美学生インタビューInterview
夢=父の会社を継ぐ
慶應義塾大学SFCという道を選択されたのは何故ですか?
進学する大学を選ぶ際に、「父の会社を継ぐ」という将来の夢を実現するためにはどうすればいいかということを真剣に考えていました。経営者になりたかったので、経営を学べる学部に入ることはマストでした。しかし、父の会社が美容系だったこともあり、ただ経営を学ぶだけでなく、美容に関することやデザイン、そして経済や法律といった分野もあわせて勉強したいという思いがありました。なので、ある程度自分の時間を確保しつつ、経営を中心に様々な分野のことを学べる環境に身を置きたかったんです。その結果、慶應義塾大学SFCへの進学を決めました。実際に進学してみてどうですか?
充実した大学生活を送れているなと思っています。大学では、経営の授業をはじめ、その他でも自分の興味を持った分野の授業を積極的に履修したりしています。これは学びたい科目を自由に選択できるSFCだからこそできたことだなと思っています。また、学校と平行して専門学校にも通っています。そこでは着付けやメイクなど、主に美容全般に関することを学んでいます。2年の夏には、アメリカのハリウッド・ロサンゼルスへアメイク研修に行きました。結果、日本と海外の文化の違いはもとより、ヘアメイクにおけるスタイルの違いというものを実際に足を運ぶことで改めて実感し、物凄く勉強になりました。その他にも、サークルやバイト習い事など趣味の時間も大切にして有意義な学生生活を送れていると実感しています。夢に向けたビジョン
夢を叶えるためにどんな目標を立てていますか?
冒頭でも述べたように、私の将来の夢は父の会社を継ぎ、国際的に活躍できる人材になることです。その前に、在学中に海外研修をしたり、大学卒業後は就職をし、その後海外の大学院にてMBAをとり、日本に返ってきたいといったような数年ごとの夢に向けたビジョンを立てています。父の会社は伸び代がまだまだあると思うので自分がもっと大きい会社にしたいというのが私の考えです。全国展開だけでなく、日本の美容技術は世界的にみても非常にクゥオリティの高いものを持っているので海外展開も視野に入れていけたらと思います。例えば一年後のビジョンとしては、大学3年生なので「社会に出るための準備」に取りかかりたいと思っています。具体的には、留学やインターンに取り組みたいです。先ほどのアメリカ研修の話もそうですが、できるだけ多くの国に足を運んで、しっかりとその地の文化や現状を自分の目で確かめ、将来に生かしていきたいなと思っています。また、専門学校の方の国家試験が控えているので、それに絶対合格したいです。
5年後は、就職を経て実際に会社で働くことで社会人としての経験を積みたいと思っています。グローバルなフィールドで成果を出している企業や、深い歴史がある企業に興味があります。将来はグローバルな経営者になりたく、上記のような企業であれば会社の経営について将来に活かせることがより多く学べ、とてもいい経験になるのではないかと思っています。
10年後は、海外の大学院でMBAを取得後、父の会社を継ぐ頃かなと思います。会社をこうしていきたいというイメージやその方針など、しっかりと自分で考えられるようになっていられるように今からしっかりと準備をしていきたいです。
刺激の連鎖を作れる人になりたい
どうしてミスコンに挑戦することにしたんですか?
きっかけは、先輩や友人の薦めでした。しかし、その後の決め手となったのは、今年のミスコンのテーマである「本気の女性は美しい」に惹かれたからです。その言葉を見たとき、"夢や目標に向かって一生懸命な姿はキラキラ輝く"、そういう意味なのかなと私は感じました。それはまさに私の目指すところであり、なりたい女性像でした。このテーマに惹かれたことが今年のミスコンに挑戦することを決意した理由の一つです。このミスコンを通して、内面の美しさを追求すると共に真の美しい人間性を模索し、なりたい自分に近づけたらと思っています。また、先ほどから述べているように私には夢があります。そんな中で、私も頑張ることで誰かも頑張る、そんな刺激の連鎖を作れる人になりたいと思いました。今まで本当にたくさんの人に支えられてここまで成長してこれたように、これからは自分が頑張るだけではなくて、それが誰かのためにもなって誰かを支えているそんな存在になりたいです。やればできるということを、偉そうにではなく心から謙虚に、自ら体現することで伝えていけたらいいなと思っています。どうぞ宜しくお願いします。