美学生インタビューInterview
リボン
同志社大学の宮川春蘭ちゃんが大学生活最後に美学生図鑑へ再登場!
2回生の頃からサロンモデルを始め、2019年にはミスキャンパス同志社に出場。ミスコンでのある経験がきっかけで化粧品業界を志すようになったそう。
3年前の写真の再現と合わせてインタビューをご覧ください。
ミスコンを通して見つけた就活の“軸”
春蘭ちゃんには過去3回、美学生図鑑に登場してもらいました。一番思い出に残っている撮影はどれですか?
全部印象的だけど、最初の撮影が一番かな。大学生になる前からずっと美学生図鑑を見てたので、声をかけてもらった時は「まさか自分が載れるの?!」って、喜びと驚きが大きかったです。
美学生図鑑に載ったことでサロンモデルの撮影依頼も増えたし、翌年に出場することになったミスキャンパス同志社の運営の方もこの記事を見てくれていたんです!色々なことに繋がるきっかけとなった撮影なので今でも記憶に残っています。
当時の写真を見てどう思いますか?
めっちゃ懐かしいです!何より幼いなって思います(笑)
そうですかね?この時から十分大人っぽい印象ですが……!
これは2回生の時の写真なんですけど、私、地元が田舎なので高校生の頃はメイクしたことがなくて、1回生の頃はほぼすっぴんだったんですよ。
ポートレート撮影もこの時が初めてだったし全然慣れてなくて、見返すとめっちゃ恥ずかしい(笑)
翌年にはミスキャンパス同志社に出場しました。改めて振り返ってみてどうですか?
人とのつながりを感じられた半年間でした。
活動期間中は日記的な投稿だけじゃなく、自分の考え方やスタイルを発信することを心掛けていました。
ミスコンってキラキラして見られがちだけど、普通の大学生だし、悩んで落ち込むこともあるじゃないですか?そういうときは「私はこうやって乗り切るようにしてます」というような内容の投稿をしていました。
フォロワーの方から「その考え方、素敵だね。」とか「勇気づけられた。」ってコメントやメッセージをもらうこともあって、その経験が就職活動の軸にも繋がりましたね。
というと?
「人の気持ちを前向きにできるような仕事に就きたい」って思うようになったんです。
ミスコンに出場していた頃、ファンの方とSNSのコメント欄でこまめにコミュニケーションを取っていたんですけど、その中で仕事が大変だとか悩みを打ち明けられることもあって。励ましの言葉を送ると「春蘭ちゃんのおかげで元気が出てきた!」って言ってもらえて、それがすごく嬉しかったんです。
いつか海外で自社製品を広めたい
具体的にどんな業界を目指して就活をしていたんですか?
自分はどんなことで気持ちが前向きになるだろう?って考えたとき、「言葉」で励まされることが多いことから広告業界、そして、見た目を整えるだけで気分が晴れることから「化粧品メーカー」、この2つの業界を中心に面接を受けましたね。
最終的に、化粧品メーカーに就職することに決まりました!
春蘭ちゃんにぴったりな業界な気がします!
化粧って衣食住と同じくらい女性の生活に密着したものだし、気持ちをぱっと明るくさせてくれるものだと思います。私自身、ミスコンに出場して落ち込んだことがあった時、化粧品の存在に助けられました。
それと、私が就職する会社は化粧品以外にヘアカラー剤なども取り扱っているんです。在学中、サロンモデルとしてたくさんの美容師さんと出逢い、営業時間外でも頑張って施術の練習している姿を見聞きしてきたので、就職したらもうサロンモデルはできなくなるけど、また別の形で美容師さんたちを支えられたらと思っています。
素敵ですね。就職後に向けて何か準備していることはありますか?
内定をいただいてからは資格の勉強に励んでいました。自粛期間も長かったから今のうちに役立つ知識を身につけたいなと思って。
一つは化粧品検定。1級から3級まであるんですけど、いきなり一番難易度の高い1級を受けたんです。ギリギリかな〜と思ったんですけどなんとか合格できました!
化粧品検定を受けた他の学生さんの話を聞いたことがありますが、とても難しいそうですね。
化粧品の成分に関する内容が多くて、例えばどういう成分が毛穴を引き締めるとか、普通に生きていたら聞いたことのないような専門用語や化学式もあって覚えるのが大変でした。
でも、資格を取得してからは化粧品を買うときにパッケージの裏の成分一覧を見て「あ〜知ってる知ってる!」って理解できるようになったので日常生活でも役立ってます(笑)
その他の資格は?
海外勤務志望なんですね!
ゆくゆくは海外で働きたいと思ってます。
私、高校生の時にドイツへ留学したことがあって、その時に驚いたことがあったんです。ドイツ人ってみんな地毛が金髪ってイメージを持っていたんですけど、大半の人は暗い髪をブリーチしてるんですよ。
自分でブリーチしてるっていう現地の友達が「成分が強くて皮膚が荒れて困るんだよね。」と話していたので、日本の高品質なヘアカラー製品を海外にも広めたいなって思うようになりました。
社会人生活に向けて意気込みを聞かせてください。
うちの会社は就職後、最初の1年間は丸々研修なんです。寮に住み込んで、自社製品を使ったお客様への施術技術もすべて習得します。まずはそれにしっかり取り組みたいです。
そして、私は本当に化粧品が大好きなので、いつか化粧品業界の第一線で活躍できるような人になれるように頑張りたいです!
最後に、この記事を読んでいる後輩たちへ何かメッセージはありますか?
大学4年間はみんなに平等に与えられた時間。やりたいことは後悔のないようにやりきってほしいなと思います。
私は熊本から大学進学のために京都へ来て、環境の違いから最初の頃は消極的になっていたこともありました。でも、サロンモデルやミスコンに挑戦して世界が広がって、今はすべてやって良かったなと思ってるし、結果的に就職先にも繋がりました。
どんなことが自分を変えるきっかけになるかわからない。だからこそ、色々なことにチャレンジしてほしいなって思います。