美学生インタビューInterview
ブランクを乗り越えて……高校の顧問に恩返しをしたい
園田学園女子大学に進学したきっかけを教えてください。
尊敬している高校のバレーボール部の顧問からの勧めです。
部を全国大会にも導かれた指導力に定評のある先生で、自分にもとても目をかけてくれていました。例えば私が怪我をしたら深夜にも関わらず病院まで連れて行ってもらったりと、恩もたくさん感じていて。
高校を卒業してからも連絡を取り合っていて、とにかく生徒一人一人を見てくれる方なんですよね。
そんな顧問から、「卒業後すぐに実業団に進むのではなく、大学でしっかりと身体作りをした方が良い」とアドバイスをいただいたんです。
また、恩師の先輩が園田学園女子大学のバレーボール部で顧問を務めていたこともあり、環境としても最適だったのでこの大学への進学を決めました。
大学ではどのようなことを学んでいますか?
主に体育の指導法について学んでいます。学生たちが先生役と生徒役に分かれて授業をおこなったりもしますね。
例えば、バレーボールだと技能を高めることはもちろんですが、“生徒が楽しくバレーに取り組むことができているか”というところまで指導案を作り込みます。
将来、実業団入りを考えるほどバレーに打ち込んできたということですが、大学ではどんな活躍を?
実は、1回生の頃に足の怪我をして……3回生の冬ごろまでリハビリの日々だったんです。
今はそこから復帰して「これから頑張るぞ!」というところです。
そうだったんですね。リハビリ中は具体的にはどういったことをしていたんですか?
ボールには触らず、とにかくひたすら筋トレをしていました。こんなにトレーニングしたことは今までにないってくらい。
つらい怪我でしたがおかげで身体を鍛えることができたので、その成果をプレーに表したいですね。
復帰した時はどんな気持ちでしたか?
走れた時の感動がすごかったです!だだ、復帰したてはブランク明けで思うようなプレーが出来ず、苦痛の方が大きかったですね。
試合で自分の思うように身体をコントロールし、動かせるようになって初めて楽しくなってくると思います。
とにかく「バレーをする」と決めて大学に入ったので、送り出してくれた高校の顧問のためにも結果を残せるよう頑張りたいです!
オフ日にはサロンモデル
バレーボール以外に何か取り組んでいることはありますか?
部活のオフ日にちょこちょことサロンモデルをさせてもらっています。2回生の時にたまたまInstagramで美容師さんに声をかけていただいたことがきっかけです。
お父さんには「サロンモデルする暇があるならトレーニングしろ」って言われてるんですけど(笑)でも、こういうのやりたい気持ちって女の子なら誰にでもあると思うんですよ!なので、これも良い機会だと思って取り組んでいます。
サロンモデルでの思い出は何かありますか?
あるサロンの撮影会で、関西でも有名なサロンモデルの方とご一緒させていただいて並んで写真を撮ったんですよ。
ほら、サロンモデルされてる方って基本的にガリガリの方が多いじゃないですか?私みたいに普段ウエイトトレーニングとかしてるとどうしても肩がゴツくなってくるので、並ぶとなんだかアンバランスで(笑)
思い出というか、笑い話ですね(笑)