美学生インタビューInterview
祖父からの言葉で抱いた夢へと邁進中!学生リポーターとしてミスコンを取材
大学生活で力を入れていることはありますか?
学生リポーターの活動です。「Scketto」という、アナウンサーやメディア業界への就職を目指す学生のための実践型プロジェクトをおこなう団体に所属し、ミスコンなどのイベント現場に出向き、取材活動をおこなっています。
私は尊敬している祖父からの言葉がきっかけで小学生の頃からアナウンサーになりたいと思っていて、その夢を叶えるために力をつけたいと考えていました。現在アナウンサーをやっている知り合いの方が以前所属していたこともあって、Sckettoに応募することを決めました。
お祖父様からはどのような言葉をかけられたのですか?
「結捺はいつも笑顔で場を和ませる力があるから、アナウンサーとかが向いているんじゃないか。」と。
私は何をやっても平均的な子だったので、それまでは将来の夢を聞かれても「得意なことも好きなことも無いからな……。」と言っていたのですが、祖父のおかげで夢を持つことができたんです。祖父は少し前に亡くなってしまったのですが、この夢を叶えたいと改めて思うようになりました。
ただ、私は目立つことはあまり得意ではなかったので、ミスコンに出場するような勇気はなくて……。でも、学生リポーターなら、輝く人を取材し、その魅力を伝えるという立ち位置になれる。それが自分にはしっくりきたので、挑戦してみようと思ったんです。
学生リポーターの活動で印象的だったことはありますか?
これまでに13回ほど取材をしたのですが、特にミス日本コンテストは印象的でした。地区大会から本選まで、4回に渡ってファイナリストの方々へ取材をおこないました。自分と同級生であるグランプリの方の努力や活躍を間近で知ることができ、改めて「こうした方々の魅力を発信するのは素敵な活動だな」と感じましたね。
また、ABEMAの『オオカミには騙されない』という番組の出演者の方にも取材したのですが、自分より年下の方の天真爛漫な姿を知れたのも楽しかったです。
色々な方に取材をするんですね!取材をする際に心がけていることはありますか?
会った瞬間から心をオープンにすることです。取材は基本的に初対面で、馴れる時間もなくすぐに始まるので、私自身も緊張するんですけどね(笑)まずは自分からしっかりと自己紹介をし、相手の話をよく聞いたり、相槌を打ったりすることを心がけています。少しオーバーなくらいにリアクションをする方が相手に安心感を与えられる気がします。
取材の良し悪しは取材者側の腕にかかっていると思うので、相手の魅力をしっかり引き出せるように意識しています。そのせいか、普段の友達との会話でも前のめりになって質問することが増えました(笑)
取材を通して自分自身に変化はありましたか?
以前は「主役は取材対象の方だから」と考えて、自分はできるだけ控えめにしようとしていました。でも、今はその気持ちは持ちつつも、自分も前に出て発信しようと、より能動的に動けるようになったと思います。
ミス日本の取材の際、自分から運営の方に「あの方に取材がしたいです。」とお願いしたら、「いつも来てくれているよね。ぜひ!」と言ってもらえたのが嬉しかったです。
理想とする方はいますか?
日本テレビアナウンサーの水卜麻美さんです。水卜さんの影響で、「相手が気持ちよく聞こえるように伝える」ということを心がけるようになりました。例えば、相手の話を聞いた後に「そうなんですね。」と言うのではなく、「教えてくれてありがとうございます。」と伝えたり、「それで大丈夫です。」と言うのではなく、「それが聞きたかったんです。」と伝えたり、できるだけポジティブな言葉に言い換えるようにしています。
今後の活動の意気込みを教えてください。
私は同世代のアナウンサー志望の方々のように表舞台に立つことはあまりしていませんが、その方々をリポートする立場として自信を持ってSckettoの活動に取り組んできました。人々に魅力的な方々の輝きや想いを届けたいという気持ちは負けないので、これからも自分の活動に誇りを持って頑張っていきたいです!
