美学生インタビューInterview
感謝の気持ちを忘れずに
ミスコンに出場したきっかけは?
受験期に上智大学のミスコンに出場している方を見て、もともと行きたいと思っていた上智大学への気持ちがより高まりました。それ以来、ミスコンには憧れていましたが自分が出ようとは思っていませんでした。でも、そんな時にミスコンの運営団体の方に声をかけていただいて。応募締め切りぎりぎりまで迷っていたんですが、お母さんに「せっかくきっかけをいただいたのに後悔しても遅いよ」と言われ、ようやく決心がついて応募することにしました。ファイナリストとして活動していく中で大変なことはありますか?
SNSの更新が結構大変です。Twitterに載せるために自撮りをしなくてはいけなくて……(笑)物を撮影して加工して可愛くすることは何でもないのですが、自撮りをもともとあまりしないので、少し恥ずかしい気持ちになります。コメントしてくださったり応援してくださる人たちの存在は本当に有り難くて、返信も頑張りたいのですが、忙しいミスコンの活動をしながらだとすぐに出来ないのでそれも悩みです。逆に、活動中に楽しいと感じることはありますか?
普段経験できないことをやれることですね。有楽町で浴衣を着ての打ち水体験や、雑誌の撮影でヘアメイクをしていただいての撮影など、ミスコンに出ているからこそ経験できていることだと思います。また、ミスコンの候補者5人はみんな仲が良いので、どんな活動も楽しく取り組めています!活動するうえで何か心掛けていることはありますか?
自分らしさと、笑顔でいることを忘れないよう心掛けています。活動を通して「自分は自分だ」と思えるようになりました。以前は人からどう見られるのかを気にしていたのですが、自分が思っているよりも人は自分のことを気にしていないと気付いたんです。自分らしくやろう、と思いながら活動できるようになりました。落ち込んだり不安になると暗い顔になりがちですが、「笑顔が良いね」と友達が言ってくれたのでいつも笑顔でいることを意識しています。あと、周りへの感謝の気持ちも忘れないようにしたいです。1年生の時に授業が被っただけの子も会うと「ミスコン頑張って!」と声をかけてくれたり、いつも一緒にいる友達も毎日Web投票に協力してくれています。最初は私がミスコンに出てどんな顔されるのかなと思ったけれど、応援してくれるのは本当に嬉しいです。
11月3日の本戦イベントに向けて意気込みを聞かせてください。
今はリハーサルが多いのですが、歩き方など今まで意識していなかったところから教えていただきながら頑張っています。今までの活動は、候補者の子たちと楽しみながら出来たので、当日は来てくださった方と一緒にイベントを楽しみたいです。感謝の気持ちを伝えることが出来るように頑張ります!成長した姿を見ていただくのがすごく楽しみです!ドイツ語の魅力にどっぷり
上智大学の文学部ドイツ文学科ではどのような勉強をしていますか?
印象に残っているのは『白雪姫』についての勉強です。『白雪姫』はもともとドイツ文学なのですが、日本で語られているものやディズニーの白雪姫とは話や結末が少し違うんです。ドイツ語版も第一版から第七版まで全部少しずつ話が違って、女王の死に方や白雪姫の生き返り方など、比べてみるとすごく面白いです。白雪姫の容姿も私たちはディズニーのイメージが強いですが、初めは髪の毛も黄色という記述があったり、驚くこともありました。伝承文学ならではの決まりなども多くあって、とても興味深かったです!今年は、文章やオペラのセリフを読む授業もあります。文法に縛られないで内容を楽しむことが求められていると思います。ドイツ語を楽しみながら勉強することが何より一番大切ですね。
これまでの生活で、ドイツ語を使った経験はありますか?
今年の春休みに、ドイツとオーストリアに旅行に行きました!私がドイツ文学科に入ろうと思ったきっかけが「ケルン大聖堂」であったことを前回美学生図鑑に登場した時のインタビューでお話させていただいたのですが、実際に生で見ることができて本当に嬉しかったです。中にも入ることができて、上ることもできたんですよ。20分くらいかけて歩いていくのですが、今自分が上っていると思うと感動しました。でも、実際に上るとフェンスだらけであれ?と思ってしまったんですけど……(笑)中のステンドグラスは本当に綺麗でした。ノイシュバンシュタイン城にも行きました。1年生の時に「東武ワールドスクエア」という世界の有名建築物などのミニチュアがたくさんあるところに行ってノイシュバンシュタイン城のミニチュアと写真を撮ったので、実際に見てより大きいと感じました。ノイシュバンシュタイン城までは坂道をひたすら歩いていくのですが、その道を行くから余計に感動しました。
また、オーストリアでは、英語が通じない本当にドイツ語のみの地元のお店などにも行って自分たちのドイツ語力を試すこともできて、すごく良い経験になりました!
ドイツ文学科に興味のある中学・高校生にメッセージをお願いします。
ドイツ語というととっつきにくいと感じるかも知れないですが、英語と違って大抵がローマ字読みなので、日本人には取り組みやすい言語だと思います。ドイツ文学科にいるほとんどの学生が未経験で入学してきますが、1・2年生でしっかり文法を学び、大体のドイツ語が理解できるようになります。興味があったら是非ドイツ文学科へ!夢は今、探し中!
将来の夢はありますか?
最終的にお嫁さんになりたいと思っています。結婚したら、子どもも2人くらい欲しいなと考えています。仕事に関して言うと、大学生になってから人前で話すことが増えて、話すことの楽しさややりがいを感じたので、アナウンサーになりたいという気持ちが強まりました。でも、自分で道を狭めずに自分に向いていることを探しながら将来を考えていきたいです!美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
山本 貴一
美学生図鑑は人の“人生の転機”になれる場所。美学生図鑑を通じてモデルさんが新たなきっかけを掴めるように、スタッフが成長できるように、その後押しを頑張っていきます。
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