れたり、鼻を骨折したり、脳震盪を起こしたり……。結局、怪我が理由で留学前に部活は辞めてしまいました。
ただ、留学先の大学のチアリーディング部は立命館と比べてゆるかったので、そこで再開することが叶ったんです。言語の壁もある中、自分からどんどんとコミュニティに飛び込んでいくことを意識し、交友関係を広げることができました。
留学を通して得たものを教えてください。
留学前と比べて人と関わることが楽しくなったし、多様な価値観を受け入れられるようになったように思います。
留学先にはヨーロッパやインドから来た学生や、ビーガンやベジタリアンの学生もいました。異なるバックグラウンドや行動様式を持つ人々と関わる中で、相手の意見を尊重し、自分の意見を適切に伝えることを学ぶことができました。
日本で暮らしていても、ちょっとした価値観の違いに遭遇することってあるじゃないですか。そんなときでも「そういう考え方もあるんだ」と、相手の考えを受け入れることができる姿勢を養うことができたと思います。