美学生インタビューInterview
私と同じ境遇の人を元気づけたい
ミス青山コンテスト2023に出場した理由を教えてください。
理由は2つあって、一つは人を元気にしたいからです。
実は高校生の頃、学校でいじめを受け家に引きこもっていた時期があって、その時にSNSで面白い動画や可愛い女の子を見てすごく元気を貰えたんです。服やメイクに興味を持ったのもそれがきっかけでした。あの時の私のように頑張る気力が湧かない人ってたくさんいると思うので、そういう人たちが少しでも前向きになれるようなSNSやライブ配信をミスコンを通して出来たらと思いました。
実際に、誰かが笑ってくれたらいいなと思って自分が転んだ動画をインスタグラムに載せたりもしています(笑)
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もう一つは自分の夢を明確にしたいからです。アナウンサーを目指して高校生の時に芸能事務所に入ったのですが、レッスンやオーディションを重ねるうちに、いつもと違う自分、知らない世界に飛び込む感じが楽しくて、女優やタレントの道もいいなって思うようになったんです。それで将来やりたいことがあやふやになってしまって……。もう大学2年生で社会に出る日も近いですし、ミスコン期間中にたくさん経験を積んで自分の夢をはっきりさせたいと思いました。
なぜ、アナウンサーを目指し始めたんですか?
小学生の頃から気象関係のことに興味があって、テレビで見たお天気お姉さんに憧れるようになりました。今でも発達した積乱雲を見るとつい写真を撮っちゃうくらい、昔から雲を見るのが好きなんです。中学生の頃からは気象のこと以外にもスポーツとかマルチに発信できるアナウンサーという職業を意識し始めるようになりました。
ファイナリストに決まった時はどんな心境でしたか?
一番は「嬉しい!」という気持ちでした。でも、本当に私でいいのかな?と不安な気持ちも大きかったですね。ミス青山は可愛くて綺麗で手の届かない存在というイメージがあったので、なんだか恐れ多かったです。
自分がファイナリストに選ばれた理由は何だと思いますか?
素の自分が伝わったからじゃないかなと思います。面接では、質問されて答えて、すぐに次の質問という風にかなり淡々としていたんですよね。これまで受けたどのオーディションよりも空気が重かったくらいで(笑)
特技披露では「この場を盛り上げたい!」という気持ちで、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の『パート・オブ・ユア・ワールド』を歌いました。歌の中に「どこを歩くんだっけ?」「道」と掛け合う歌詞があるので、その「道」の部分を運営の人たちに歌ってもらったんです!ほぼ初対面な上、面接という大事な場面でコール&レスポンスを求めました(笑)それで度胸があるって思われたのかもしれないです!普段も歌ったり踊ったりすることが好きなので、そういう素の自分が認められたのが嬉しいです。
実は、ファイナルイベントでも歌を披露しようと思っています。私のTikTokに『パート・オブ・ユア・ワールド』を歌った動画があるので、ぜひ見てほしいです。
@aoyama_miss2_2023 #歌ってみた #歌うま #輝く未来#おすすめ ♬ オリジナル楽曲 – そよ🦙
実際に活動が始まってどうですか?
ファイナリスト、運営メンバー、ファンの皆さんなど、今まで関わることのなかった人と接するのが楽しいです!話す中で人それぞれの考え方や価値観に触れて、自分の世界を広げることができました。
あとは、思っていた以上に忙しいですね。ミスコン活動に加えてサロンモデルや事務所のレッスンもあるので、いつも時間が足りなくて……一日30時間くらい欲しいです(笑)
ミスコンに出場してから変化はありましたか?
全部のことが180度変わったように思います!家にこもってばかりだったのが、毎日外出するようになったり、人とたくさん接するようになったり……前よりもアクティブで明るい性格になりました。
ミスコンが終わったあとも今みたいな生活を続けたいですね。引きこもりの時期で一生分思い悩むことができたので、これからは前向きにチャレンジしていきたいです!いつかバンジージャンプや、スキューバダイビングをやってみたいです(笑)
本選に向けて意気込みをお願いします!
私がSNSで元気をもらったように、ファンの皆さんにも元気を届けられるように最後まで頑張ります!ミスコンの活動はあと1か月ほどですが、それ以降も応援してもらえると嬉しいです。これからもよろしくお願いします!
小さい頃から和に親しんできました
これまでの人生で力を入れてきたことはありますか?
「特定の一つに熱中した!」「これは絶対に自信がある!」っていう経験はないんです。ただ、小さい頃から茶道、華道、ピアノ、クラシックバレエなどたくさんの習い事を広くやってきました。
すごくたくさんの経験をしてきたんですね!
小学生の頃は習い事以外にも中学受験のために塾に通っていたので、遊ぶ暇もないくらい本当に忙しかったです。ミスコン活動も忙しいですが、あの頃の自分を思うと心に余裕ができます(笑)
特に茶道と華道は3歳くらいで始めて、今でも息抜きによくやっています。一緒に住んでいる祖母が茶道と華道の指導者をしているので、家に茶室があったり花がたくさんあるのが昔から当たり前だったんです。
茶道は道具を置く位置や手の動かし方など細かいところまで動作が決まっているのですが、小さい頃からやっていたので気づいたら身についていました。でも、それは周りから言われるがままにやっていた感じで、それは中途半端だなって中学生の時に思ったんです。「せっかく身近に環境があるから、ちゃんと学ぼう」と決めて、自分で本を買って勉強するようになりました。
手順が決まっている茶道に対して、華道は自由な部分が多いと思います。基本としてやることはありますが、それ以外は自分の感覚で花を生けるので、正解が決まっていないんです。正解がないって難しいように見えますが、私はむしろ気楽にできると思っています。茶道と華道は、やっている様子をミスコンの宣材写真にするくらい自分の大切な部分だと思っています。
日本文化が身近にあったんですね。
ずっと祖父母も一緒に住んでいたので、考え方や生活も昔っぽいところがありますね。上下関係をしっかりするようにと言われて育ったので、仲のいい先輩に「敬語じゃなくていいよ。」って言われてもずっと敬語で話しちゃいます(笑)茶道と華道以外にもそろばんと暗算を習っていましたし、やっぱりそういうのが好きなんだと思います。
他にも絵を描くのも好きですし、ファイナリストになってからSNSで発信できることがたくさんあることに助かっています。これからも私の色々な面を発信していきたいので、よろしくお願いします!