美学生インタビューInterview
大好きな歌を人前で歌いたい!大学生活最後の挑戦
ミスキャンパス立命館に応募した理由を教えてください。
理由は2つあります。一つは、一生の友達と呼べるような仲間との繋がりを築きたかったからです。大学生活の半分がコロナ禍だったこともあってなかなかコミュニティを作ることができずにいたので、ミスキャンに出ることで学内外問わず交友の幅を広げることができればと思いました。
もう一つは、「人前で歌を歌いたい」という目標を学生の間に叶えたいと思ったからです。ミスキャンのファイナルイベントで特技披露のコーナーがあることを知って、その夢を実現する良いチャンスだと思ったんです。
歌が好きなんですね!
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歌手になりたいって考えていたこともあるくらい、小さい頃から歌が大好きなんです!
実はステイホーム期間中、YouTubeに歌の動画を投稿しようと思って10万円くらいかけて録音機材や部屋の防音設備まで揃えたこともありました。でも、いざ録ってみると雑音ばかりで……。とても公開できるクオリティじゃないと思って、諦めて全部メルカリで売ってしまったんです(笑)
それはもったいないですね!
不完全燃焼のままだったので、ミスキャンは良い機会でした。
社会人が近づくにつれて挑戦をする人が周りに少なくなってきている中で、「一歩踏み出せばどんな小さな夢でも叶えることができるんだ」ってことをミスキャンを通してみんなに伝えることができればと思います。
活動が始まって数か月経ちますが、出場する前と後でミスキャンに対するイメージの変化はありますか?
キラキラして見える人ほど裏ですごい努力をしているんだなって感じました。SNSで1つ投稿するだけでもどんな写真や文章にしようって考えないといけないし、ライブ配信もただニコニコ笑顔を振りまいているだけじゃなくて、喋る内容とか企画とか色々と考えているんだろうなって。自分がやる立場になって、見えない努力の大きさを実感します。
特に大変だと感じることは何ですか?
SNSの投稿が苦手です。本当は毎日投稿できたらいいんですけど、私、完璧主義な性格なので、1枚の写真を決めるだけでも1時間くらいかかるんですよ。文章やハッシュタグを考えるのにも時間がかかってしまって、結果的に他のファイナリストと比べて投稿頻度が低いのが現状です。
考えすぎてしまう性格なんですね。
そんな性格が祟って、ミスキャンが始まってからの数か月間、何度も体調を崩してしまいました。勉強にしても何にしても常に1位を狙ってきた人生だったので、ミスキャンでもグランプリを目指したいと最初は意気込んでいたんです。でも、思ったように数字が伸びなくて……たくさん落ち込んでたくさん泣きました。
周りの人、特に同じファイナリストのみんなに支えてもらって、今はマイペースに頑張ることができています。やっぱりファイナリスト同士だからこそわかるしんどさってあるんですよね。順調に頑張っているように見える子でも、話を聞いたら意外と悩みを抱えているということもあります。
ファイナリストはライバルではあるけど、私は良い先輩でありたいと思うんです。学年も一番上なので、悩んでいるファイナリストがいたら相談役として寄り添いたいです。
ファイナルイベントで歌う曲はもう決まっているんですか?
大好きなAdoさんのメドレーを歌う予定です。私、歌真似をするのが好きなんですよ。宇多田ヒカルさんとかSuperflyさんとか、特徴のあるアーティストが好きでよく真似をしていました。
ファイナルイベントではAdoさんになりきってパワフルな歌声を観客の皆さんにお届けできたらと思います。こんなに小さい(身長147cm)のにこんな大きな声が出せるんだ!っていうギャップを感じてもらえたら嬉しいです。
成績は全教科オール5!完璧主義な自分との上手な向き合い方
玉川さんは勉強の成績が優秀だと伺いました。
真面目なのが取り柄で、高校時代は3年間、全教科の成績がオール5でした!大学では学部内での成績が上位5%の学生が対象となる西園寺記念奨学金を3年連続で取得しています。
すごい……!どうやったらそんな良い成績を出せるんですか?
自分ではすごいことをしてるつもりはないんです。授業をちゃんと聞いて、レポートを出して、試験で良い点を取る。当たり前のことをやってるだけなんですよね。
ただ、地頭が良い方ではないので、どう努力したら成績を伸ばせるかというのは人一倍考えたと思います。特に試験用のノート作りには力を入れて、何が出来て何が出来なかったかをまとめて対策をしていましたね。そのうち、「この問題はこのノートの何ページ目のこの場所に書いてる」っていうのを記憶できる能力を身につけることができるようになりました。
感服します。勉強を頑張る原動力は何だったんでしょうか?
お母さんとお父さんから「すごいね!よく頑張ったね!」と褒めてもらえるのが嬉しかったんです。
それと、やっぱり「完璧主義」な性格なんですよね。テストの点が悪いと嫌だし、ずっと1位でいなきゃいけない、落ちたら恥ずかしいって気持ちがありました。
完璧すぎると、しんどくないですか?
正直、しんどかったです。ミスキャンに出場してからそういった自分の性格と改めて向き合って、今は自分で自分のことを認めて気楽に生きられるように、行動を変えていっています。
自分が潰れてしまったら誰かに勇気を与えることもできないし、ファンの皆さんにも心配かけちゃうじゃないですか。だから、SNSの投稿やコメント返しも自分がやりたいと思うタイミングで、自分の出来るペースでやるようにしています。もしかしたらサボっているように見えるかも知れないですけど、自分のキャパを少しずつ広げている最中なんです。
キラキラとしたミスコンファイナリスト像を演じるのではなく、一女子大生としての悩みや人間らしさも出していく。そして、そんな自分のことを応援してくれるファンの方を大切にしていきたいです。