美学生インタビューInterview
新しい環境で自分を成長させたい
ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。
私は昔から何か目標を決めて頑張りたい性格で、幼稚園から中学までは兄弟とともにチアリーディングに取り組んできました。チアは中学生の時に半月板を傷めて挫折してしまったのですが、大学生からはフラサークルやスタバでのアルバイトなど新しい環境に身を置いて自分を高めてきました。
今回、ミスキャンに挑戦したのは、今まで見たことのない景色を見てさらに自分自身を成長させたいという思いからです。
ファイナリストに選ばれた時の気持ちはどうでしたか?
え!!っていう感じでした。素直に嬉しかったです。
でも、活動が始まるまでは実感が湧かなくて、これからどんな感じの生活になるんだろう?っていうふわふわした気持ちでした。8月中旬にお披露目があって、周りの人から「おめでとう!」って言ってもらったり、SNSを投稿し始めてからやっとファイナリストなんだなっていう自覚が芽生えてきましたね。
はじめまして!
この度ミスキャンパス関西学院2020に選んでいただきました。
エントリーNo.2 社会学部3年の奥野莉瑛子(おくのりえこ)です🌿
関わってくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、自分らしく頑張ります!🌝🤍#見た目は大人頭脳は子どもりえベイビー#ミスキャンパス関西学院#MCKG2020 pic.twitter.com/O8Vt03peVN
— ミス関学No.2 奥野莉瑛子 (@mckg2020_No2) August 16, 2020
実際に活動が始まってどうですか?
お披露目の日に、過去にミスキャンパス関西学院に出場された先輩方にZoomで相談をする機会があって、片山さん、末井さん、飯山さんの3人からお話を聞いたんです。その時に「寝ても覚めてもファイナリストであることは変わらなくて、長期間気持ちを前向きに持って活動していくことが大事だよ。」というアドバイスを受けたんですよね。
その時はあまりピンと来なかったんですけど、活動が始まるとどんどん自分事に感じてきたというか、想像してた以上に大変だなって感じます。
特に大変なことは何ですか?
SNSですね。もともとSNSは好きな方だったんですけど、毎日投稿するのはやっぱり大変です。適当な写真は載せれないし、見てくれる人が楽しんでくれる内容をって考えると限られてくるので……。過去の旅行写真や、友達とカフェに行った時の写真、カメラマンさんに撮ってもらった写真、お気に入りのコスメとか色々と載せてるんですけど、表情やポーズとか同じになりがちです。
今年のミスキャンパス関西学院のテーマは「オンリーワンのドレスを着て」ですが、奥野さんにとってのオンリーワンは何でしょう?
ん〜難しいな……。私、“これが自分の個性”っていうのがあまりなくて……でも、素でいることは心がけています!「ミスキャンらしく」とか「清楚に」っていうのを意識してると自分がわからなくなくなってしまうので、定期的に友達とお茶したりして本来の自分を思い出すようにしていますね。
ファイナルイベントに向けての意気込みを聞かせてください。
10月から本格的にファイナルイベントに向けての練習に取り組んでいます。今年のイベントはツイキャスでの有料配信に決まりました。最後のステージでしか見れない私の一面を見てほしいので是非チケットを買って観ていただけると嬉しいです。
それとファイナルイベントといえばちょうどその日、兄のアメフトの大会の準決勝があるんですよ。家族でどっちの会場に応援に行くかって話になっていて、半々に分かれて来てもらおうかなと考えています。本当はみんな私の方に来てほしいんですけどね(笑)
怪我に泣き、コロナに泣き……でも、最後は素敵な思い出で終われるように
先ほど、昔チアリーディングをやっていたという話をしていましたね。始めたきっかけは何だったんですか?