ビールの売り子に挑戦!大好きな野球に携わるための行動力はピカイチ
趣味はありますか?
野球が大好きです!ジャイアンツファンの家族に連れられて、小さい頃からよく東京ドームなどの球場に行っていました。家にはお店のようにラックにたくさんのグローブがかかっていて、そのグローブを使って時々キャッチボールもしています。兄弟や親戚もみんな野球をやっていて大好きなんです。
幼い頃から野球に親しんできたんですね。学生生活では野球に関わることはありましたか?
高校の頃、マネージャーを採らない部活だと知っていながら、入学早々、野球部の顧問の先生に「マネージャーになりたい」と直談判しに行きました(笑)
当時は周りにもすごく驚かれましたし、今、自分で振り返ってみても勇気がある行動だなと思います。結局、受け入れてもらえなかったのですが、別の方法で野球に携わりたいと思い、結果的に応援部に所属しました。
野球への愛が溢れる行動ですね。応援部ではどのような活動をしていましたか?
サッカーやラグビーなどさまざまなスポーツの試合でチアダンスを踊っていました。3年生の時にやっと野球応援の担当になれた時は嬉しかったですね。
早稲田大学附属の部活だったので、早稲田の応援歌も歌えます。西武ライオンズの2軍の開幕戦のオープニングで、球場の芝でパフォーマンスしたことも印象的でした!
大学に入ってからはどうですか?
今シーズンから、東京ドームでビールの売り子のアルバイトを始めることになりました!以前から東京ドームで働くことが夢だったので、他の球場の売り子には応募せず、ここだけに絞って受けたんです。憧れの場所なので居れるだけで嬉しいのですが、東京ドームへの愛と笑顔で、売上にも貢献できるように頑張りたいです。
1人で弾丸旅行にも!今後は世界遺産検定にも挑戦したい
他に今、ハマっていることはありますか?
世界遺産巡りをすることです。きっかけは、家族旅行の時に訪れた場所について自分が知っている知識を話した際に、家族から褒められたことでした。そのことが嬉しくて、もっと知識を深めたら自分の強みになるかもしれないと思ったんです。
家族で沖縄旅行によく行くので沖縄の自然も好きですし、修学旅行で訪れた京都の清水寺も想像以上に荘厳な雰囲気で印象に残っています。1日休みがあったら前日に飛行機を予約して、1人で遠くに行くこともあるんですよ!
最近行ってよかった場所を教えてください。
昨年末に1人で訪れた鹿児島の桜島です。飛行機からも桜島が見えて印象的だったのですが、実際に行ってみると地面が溶岩になっていて、島ごと火山の遺跡になっているんです。平日だったのでそこに向かうまでのフェリーもほぼ貸切状態でゆっくりできましたし、天気も良くて自然も綺麗でした。
ゆったりと自然に触れるとリフレッシュできそうですね。今後行ってみたい所はありますか?
マチュピチュに行きたいと考えています。世界遺産検定1級を持ち、世界遺産に関するテレビ番組もやっている俳優の鈴木亮平さんがお気に入りの場所としてマチュピチュを挙げていたんです。鈴木亮平さんが、「マチュピチュは行く度に姿が変わる」とおっしゃっていたので、私も人生で1回ではなく、何度か行けたらいいなと思っています。
最後に、今後挑戦してみたいことを教えてください。
いつか世界遺産検定を取りたいです。私は自然や歴史を学ぶことも、実際に足を運ぶことも両方好きなんですよね。世界遺産は持っている知識と実際の景色が合致するだけでなく、感動を超えた素晴らしさを体験できるところが魅力的だなと思います。世界遺産検定のテキストは見ているだけで旅行気分を味わえるくらい面白いので、日頃から読み進めていきたいです。
また、白神山地の森林を守るボランティアや、神社のお祭りのボランティアなど、世界遺産に関するボランティアにも参加してみたいです!