美学生インタビューInterview
『全部のことに感謝の気持ちを忘れないこと。それだけで自分もまわりもhappyになれる』
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1.自己紹介をお願いします。
川畑ありさです。今年20歳になります。
甲南大学マネジメント創造学部2回生で、西宮のCUBEキャンパスに通っています。
経済、経営、英語を主に毎日学習しています。
PLAY ROOM(以下PL)*1やMAJORITY & MINORITY(以下MM)*2に出会ったのは、友達がオーディションを進めてくれて、一緒に受けたことがきっかけです。
大学生活でモデルをしたいっていうのはずっと思っていました。
オーディションに受かってMM6期生として初めてキャンパスコレクションに出ました。それが私のMMのスタートでした。
今では撮影やショーも多くせわしないですが充実した日々を送っています。*1 PLAY ROOM オリジナルブランドの商品と、買い付けた商品をセレクトで販売する阪急岡本駅近くのIN SHOPとWEB SHOP
*2 MAJORITY & MINORITY『たくさんの人に愛される。そして自分の個性を追求し独自のスタイルを確立する。』をテーマに2006年、神戸発の現役女子大生とプロデューサーikkoからなる、新感覚ファッションユニット。 -
2.MMに入ったのはいつくらい?
大学に入って……5月前後ですね。
なんばハッチのファッションショーに向けて練習しました。
私が主役で、めっちゃダサい服装でニューヨークの街を舞台に荷物をコロコロ引いて出てきます。劇っぽい感じで。
PLと書いているマンションに入って行って、そこから、MMの先輩が順番にダンスをして出てきて、旅をしていくごとに私が可愛くなっていくというストーリーです。
でもそのショーのコンセプトはMMのコンセプトに沿っていて、最初は普通の女の子で入るけど、4年間で自立して、外見もかっこいい、みんなから憧れる女性になるというMMの全てを表しています。 -
3.ちなみにどんなオーディションでしたか?
ウォーキングと面接です。
面接は部活のことから、MMでどんな存在になりたい?どうしてMMを選んだの?ということを聞かれました。何を答えたのかは緊張してあまり覚えていないです。
でも、緊張しても喋るのは好きなので何かしら上手いこと言えたりします(笑)
勢いでのりきります!ありさワールド全開にして。笑
後で採用理由を聞いたら、最初は問題児かと思われたみたいですけど、気の強さというか、根性があると思われたらしいです。こういうのは根性が無いと4年間続けられないと言われましたね。
MMに入るまでは、MMはやっぱり全員女の子だし、女の世界でネチネチしているかなと思っていました。けど、実際MMで過ごしてみると、全然そんなことがなくてさばさばしているし、仲もめっちゃ良いですし居心地がいいですね。MMちゃん、みんなのことが大好きです! -
4.意地悪な質問ですが、もしかしたらMMとかモデルじゃない生活も選べたと思うのですが如何ですか?
親ともよく話し合ったりするんですけど、私は大学生活でMMが無かったらと思うと考えるのも怖いです。MMがあるから今の自分があると思います
1回生の時は、撮影とかショーとか新しい世界にいきなり放り込まれて大変でしたが、でも、そういう世界をずっと待っていたので楽しすぎて、見える世界もガラッと変わりました。
私、母が昔JJに載っていて、憧れていたから、モデルになりたい!ってずっと思っていたんですね。
最初は、学校のことは二の次で、目先の一番自分のしたいこと、楽しいことをとことんしようと思っていました。それこそ、将来の夢とかも無くて、MMを楽しむことで大学4年間を充実したものにしようと思っていました。
でも、ある日、MMの上の人からPLでバイトをしなさいって言われたんですね。
それは私にもっとオシャレになってほしいという意図があってですが、バイトが決まって、そこで働くことが楽しすぎたことで将来の夢を持つことができました。
それから、考え方も大きくかわりました。
せっかく学校もマネジメントやマーケティングも学べる環境だから頑張れると思ったし、PLも創設者がまだいるので何でも聞けるし、MMがあるから学校も頑張れるという感じになりましたね。一時期は勉強がしんどすぎて学校も辞めたいと思う時もありましたが……苦笑。でも、MMがない生活は想像できないです!
