美学生インタビューInterview
ミスコンに出てポジティブになれました
東京医科歯科大学のミスコンテスト「御茶ノ水祭ミスコンテスト2017」準グランプリ受賞おめでとうございます!出場のきっかけは?
運営の方に声をかけていただいたのもきっかけの一つですが、ミスコンに出ることで自分の世界を広げたいと思ったからです。今まで大学の狭いコミュニティで生活していたし、家と大学とバイト先の行き来しかしていなかったので、色々な人と関わったり、学生生活の中で「これを頑張ったぞ!」と胸張って言えるようなことがしたいと思っていました。
人前に出ることが苦手だったので初めは出場することをためらったのですが、友達の後押しもあって挑戦を決めました。
ミスコンの活動はどうでしたか?
楽しかったです!自分に自信が無かったのでTwitterに自分の写真をアップすることに抵抗がありましたが、やっていくうちに躊躇なくできるようになりました。フォロワーさんたちが応援のメッセージをくれるのも嬉しかったです。また、SNS上だけでなく、大学でもあまり話したことがなかった人とミスコンきっかけで仲良くなれたりしました。今まで知り合いが少なかったこともあってか、「意外と人って冷たくないんだな」「私の周りは温かい人ばっかりだな」と実感しましたね(笑)
それに、もともとは一人で悩むことが多くて自分の殻に閉じこもりがちだったんですが、思い切ってミスコンに出ることで色々な人に自分をアピールする勇気を持てました。悩みを原動力に変えることが出来るようになったんです。
精神面で成長したんですね。
そうですね。「自己否定することが少なくなったよね」ってバイト先の方に言われました(笑)「自己評価が低い」ってずっと言われていて。自分ではそんなつもりはなかったんですけど、今思うと「周りが自分のことをどう見ているか」を気にしすぎていたのかも知れません。ミスコンに出てから校内を歩いていて視線を感じることが多くて、そういうことに慣れて気にならなくなったおかげですかね。
考え方もポジティブになったし、自分を解放して色々なことに挑戦したいという意欲が湧くようになりました。
“虫歯になる前に予防する”という考えを日本でも浸透させたい
大学ではどんな勉強をしていますか?
口腔保健学科で歯科衛生士になるための勉強をしています。どうしてその学科に?
高校の時、ギリギリまで進路が決まっていなかったんです。海外と関わる仕事がしたかったので英語の勉強をしようと思ったこともありました。たくさん悩みましたが、最終的に歯の勉強がしたいと思ってこの学科に入りました。私、歯が好きなんですよ。形とか可愛くないですか?(笑)LINEで歯のスタンプとかも買っちゃいます。もちろん医療系にもともと興味があったんですけどね!
実際に勉強してみてどうですか?
今までは歯の知識というとネットに出回っている一般的な情報しか知らなかったですが、きちんとした“医療”の話を聴けるようになったので楽しいです。ただ、授業が多いので楽しさよりも大変さが勝りつつありますね。
将来の目標を聞かせてください!
今の日本では「虫歯になってから治す」っていう認識が一般的だし、そのための歯科治療が多いんですが、海外では「虫歯になる前に予防しよう」っていう考えが一般的なんです。だから、どのような形でかはまだわかりませんが、そういう考えを日本でも浸透させていきたいです。それと、そういう進んでいる歯科衛生士業界の勉強を海外で学びたいと思っています。
そのために英語も頑張りたいし、今大学で勉強していることをしっかり身に付けたいですね!