美学生インタビューInterview
“自由に生きる” 内定を蹴ってベンチャーに
以前、美学生図鑑に登場してもらったのはミスキャンパス立命館2018特集の時でしたね。その後、何か身の回りに変化はありましたか?
一番大きな出来事はインターンを始めたことですね。京都にあるインフルエンサー向けの撮影スタジオの運営をしてる企業なんですけど、自分で映像を撮影して編集して動画を作ったり、広告モデルをやったり、色々と活動の幅が広がりました。
かなり積極的に活動してますね。そこでインターンするきっかけは何だったんですか?
ウチの会社が『女子ペディア』っていう全国の女の子のスナップ写真を載せるサイトを運営してて、同じ大学の女の子からの紹介でそこに載せてもらったんですよ。その流れでインターンの誘いを受けました。
久木田さんは今4回生ですけど、卒業後はどうするんですか?
今インターンでお世話になってる会社に就職することにしたんです。実は別のIT系の会社から内定をもらってたんですけど、そこへ行ってもどうせ2、3年で辞めるやろなと思ってたんで。
ということは内定を蹴ってインターン先の会社に?
一般の会社でこれがやりたいっていうのがなかったんですよ。だからどこ入っても、あぁ~ちゃうな~って思って辞めるやろうなと思ってて。
私はもともと芸能系とかに興味があったので自分も表に出て活動しながら裏方としても働ける環境を探していて、今の会社なら自分のやりたいことができるんじゃないかなって思ったんです。夢に向かって頑張る女の子たちを支えたり、私自身が表舞台に立ったり。
ウチの会社、去年の夏に立ち上がったばかりのドベンチャーなんですよ。まだ人数も本当に少なくて。だから企業の歯車になるだけというより自分でその装置全体を作っていくようなお仕事ができるので、その方が絶対に面白いし、自由に生きられるかなって思ったんです。
仕事としては実際にどんなことをやるんですか?
私は「クリエイター」っていう肩書きなのでさっき言ったように動画制作やインフルエンサースタジオの運営、それからイベントのMCや営業、もう何でもやりますね。
動画はどんなものを作ってるんですか?
ターゲットが女子中高生なんでその世代の子に向けたメイク動画だったり、京都ならではの観光スポットの紹介、今から大学生になる子たちのために大学に入ったらこんな感じだよって教える動画とか。そんな感じです。
可愛くなるための近道は“どれだけ自分に似合うものを追求できるか”
何が一番楽しいですか?
なんだろうな~。自分で自分の映像編集するのは面白いなって思います。あとはイベントのMCもすごい楽しいです。
私、昔からめっちゃ目立ちたがり屋だったんですよ。小学校では放送部に入ったり、中学高校ではクラス委員をやったり。
どうして目立ちたいんですか?
え~、どうしてでしょうね。認められたいんじゃないですか、他の人に。承認欲求が強いんやと思います。見てもらいたい、認められたい。
私、たぶん自分で自分を認めるっていうのが苦手なので、他人からの評価に依存してるところはあると思います。何て言ったらいいんでしょうね。他人からの評価を得る方が自分の自己肯定感が上がるなって感じです。
今の会社と巡り会えて良かったですね。
そうですよね。まだ正式に社会人になったわけじゃないんで全然わからないですけど、そのまま前の内定先に行ってたら、ずっと悶々として生きてたんやろうなって思います。
これから力をいれてやっていきたいことはありますか?
ウチの会社って小さい分、他より一人ひとりの働きが大きいので、やりたいことはやらせてもらえる環境なんです。新しいことをどんどんやってく会社で、自分からも積極的に新しいアイデアを生み出していきたいなって思ってますね。
それと、自己ブランディングはちゃんとやっていきたいなって感じです。
自己ブランディングですか。今後こういう人になりたいというのはありますか?
ミスキャンパス立命館に出場してた頃はインスタグラムとかTwitterとか、結構男性に見てもらうことが多かったんですけど、私はどちらかと言うと同年代の女性から評価を受けられる人になりたいと思ってるんです。
やっぱり女の人が女の人を見る目の方が厳しいので、女性から認められるなら、それは本当に良い評価なんやなって思えるんです。
確かにファッションに対する感度一つとっても女性の方が上のような気がします。
今、韓国がすごく流行ってるじゃないですか。ファッションとか結構みんなマネしてるし。でも、ああいう流行りもんってただ取り入れるだけじゃ似合わん人もたくさんいるし、そもそも似合うのがごく一部のものもある。だから、流行に囚われ過ぎてるんじゃないの君たちって思うんですよ。
女の子が可愛くなるための近道って“どれだけ自分に似合うものを追求できるか”やと思ってて。だから、多くの女の子たちに“自分に似合うものを見つけるためのヒント”を発信できる人になりたいなって思います。
どうやったらなれますかね?そういう人に。
常にアンテナを立てて、まずは自分に似合うものを追求する。その中で見つけた小さな発見や新しい知識だったりを一つひとつわかりやすく発信していく。コツコツと地道にやることが一番なんじゃないかなって思いますね。
初めてのお部屋撮影♡布団のシーンは恥ずかしかったです!
今回は『冬のお部屋美女特集』ですが、このような室内での撮影、経験ありますか?
ミスキャンの時に写真スタジオが協賛してくれててそこでの撮影はあるんですけど、こういうお家を借りてとかはないです。だからすごく面白かったですね。外だと寝転んだりできないじゃないですか。
どのシーンが一番楽しかったですか?
布団のところですかね。包まったりとかが家ならではな感じで撮れたんじゃないかなって。
恥ずかしかったですけどね!でも、楽しくやらせてもらいました。
ちなみに普段はインドア派ですか、アウトドア派ですか?
インドア派です。家では一生、YouTube見てます。
何を見るんですか?
お笑いとか、YouTuberの動画も見ます。ホントにアッと言う間に時間が過ぎるんですよね、Youtube見てると。だからグータラしております(笑)
部屋のこだわりのポイントってあったりしますか? 家具とかインテリアとか。
家具を全部白に統一してるところですかね。家の中は真っ白です。
何で白にしたんですか?
1回生の時に鹿児島から大阪に引っ越してきて一人暮らしを始めたんですけど、当時は“夢カワ”な感じが好きだったんですよ。白とかパステルカラーと白とか。そういうすっごい可愛い感じのが好みやって。
でも、今はちょっと趣味が変わってきて。年齢も重ねてきたのでちょっと大人っぽいシックな感じの空間も好みになってきましたね。落ち着いた色。木目調の家具だとか、ちょっと暗めの色とか。カーペットなんかはグレーっぽい色にしてます。