MMあっての自分です。すべてのことが一つの線でコネクトしちゃうぐらい、わたしにはかかせません♪ -
5.通っているのはどんな学部ですか?
勉強も難しいし、課題も多いし……。
出席していても成績が悪ければ落とされます。
本当に難しいんですよ。ミクロとか……涙
あと、プレゼンが好きな学校ですね。
甲南であって甲南でないというくらい他の学部とは違います。
一瞬でも気を抜くと卒業できない。
でも今、私のモチベーションが全てにおいて気持ち良いくらい高いんですよ。それは卒業した後の事も考えられるからかなと思います。MMをもっと大きくしたいという気持ちもあります。この前卒業パーティがあって、MMに4年間いて良かったと言っている先輩を見て……その人たちにはすっごく色んなことを教えてもらったし、怒られることもあったけど、自分が卒業する時はどうなるんだろうと思いましたね。この1年で目標を持てたことで、がらっと人生観が変わったし、すごく濃い一年でした。母と成績のことで言い合いになったこともあって、1年後悔したでしょと言われたけど、絶対に無い!と言い返しました。今は卒業したい理由があるし、向上心は常に持っています。
この最高なモチベーションをすべてにぶつけていきたいです。笑 -
6.そのパワフルな原動力はなんですか?
アホやからかなーと思います。
頭の回転は速いとか、教えたことの呑み込みが早いなどとよくゆわれます。
でも私、根がアホなんです。きっと。
だから、めちゃくちゃできるんですよ。
びびらないで無茶できるんです!!
これはできないかな・・とか思わないです。いけるでしょ♪って。笑
めちゃくちゃポジティブです。 -
7.学部を選んだきっかけは?
高校生の時から甲南大学に行きたいと強く思っていて。家から遠い大学と女子大は嫌で。関学と甲南しか考えていなかったんですよ。学部は英語と国語でいけるところを探していて……後は年内に決められるところ希望していました。高校受験に一度失敗したんですよ。高校生活は全然文句ないんですけど、それがずっとあって……。だから高2の2月から受験勉強を始めました。めっちゃ勉強したので英語で学年1番をとりました。マネジメント創造学部を選んだのは、パンフレットと佐藤学部長の言葉がすごく良かったからです。『考えることが大切です。物はぶつかったら凹むのに、なぜ人の場合はぶつかったら膨れるのでしょうか。一つ一つ考えることを自分からして、育って行ってほしい。』という考えが私もすごく好きで共感したので受験しました。
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8.何か始めたいと思っている人たちに向けて一言メッセージを!
まずは自分ができることや自分のしたいことを手探りでもいいので探す。
漠然すぎるかもしれないけれど、例えば就職活動でもスーツ着て働きたくないと思うのなら、私はその感覚が大切だと思う。
バイトとかでもやったことのない職種についてみるとか。
何でもチャレンジして失敗したり成功したりして人間って学ぶものだし。
私は、習うより慣れろタイプなので。笑
行動してみると案外答えが出てきます。それと、なぜそういうふうに至るかを考えることが大事だと思います。
何においてもそう。
勉強でもそうだけど、いい成績をとるまでのプロセスが大切♪
その過程が濃いほど強くなれる気がするなー。
MMに入って私自身がそうだったから。
みんなも変われると思います。あと、素直になることが大事です。
素直だと吸収も早いし変わるのも早いです。あとは全部のことに感謝の気持ちを忘れないこと。
いつも、ありがとう。は欠かせません。
それだけで自分もまわりもhappyになれると思う。
ありささん、ありがとうございました! (写真=松下順子、文=堺達朗)
川畑ありさオフィシャルブログ『Save Arisa’s fashion』
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