実は私が所属していたチアリーディングチームはお父さんが立ち上げたものなんです!箕面自由学園のチアリーダー部「ゴールデンベアーズ」のパフォーマンスを見て感銘を受けて、自分たちの地元にもチームを作りたい!って思い立ったそうです。
私は5人兄弟なんですけど、兄以外の4人が父の誘いでチアを始めました。学校の友達とかにも声をかけて、多い時は小学生から中学生まで30人くらいが所属していましたね。
最初は小さいチームだったけどだんだんとイベントや大会に出るようになって、西日本大会で銀賞をいただいたこともあります!
銀賞をもらうくらいということは、かなりレベルが高かったんですね!
人を上に乗せたり、飛ばしたりするようなアクロバティックな技もやっていました。今はできるかわからないですけど、当時はバク転や宙返りもやっていましたね。
練習は楽しかったです。コーチは怖かったけど、毎週の練習が待ち遠しかったのを覚えています。怒られながらもみんなで新しい技ができるようになるのが嬉しくて、あの頃は本当にチアに夢中でした。
チアをやる中で苦労したことはありますか?
技術面ではなく精神面でつまずいたことはありました。
小学生の時にあるイベントでのパフォーマンスのキャプテンを務めたことがあったんですけど、直前に大会があって終わって気が抜けていたこともあってみんなミスを連発してしまって……。終わったあとにコーチに呼び出されて1時間くらい説教されて泣きました。
技は練習すればできるようになるけど気持ちの部分はそう簡単にはいかなくて、どうやったらみんなのモチベーションを上げられるのかを考えるのには苦労しましたね。それからは練習が終わったあとにコーチ抜きでミーティングをして、チームに対して思っていることをそれぞれ言ってもらって、みんなで同じ方向を向けるように工夫するようになりました。
チアはいつまでやっていたんですか?
本格的にやっていたのは中学3年までです。中学になってから学校でバスケ部に入ったんですけど、部活中に膝を怪我して半月板損傷で入院することになって……。
本当は高校もチアの強いところに進学しようと考えていたんですけど、今までのようにチアをできる状態になるには時間がかかるとお医者さんに言われて泣く泣く引退することに決めました。
それは辛いですね。
最初の頃はずっと泣いていて立ち直れずにいました。姉や友達がチアをやっている姿を見ては「ああ、私もやりたいなぁ……」って。それだけ私の中でチアというのが大きな存在だったんですよね。
でも、そんな私に立ち直る転機が訪れました。それは「留学」です。一番上の姉が留学してたことがきっかけで自分も1年間、ニュージーランドへ留学することに決めました。新しい環境、そして英検取得などの目標ができて忙しい毎日を送る中で徐々に前を向けるようになったんです。
しかも、ちょうど私が留学した年から留学先の高校にチアのチームができることになって!居ても立っても居られず、コーチに連絡して入部を志願しました。それで、膝はベストな状態ではなかったんですけど、向こうで少しだけチアをすることが叶ったんです!
良かったですね!
勇気を持って何か行動に移すことで自分を変えられるんだということを留学で学びました。それは今のミスキャンへの挑戦にも繋がっています。
大学からはフラダンスを始めたということですが、これは何故ですか?
大学でまたチアを本格的に再開しようかと迷ったりもしたんですけど、また怪我をしてしまったらという不安もあったし、大学生らしくアルバイトや旅行をする時間も確保したかったので部活に入るのはやめました。
でも、何か頑張りたいなとは思ったので、ハワイが好きだからという単純な理由でフラダンスサークルに入りました(笑)
今3回生ですが、サークルはもうすぐ引退ですか?
そうなんです。毎年、学園祭が引退前の最後のステージと決まっていて……。でも、今年は学園祭がオンライン開催になってしまったし、冒頭でお話したように最後の大会もコロナで中止になってしまったんです。
このまま引退は嫌だってことで話し合った結果、12月に講堂を借りて引退公演をやることになりました!ミスキャンのファイナルイベントが終わったらまたその公演に向けて練習が始まります。
最後は素敵な思い出として終われるように頑張りたいです。