美学生インタビューInterview
船から見た琵琶湖の花火に感動!
今回の浴衣を選んだ理由を教えてください。
涼しくて夏っぽいイメージにしたくて、最初は白地に青と黄色の柄の浴衣を考えていたんですよ。
でも、美学生図鑑のインスタグラムのストーリーズを見ていたら他のモデルさんがそういう浴衣を着ていて、かぶるなと思って(笑)それで結局この浴衣にしました。近くで見ないとわかりづらいんですけど、生地に斜めの線が入っていて珍しいところが気に入っています。
帯やレースの飾り付けはレンタルしたお店の人が選んでくれました。お面や和傘も無料でつけてくれて至れり尽くせりって感じです!
良いお店ですね!
結構マイナーなお店を選んだんですよ。有名なお店も検討していたんですけど、お客さんが多くて支度を急かされたり、「汚したら罰金ね!」って威圧的な感じで言われたりするって口コミを見て……。
今回利用したお店は口コミの数自体は少なかったんですけど評判が良くて、実際にお店の人もとても親切で気さくな感じだったので本当に良かったです。
浴衣はよく着ますか?
イベント事は全力で楽しみたいので夏祭りに行くときは必ず着ます!気分が上がりますよね。
どこのお祭りに行ったことがありますか?
毎年違う所に行くんです。神戸、淀川、伊丹、芦屋……関西圏の有名なお祭りはほとんど行きました。以前は自宅から宝塚の花火を見るのも恒例だったんですけど、数年前から休止されてるみたいで残念です。
これまでに訪れた花火大会で一番印象に残っているのはどこですか?
高校生の時に行った琵琶湖の花火大会ですね。お父さんの友達が琵琶湖に船を持っていて、船に乗りながら花火を見ることができたんですよ!
普通、花火って打ち上がったところしか見えないじゃないですか?でも、この時は打ち上がってから湖面に落ちて消えるまで全部見ることができたんです。
小さな漁船に身内が15人くらい集まって結構詰め詰めで揺れたりもしたんですけど、すっごく感動的で思い出に残っています。
父と同じ業界へ!「ここで買って良かった」と思ってもらえるような接客がしたい
大学生活最後の夏はどう過ごしますか?
今、資格取得を目指しているので、この夏は猛勉強しようと思ってます!外暑いし、コロナの心配もあって気軽に遊びにも行けないじゃないですか。最近はずっと家にこもって勉強してますね。
何の資格取得を目指してるんですか?
宅建(宅地建物取引士)です。
前回の美学生図鑑のインタビューでは「キャビンアテンダントの道を諦めきれない」というお話をしたんですけど、あのあと不動産業界に興味を持ち始めて、5月末に内定をいただきました。
そうだったんですね!何故、不動産業界に興味を持ったんですか?
実は、私の父が不動産会社を経営しているんです。おじいちゃんの代からやっていて、その影響が一番大きいですね。あと、もともと人と喋るのが好きで接客業に興味があったんです。携帯販売のアルバイトを3年くらい続けていて、そういった仕事にやりがいを感じてたというのもあります。
就職先の会社で経験を積んで、いずれはお父さんと一緒に会社をやっていきたいなと今は考えているところです。
不動産業界を目指すということはいつ、お父さんに伝えたんですか?
お父さんシャイなので2人で面と向かって話す機会がなかなか無くて、ある時、お父さんの友人の不動産業界の人を交えて3人で会話をしたことがあってその時に伝えました。
話の流れで「佑香は親のことは考えずに好きなことをやっていいよ。」って言われて、その時に「ありがとう。でも、実は私、不動産に興味あるねん。」って。
お父さん、すごく驚いてたし喜んでましたね。ゆくゆくは一緒にやりたいんだって話したら泣きそうになってました(笑)うちは私が長女で男兄弟がいないので特に嬉しかったみたいです。
微笑ましいエピソードですね。では、今は就職後に向けて勉強中ということですね。
宅建の専門学校に通って毎日3〜5時間くらい勉強してます。宅建って時間のある主婦や学生の方が受かる率が高いらしいんですよ。私も学生の間に資格を取りたいなと思って、10月中旬の試験に向けて頑張っているところです。
合格率はどれくらいなんでしょう?
毎年15%くらいだそうです。内容は、買う人、売る人、譲る人の権利関係や、宅建業法の問題が半分以上を占めます。宅建業法は民法とは規定が違う部分もあって複雑なんですよね。覚えることがたくさんあるのであと2か月、勉強に励みたいと思います!
頑張ってください!就職後はどんなお仕事をする予定なんですか?
営業職です。お家を探しているお客さんに対して物件を提案していくというような感じです。売る物は違いますが、携帯販売のアルバイトと共通する部分があるかなと思います。
共通する部分とは?
お客さんに何回もお店に足を運んでもらって長い時間をかけてコミュニケーションを取っていくところですね。
私、携帯販売のアルバイトで最初に自分が担当していたお客さんと契約できた時の感動を今でも覚えているんです。その時はまだ知識も浅くて、わからないところを上司に聞きに行ったりしながら、それでもお客さんが不安にならないように明るい雰囲気づくりを心がけて接客していて。
結果、お客さんに納得してもらうことができて契約までこぎつけたんですけど、その時お客さんに「あなたに担当してもらって良かったわ。すごく良い時間やった。」って言ってもらえたんです。まさか携帯の販売でそんなに感謝してもらえるとは思ってなくてすごく嬉しかったのを覚えてます。
不動産の営業でも自分から積極的にコミュニケーションを取ってお客さんと仲良くなって、「ここで買って良かった」と思ってもらえるような接客がしたいです。