美学生インタビューInterview
“世界”を目指すチャンスが与えられた
昨年、ミス・インターナショナル日本大会に出場されたそうですね!きっかけを教えてください。
以前、札幌の学生ファッションショーのモデルをさせてもらったことがあったのですが、その時の講師の先生が2010年度ミス・インターナショナル日本代表の金ヶ江悦子さんだったんです。品があるのにお高くとまってなくて、「#熱血悦子組」っていうハッシュタグがあるくらい情熱的な方で。その先生の人柄に惹かれて「私もミス・インターナショナルに出てみたい!」と思ったのがきっかけでした。
ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
駄目元で応募したのでまさか選ばれるとは思っていなくて最初は不安でした。もともとメイクなどにも興味がなくてこういうコンテストに挑戦するのも初めてだったんです。本番までに約2ヶ月間、毎週末東京でセミナーがあるのですが、初めてセミナーで他のファイナリストと顔を合わせた時はみんな本当に大人っぽくて、「来る所、間違えたかな」って感じてしまいました。
でも、“世界”を目指すことって人生の中でそうそうないじゃないですか?そのチャンスが与えられただけですごいなぁって思うし、努力して自分を磨こうって思いました。
印象に残っているセミナーはありますか?
メイク、フェイシャルマッサージ、スピーチ、メンタルトレーニング等、さまざまなセミナーがありましたが、一番大変だったのはウォーキングですね。ドレス、水着、着物、全部歩き方が違うんですよ。16cmのヒールを履いて歩かなくてはいけないので体幹がしっかりしてないとぶれてしまうんです。セミナーは1回3時間、それ以外に自主練もやるので多いときは一日6時間歩いたこともありました。
大会に向けて日頃から努力したことはありますか?
ダイエットをしなくてはいけないので、食生活には気を遣いました。甘いものは食べない、炭水化物もとらない、水は毎日2リットル以上飲む。ルーティンチェック表っていうのがあって、これをやる!っていう項目を自分で決めて毎日チェックしていました。結果、大会までに3キロ体重を落とすことができました!
大会本番はどうでしたか?
私、もともと人前に出るのが苦手で「あがり症」で、しかも、エントリーNo.1。案の定、緊張してしまってスピーチでは声が震えてしまい、水着審査では歩きだすタイミングを間違えるハプニングが……。歩き始めてから「あ、間違ってしまった!」って気付いて、焦りを表情に出さないように耐えるのに必死でした。
結果は、特別賞受賞でした。
はい、「ビューティースキン賞」という特別賞をいただくことができました。肌にはあまり自信がなかったのでまさかの受賞で嬉しかったです。後日、ご縁あって大手メーカーの化粧水のプロモーションビデオに出演させていただくこともできました!
ただ、トップ8に残れなかったのが悔しくて……。自分なりに精一杯頑張ったつもりだったのですが、応援してくれた周りの人たちにも良い結果を見せられなくて申し訳なく感じました。
それで、ミス・インターナショナルが終わってすぐに「MISS NADESHIKO NIPPON(ミスなでしこ日本)」という別の大会にエントリーしたんです。すぐに行動しないと悔しい気持ちが薄れてしまうなと思って。
その大会では北海道代表として出場し、今度はトップ8に残ることができました!段階を踏んで少しずつ結果が良くなってきてる手応えを感じます。
今は、4月14日に開催されるミス・ワールド・ジャパン2019北海道大会のファイナリストに選ばれていて、食制限や筋トレ、ウォーキングの練習に励んでいるところです。
ミス・ワールド・ジャパン北海道大会に向けての意気込みを聞かせてください。
狙うは1位です!場数を踏んできた分、ステージでの気持ちは負けないと思います。自信がないとベストなパフォーマンスを発揮できないと思うので、自信をなくさないように本番に向けて気持ちを高めていきたいです。