美学生インタビューInterview
さまざまな分野を興味深く学べました
なぜ、現代マネジメント学部に進学を?
色々な知識を持って社会に出たいと思ったからです。椙山女学園大学の現代マネジメント学部は、経済・経営・歴史・政治・法律とさまざまなことが学べるので自分に合うと思いました。
実際に進学してみると面白く感じた分野が二つありました。
一つは法律です。特に「経済法」は知っていると得だなと思うところがあって面白く感じました。ゼミも経済法のゼミを選びました。
もう一つが経営戦略の分野です。授業では企業の実例をもとにそれぞれの企業の特色的な戦略を学べました。実例を用いた授業はわかりやすくとても興味深かったです。
例えば、名古屋コーチンで有名な「さんわグループ」さんは自社で生産、加工、販売まで全てをやっているんですよね。外部委託せずに一貫して自社でやることでコストが削減される。それを聞いたときにすごく良いなと思いました。授業で学んで良いと思った企業は好きになりました。
経済法のゼミではどのような勉強をしていますか?
私たちのゼミは、ゼミ生が自由にテーマを持ち込んで活動ができるところが魅力です。特に面白かったのは、3年生の時にやった「ビブリオバトル」です。
ビブリオバトルというのは参加者がそれぞれ本を持ちよってその本の紹介をし、誰はおすすめした本が一番読みたくなったかを投票で決める、京都大学から広まった書評対決です。
1位になった本は、東野圭吾さんの『白夜行』という小説だったんですけど、すごく面白かったのに加えて、結末がオープンエンドで、結末を巡ってディベートができて楽しかったです。
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他にもゼミではさまざまな話し合いをおこないました。昨年は裁判員裁判を勉強していたので、先生が事例を持ち込んで「どういう罪に値して、どういう判決を下すのか」というのをみんなで話し合ったりもしました。
法律って、人が決めて人が判決を下すので、どうしても立場によって印象が変わるんですよね。立場によって考えが変わるけど、みんなが納得するものが法律でなければならないという不思議な感覚が興味深いです。
これからも地元との関わりを持っていたい
2015年度に椙山女学園大学のミスコンで準グランプリを受賞したそうですね。なぜミスコンに挑戦しようと?
サークルなどに入っていなかったので、1年生の時は課外活動があまり充実していなくて。大学生は時間がたくさんあるのに、何もせずに過ごしていくのは勿体ないと思い始め、何ができるか考えました。大学生だからこそ参加できる学園祭、もしそれに関わるならミスコンに出場するのもいいかなと思ったのが挑戦のきっかけです。
実際に出場してみて、大勢の人の前で話をする楽しさと難しさを知りました。
こうした経験は自分の糧になると思い、次の年は「地元に携わることで何か貢献できたら」という思いから愛知県安城市の安城七夕親善大使にチャレンジしました。
わたしは七夕が大好きで、安城七夕まつりは小さい頃から毎年行っていたのでとても身近な存在でした。大使という参加すれば母や祖母も喜んでくれるだろうなと思ったんです。
活動を通じて得たものはありますか?
話し方や姿勢、言い回し、人とのふれあいなどたくさんのことを学びました。それらを生かしてしっかりとした人間に成長していきたいと思います。そして、これからも何らかの形で地元との関わりを持っていたいですね。