美学生インタビューInterview
“繋がり”を大切に スターバックスコーヒーでの貴重な経験
今、何か熱中していることはありますか?
スターバックスコーヒーでのアルバイトです。
大学2年生の時に、何となく「学校の近くでカフェのアルバイトをしたいな〜」と思ってアルバイトを探していたところ、たまたまスターバックスの求人情報を見かけたのがきっかけで始めました。
今は就職活動があるのであまり勤務できていないのですが、最も多い時で5連勤したことがあります!
アルバイトはあまり気乗りしない、という人もいると思います。chiakiさんはどうしてこの仕事に熱中できるんでしょう?
やっぱり、やりがいを感じるからですね。接客をしていて、お客様が喜んでくれていたり、逆に残念に思われてしまっていたりすることもすぐ伝わるんです。
例えば、コーヒーを注文したお客様が店内利用であれば、時間帯や天気等を加味しつつ、その日のコーヒーに合うお食事物やお菓子を提案します。それに加え、コーヒーの特徴をお伝えするととても喜んでもらえます。
期待以上の接客ができた時はすごく嬉しくてモチベーションが上がりますし、上手く接客ができなかったときは「次はもっとこうしよう。」と具体的な改善案を考えるよう心掛けています。
以前、コロナの影響で2か月間スターバックスが休業していたことがあるのですが、営業再開後にお客様から「休業要請が出てからスタバが利用できなくなって、よりスタバの存在の大きさを感じたよ。」という言葉や、パートナー(スターバックスの店員)の感染リスクを気遣う言葉をかけてもらったんです。その時はすごく感動しましたし、やりがいを強く感じました。
これまでのアルバイトの経験の中で印象に残っていることはありますか?
バイト中のエピソードではないのですが、本社の方に声をかけてもらってWebCMに出演させていただいたことがあります。
このCMは、パートナーがカップにメッセージを書いて、スターバックスの、コロナ禍においても変わることのない、“お客様に寄り添う気持ち”や、感染防止のためにデリバリーサービス等の非接触対応になってしまっても変わることのない“お客様とパートナーの繋がり”を表現しています。
CM内でカップに書き込んでいる言葉は、会社が勝手に決めたものではなく、それぞれのパートナーが自分自身で考えたものなんです。
撮影前に本社へ行って、「お客様の気持ちに寄り添う」というこのCMのコンセプトを聞く機会があったのですが、担当の社員さんの“お客様との繋がり”を大切にする想いの強さに感銘を受けましたし、改めてスターバックスの企業理念に共鳴しました。
スターバックスの仕事は忙しいし、覚えることが多くて激務だと聞いたことがありますが、大変に感じたことはありますか?
私は一度も大変だと思ったことはないですし、自分に向いていると思います。
私は、“自分で決めたことは必ず自分の中での正解にたどり着くように生きたい”と考えています。このアルバイトを始めたこともそうですが、過去には戻れないので、後から、「あの時、あの選択をして良かった!」と思えるように努めています。
スターバックスでの仕事は常に勉強だと思っています。パートナーとして働く中で、「あのお客様にはもっとこういう説明をしたら良かったな」とか、「この時間にこれをしたらもっとお店が効率的に回せるんじゃないか」など毎日思うことはたくさんあります。
なので、現状に満足せず、パートナー全員でより良いお店づくりに励んでいます。より良いお店づくりには、パートナー一人ひとりの成長が不可欠なので、私も成長し続けたいと思っています!
努力したからこそ掴み取った関東大会
「自分で決めたことは必ず自分の中での正解にたどり着くように努力する」とおっしゃっていましたが、その姿勢で何かに取り組んだ経験はありますか?
小学4年生から11年間硬式テニスをやっていたんですけど、中途半端に辞めるのではなくずっと続けたことは正しい選択だったと思います!
実は、もともとは硬式テニスとは別のスポーツがやりたかったんですけど、親の勧めもあり、硬式テニスを始めたんです。やると決めたからには「硬式テニスを選んで良かった」と思えるように全力で取り組みましたね。もともとスポーツが大好きなので、やり始めたら楽しくて仕方がなかったです!
大会に出場したこともあるんですか?
実は、高校2年生で自分が部長を務めていた時に、関東大会の団体戦にダブルスで出場しました!
すごいですね!関東大会のレベルに達するには相当な努力が必要だったと思います。途中で挫折することはなかったんですか?
辛かった経験はあります。
私が通っていた中学校には硬式テニス部はなくて軟式テニス部だけだったので、もともと通っていた硬式テニスのクラブチームと並行して軟式テニス部に所属していたんですけど、硬式テニスと軟式テニスでは力加減やラケットの持ち方、打球感がかなり異なり、全く違うスポーツと言っても過言ではないので、両方をやるって結構体への負担が大きくて、無理があるんですよ。
案の定、肘を壊してしまって……。約3ヶ月は練習を休止しなければならず、大好きなテニスが思うようにできなかったので辛かったです。
それでもやっぱり、テニスをやると決めたからにはそこで諦めずにテニスと向き合い続けました。辛い経験を乗り越えて努力したからこそ、テニスをやって良かったと思えるのではないかな、と思います。
高校2年生の時に部長を務めていたとおっしゃっていました。その経験を経て得たものはありますか?
周りの人の意見を傾聴し、心情を察する力がつきました。
例えば、後輩が先輩に意見を言うのって、勇気がいることだと思うんです。そこで部長である私が、発言しやすい雰囲気を作ったり、意見を引き出したりすることで、チームがよりまとまるし、大会の結果にも直結すると考えたので、常にメンバーの意見に耳を傾け、想いを察するように心掛けていました。
この力は、部活動においてだけでなく、アルバイトなど、私生活のどの場面でも生きていると思います。ありがたいことに、私は周りの方々に恵まれていて、常に自分の意見を言え、鑑みていただける環境にいたので、私もそういった環境を作れる存在でいたいと強く思います。