美学生インタビューInterview
高校生の頃は一人でコンビニにも行けませんでした(笑)
どんなきっかけでミスコンに出ようと思ったんですか?
将来就きたい職業の一つとしてアナウンサーを考えていて、私の先輩でミスコンに出場された方がアナウンサーになったこともあったので「出たら夢に近づけるかも」と思い、以前から興味はありました。ただ、自己推薦するほどの自信はなくて……。応募するつもりはなかったんですが、募集期間の最終日に友達が「出てみなよ!」と勧めてくれたんです。心の準備が出来ずに迷いましたが、思い切って応募しました。大学に入学してからたくさん新しいことに挑戦してきて、今年も何かにチャレンジしたかったので。
新しいことに挑戦するのが好きなんですね!
そうですね。実は私、高校生まで本当に内気な性格で行動力がなかったんです。すごく人見知りで、一人でコンビニにも行けなかったんですよ(笑)でも、大学生になって、「このまま何もしないのは勿体ないんじゃないか?」と思って、勇気を出して色々なことに挑戦するようになりました。 そして、取り組んでいくうちに「新しいことが出来るようになるのは楽しいんだな」ということに気づいたんです。それ以来、やりたいことに積極的に挑戦するようになって、今では将来やりたい仕事が多すぎて悩んでいます(笑)
これまでどんなことに挑戦したんですか?
一つ挙げるとすれば、1年生の1月から東京都豊島区の「ソメイヨシノ桜の観光大使」として豊島区発祥であるソメイヨシノのPRや伝統産業などの地域の魅力を発信する活動をしています。サークルの先輩が先代の観光大使をしていて、「あんなキラキラしたかっこいい女性になりたい」と思い勇気を出して挑戦してみたんです。それまでは「人前になんて絶対出たくない!」と思っていましたが、観光大使としてイベントに参加したり豊島区のローカルテレビに出演したり、いざやってみると楽しかったんですよね。
大学で所属している放送研究会のアナウンスの活動でも人前に立って話す経験を積み、人前に出ても緊張より楽しい気持ちが上回るようになりました。
すごいですね!人見知りも直ったんじゃないですか?
改善されましたが全くなくなったわけではないので、それこそミス立教のファイナリストのみんなと初めて会うときは輪に入れるか不安でした。でも、初日からすごく仲良くなって今ではみんなでプライベートでも遊びに行ったりもしてます。ミスコンに出たことでたくさんの人と関わることが出来ているので、これを機会にもっと人見知りを改善させたいですね。
また、将来アナウンサーになりたいとも考えているので、ミスコンを通して発信力を身につけたいです。だからTwitterの投稿内容は結構気を遣っています。限られた文字数で伝えたいことをどう要約すれば見てくれる方々に効果的に伝わるか毎回試行錯誤しているので、よかったら見てほしいです!
活字ではなく自分の言葉で伝えたい
将来の選択肢の一つとしてアナウンサーを考えているとのことですが、興味を持ったきっかけは?
高校3年生の時に学校の授業で発展途上国に関する問題について勉強したんです。そこで、それらの問題を解決するために自分が現地に行くことは簡単じゃないけれど、まずその現状を知ることが解決への第一歩なんじゃないかなと思ったんですね。だから、そういったことをより多くの人に知ってもらうために自分から発信できるような人間になりたいなと思って、メディア系のお仕事に興味が湧きました。記者や編集者など、発信する仕事はたくさんありますが、放送研究会の活動を通して「活字ではなく自分の言葉で伝えたい」と思ったことや、観光大使のお仕事でテレビに出させていただき楽しいと感じたことからアナウンサーを目指したいと思うようになったんです。
もしアナウンサーになれたら、どんなことがしたいですか?
情報番組とスポーツ番組をやりたいです。観光大使のお仕事で地域の情報発信をしている経験から情報番組に興味を持つようになりました。暮らしに関わるローカルな情報を扱って、地方の活性化につなげたいです。それと、私は大学ではコミュニティ福祉学部で福祉の勉強をしているので、スポーツ番組を通してパラリンピックに関わりたいと思っています。
日本は海外に比べてパラリンピックの普及率が低いですし、「障がい者は自分とは別」と思っている人が多いんです。日本でパラリンピックをもっとメジャーにして障がい者の方々が暮らしやすい世の中になるように、アナウンサーとして色々なことを伝えていけたらと思います。