美学生インタビューInterview
ドラマを見て日本語を勉強しました
まずは自己紹介をお願いします。
「ろ・うぇん」です。台湾出身で、2015年の9月に日本にやって来ました。日本語別科で日本語を勉強したあと、今は慶應義塾大学の大学院に通っています。
どうして日本にやって来たんですか?
日本語をもっと勉強したいなと思ったんです。台湾で日本のドラマを見ていて、ひらがなの発音が可愛くて惹かれました。好きな言葉は、「なるほど」「ええやん」。関西弁が特に可愛くて好きです。
しばらく台湾で日本語の勉強をしていたんですけど、学び足りないなと思って来日しました。
(取材をしていると)とても日本語が上手に聞こえますが、習得するのにはかなり苦労したのでは?
日本語別科では、月曜から土曜まで毎日朝9時から夜6時まで勉強していました。
文法も違うし、中国語には敬語もないのですごく難しかったです。発音もなかなかナチュラルにできなくて……。
よく日本のドラマを見ながら勉強をしていましたね。最初は字幕を見ないようにして、2回目は字幕を見て確認、そしてまた字幕を見ずに見るという風に繰り返しながら覚えていました。
現在、慶應義塾大学の大学院ではどんな勉強をしているんですか?
コミュニケーションに関するゼミに所属していて、私は英語コミュニケーション・英語教育について研究しています。
卒業論文を作成するために、自分で英語教材を作って学生たちに学習してもらうといった試みもやっているんですよ。
どんな教材なんですか?
このような漫画風の教材です。小さい頃から絵を描くのが好きで、このキャラクターも自分で描きました。
参加学生には空欄に入る言葉を自分で考えてもらって、そのセリフを録音して送ってもらい、私がフィードバックをおこないました。結構好評でしたよ!毎日楽しく英語を勉強したり話せる環境があるといいですよね。
日本と台湾の撮影会はちょっと違う!
趣味はありますか?
写真を撮ってもらうのが好きで、去年から日本で撮影会モデルを始めました。サロンモデルも時々やっています。
自撮りが下手なので、人にとってもらうと良い写真で感動するんですよね。鏡に写ってるままのありのままの自分を撮ってもらえて嬉しいです。
台湾にいた頃にもそういった活動をしていたんですか?
撮影会モデルはやっていました。日本で撮影会モデルを始めて、台湾の撮影会との雰囲気の違いに驚きました。
どういう違いがあるんですか?
日本では写真を撮影することよりも、モデルと会話することを楽しむカメラマンさんが多いんです。台湾は8割撮影・2割会話くらいなんですけど、日本だと6割撮影・4割会話で(笑)
でも、話すことも好きなので楽しいですよ!
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
山本 貴一
美学生図鑑は人の“人生の転機”になれる場所。美学生図鑑を通じてモデルさんが新たなきっかけを掴めるように、スタッフが成長できるように、その後押しを頑張っていきます。
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