美学生インタビューInterview
勉強も遊びも全力で!法学部での学び
同志社大学の法学部に進学した理由を教えてください。
将来に役立ち、尚且つ難しそうなことを学びたいと思ったからです。私には姉が二人いて、一番上の姉は医療系に進み、二番目の姉は金融関係の会社に勤めています。母に「お姉ちゃんはよくできてるんだから、あんたももう少し頑張りなさい」といつも比較されていたので、母に少しでも認めてもらえるように一番難しそうな学部を選んだんです。
実際に入学して学び始めたら、とても大変でした。
どのようなところが大変ですか?
特に難しいのが、六法全書に載っている言葉を理解することです。六法全書とは、憲法・民法・刑法・商法(会社法)・民事訴訟法・刑事訴訟を基本に、その他関連のある法律などを収録した書籍です。この六法全書に載っている言葉というのは、普段私たちが話言葉で使うものとはかけ離れていて意味が捉えにくいんです。
先生が講義中に実際に起こった事例などを挙げて説明したときに、やっと自分の中で理解できるという感じですね。
面白い授業はありますか?
ゼミの授業です。法律で判断することが難しい問題についてディベートするといった内容で、主に行政法や環境法に関連した出来事を主に扱っています。私の所属するゼミは法学部の中でも特にゼミ生の人数が多く、和気あいあいとしていてとても雰囲気が良いです。学部の友達も一気に増えて、とても充実した大学生活が送れているなと感じます。
去年(3回生)の夏にはゼミ合宿にも参加し、先生とゼミ生が泊まり込みで法律について勉強したり、自分たちがこれまでに得た知識を活かして討論したりしました。
“勉強するときは全力で勉強して遊ぶときはとことん遊ぶ”というスタイルをゼミの先生が取っているので、生徒もそれに従ってディベートも遊びも全力でやりきってとても楽しかったです!
体育会テニス部で主将をしています
サークル活動や部活動をしていますか?
同志社大学体育会テニス部に所属して主将を務めています。現在、女子部員は1回生から3回生まで各学年に2人ずつ計6人で部活動に取り組んでいます。昨年、先輩たちが残してくれた「リーグ1部」という結果を後輩たちにも繋げるように日々トレーニングに励んでいます。
テニスを始めたきっかけを教えてください。
小学生の時に姉たちが所属していたソフトテニス部を見学しに行ったことがきっかけです。私の通っていた小学校では「クラブ」と呼ばれる、一週間に一度陸上競技や手芸などの幅広い種類から自分の気に入った種目を行うという授業がありました。姉二人がソフトテニス部に所属しており、その部活のコーチを務めているのが私の母親だったんです。当時小学校1年生だった私は、いつもソフトテニス部の活動を見学して母や姉の帰りを待っていました。
ある日、母が「環名もちょっとやってみるか~」と言ってくれて、その日に初めてテニスラケットとボールに触りました。すると、姉妹の中で私が一番ボールを前に飛ばすことができてしまったんです。
のちに硬式テニスに転向するのですが、その時から母のスパルタテニス特訓が始まりました。土砂降りの中でさえも「あんたはテニスしなさい!」と言ってテニススクールに連れて行かれたこともありましたね(笑)
主将のやりがいはどんなことにありますか?
やりがいと言いますか、自分自身がすごく成長させていただいてるなと思います。同志社大学体育会テニス部では、練習メニューやトレーニングなどは主に選手が自分たち考えておこなっています。主将だからといって自分がしたいメニューを押し付けるのではなく、部員と意見を交わして練習方法などを決めるようにしているためコミュニケーションをとる機会が多いんです。
もともとの私は、自分が好きなタイプの人にはどんどん関わるけど苦手なタイプの人には必要以上に関わらないといったスタイルの人間でした。
でも、主将になったことがきっかけで「もっと部員がテニスをしやすい環境を自分から作らなければいけない」という責任感が芽生え、一人ひとりと向き合うようになりました。以前よりも“他人を知ろう”とする姿勢が持てるようになったと感じています。
オフの日はカフェ巡りに夢中
趣味はありますか?
おしゃれなカフェを自分で見つけて、そこに行くことがすごく好きです。主にTwitterのカフェ特集やキュレーションサイトの『京都市内のおすすめカフェ〇選!』というのを見たり、雑誌を購入して情報を手に入れています。この前、『CafeSnap』というカフェが探せる写真共有アプリをインストールしました。ユーザーが自分たちのお気に入りのカフェをアップしてどんどんカフェマップを作っていくというアプリなんですが、自分の位置情報から近くのカフェを検索できてとても重宝させてもらっています。
もちろんテレビなどで取り上げられている有名なカフェもチェックしますが、みんなが知らないようなカフェを見つけるのがすごく楽しいんです。部活がオフの日にはとりあえずどこかの駅で降りようということをざっくり決めて、何の前情報もなく付近を散策してお気に入りのカフェを開拓していますね。
アルバイトは何をしていますか?
カフェ店員をしています。カフェが大好きなので絶対にカフェで働きたいと思っていました。お昼間は部活動があってアルバイトができないため、早朝などの部活の合間を縫ってシフトを入れています。友達から「早朝のバイトって大変じゃない?」とよく言われるのですが、カフェの雰囲気が大好きで早起きするのも苦になりません。
実は私、昔はコーヒーも紅茶も飲むことができなかったんです。でも、毎日コーヒーの匂いを嗅いでいたりコーヒーや紅茶の知識が積み重なるにつれてコーヒーや紅茶を飲んでみたいと思うようになりました。今では大好きなドリンクの一つです。
森さんのおすすめのカフェを教えてください。
一番のおすすめは、神奈川県横浜にある「なんじゃもんじゃカフェ」です。このカフェはツリーハウスといって生きている木を土台にして建物を作っているので、木の上にカフェがあるんです。まるで『トム・ソーヤーの冒険』のような、絵本の世界に出てきそうな風景なんですよね。
お店に入るまでの道がアスレチックぽくなっていて、正直到着するのが大変です。簡単に着けないからこそ、森の中の秘密基地に辿りつけたという達成感とドキドキ感がたまらないんです。
店内も木がむき出しになっていたりしてまるで森のなかにいるような特別な空間を感じることができます。小さい頃のわくわく感を思い出させてくれる、とてもおすすめのスポットです。
あと、京都市内だと、地下鉄四条駅付近にある紅茶専門店の「ムレスナティーハウス」というカフェがおすすめです。
ドアを開けてお店に入った瞬間、紅茶の匂いがふわ~って香ってくるんですよね。内装も紅茶の缶がたくさん置いてあって、すごくおしゃれなんです。
紅茶もすごく美味しいんですが、私の一番のおすすめは、お店の看板メニューの「究極のホットケーキ」です。
このホットケーキは厚さが2~3センチくらいあって、生地が細かくてすごくしっとりしています。ふつうのホットケーキとは異なり紅茶のシロップをかけてるんですが、シロップとホットケーキがものすごくマッチしていて、思わず「幸せ~!」って叫んじゃいたくなりますね。