一度は落選したミスキャンに、二年越しの再挑戦
ミスキャンに応募したきっかけはなんですか?
1回生の時にミスキャンの実行委員をされている先輩に誘っていただいたことがきっかけです。剣道や茶道など日本の文化に触れることが好きで、「文化と美」をコンセプトに活動できるミスキャンパス立命館に惹かれて応募しました。しかし結果的にファイナリストになることはできませんでした。悔しい思いから、いつかもう一度挑戦すると心に決めていました。2年生になり、嬉しいことに再度先輩から声を掛けていただきました。しかし、心の準備ができていなかった私は臆病になってしまい、折角のお誘いを断ってしまいました。そして3回生になり、挑戦するか悩んでいただいた時に、同学部の先輩でミス立命館2014のファイナリストとして活動されていた松原加奈さんの存在を思い出しました。見る度に輝きを増す先輩の姿から刺激を受けて、自分のやりたかったことはミスキャンだと奥底にある思いに気付かされました。松原加奈さん本人からも声を掛けていただき、私の背中を押してくださったので、もう一度挑戦することを決断できました。
結果、ファイナリストに選ばれることができたわけですが、今振り返ってみて1回生の時と今の自分で成長したところはどこだと思いますか?
一番は、バックグラウンドが異なる様々な方と交流する大切さに気付けたことです。私は1回生の学生生活のサポートする「オリター」という活動や、所属する国際協力団体での活動を通して様々な人たちとお会いしました。その交流は自分の考えや行動にとって良い刺激なりましたし、一つ一つの活動を大切にしようとする気持ちが一層強まりました。この3年間で育まれた“何事にも強い気持ちで臨む姿勢”が私をファイナリストという舞台にいざなってくれたんだと思います。
これまでのファイナリストとしての活動の中で大変だったことはありますか?
ミスキャンの活動が始まってから自分と向き合う時間が増えたことで、ダメなところに敏感に気付くようになってしまったことです。あと、常に人から見られている意識を持つことが大変です。神経を張っているとどっと疲れてしまいます。でも、それらを意識せずにすることができれば、人前でも自信を持っていられると思います。だからこの疲れは成長するためには必要だと思うんです。
ファイナルイベントへ向けての意気込みを聞かせてください。
ミスキャンを通して家族や友人などに支えられていることを実感して、応援してくださる気持ちに応えられるように残りの活動を頑張りたいと思います。あと“私じゃなきゃ意味がないファイナリスト“になることが目標なので、自分の個性を生かして残りの活動も頑張ります!
関西あおぞらプロジェクト
大学生活の中で頑張っていることはありますか?
今は「関西あおぞらプロジェクト」という団体に所属して、国際協力活動に取り組んでいます。この団体の先輩がFacebookに掲載していたカンボジアでの国際協力活動の写真を見て、ここでなら真摯に国際協力活動ができると思ったので入りました。私はカンボジアなどの東南アジア地域の国々に行って、衛生面に関しての教育支援をしています。日本で行っている日常的な衛生的な措置は当たり前のように感じてしまいますが、向こうでは当たり前じゃないことが少なくありません。ですが、私たち日本の価値基準ではなく相手の国にとって本当に必要なことは何なのかを判断し、微力かもしれないですがサポートしていければと考えています。
国際協力に興味を持ったきっかけはなんですか?
きっかけは高校生の時にJICA(国際協力機構)の講演や青年海外協力隊の方などの講演を聞いたことでした。以前は途上国支援なんて遠い世界のことだと思っていましたが、講演を聞くうちに途上国の状況を他人事にしてはいけないと思うようになりました。そして、高3の時に卒業論文で国際協力に関して書こうと決めて研究している時に、国際人道法や国際NGOの文献を読んで、将来は国際協力系の仕事に就きたいという志が芽生えました。
温かい家庭を築ける人に
将来の夢はありますか?
社会人になってキャリアを積みながらも、温かい家庭を築けるような人になりたいと思います。今はファーストキャリアとして就きたい職業を探している最中ですが、長期的には国際NGOで国際協力活動をしたいと思います。あと、私の母のようにどれだけ忙しくとも家庭を大事にするような人になりたいです。