美学生インタビューInterview
日常的に英語に触れる環境を求めて
京都外国語大学に進学した理由を教えてください。
日常的に英語に触れる環境を作りたかったからです。もともと英語が好きで留学経験などもあったんです。英語を“好き”で終わらせず“学問”として身につけたいと思い、京都外国語大学を選びました。そもそも英語を好きになったきっかけは?
中学3年生の時の担任の先生のおかげです。当時、私は英語が嫌いだったんですよ。でも、たまたま英語の担当教師が担任の先生になり、その先生が人間的にとても良い人で英語を好きになれたんですよね。英語を学ぶことの楽しさを知ったというよりかは、その先生だからこそ授業が身に入り、好きになったという感じです。
留学はどこへ?
アメリカのシアトルです。中学生の時に1ヶ月間の短期留学で行きました。8月に行ったのですが、寒暖差がすごかったことを覚えています。朝は服に霜がつくくらい寒いのに、昼間になると半袖じゃないと暑いほどでした。
ただ、中学生だったのでホームシックになったこともあり、結構辛い留学になりました(笑)もう今は精神的にも大人になったので、大学を卒業してから長期的に留学に行きたいと考えています。
エンドロールに衝撃を受け翻訳家を志すように
趣味はありますか?
映画の翻訳です!私、ディズニーが大好きで、英語音声・日本語字幕でディズニー映画をよく観るんですよ。でも、聞こえてくる英語と読んでいる日本語字幕の意味がなぜか合わなくて。そこから、聞こえてくる英語を自分なりに解釈して翻訳したものをノートにまとめるようになりました。
『インサイド・ヘッド』という映画がディズニー映画の中でも一番好きなんですけど、翻訳目的で何十回も観ていたら鑑賞時間が合計1000時間を超えて(笑)やったことはないんですけど、多分暗唱できるんじゃないかと思います(笑)
すごいですね!毎日やっているんですか?
いえ、暇な時にしかやっていないです!持論なのですが、“好きなことも習慣化してしまうと嫌いになる”と考えていて。義務感が出ないように自分が翻訳したいと思った時にやってています。翻訳を仕事にしたいとは思いますか?
はい、翻訳家という仕事に憧れを抱いています!特に翻訳家に興味を持ったのは『美女と野獣』のエンドロールを見た時です。内容に感動して号泣しながらエンドロールを見ていたら、ディズニーの生みの親である「ウォルト・ディズニー」の下に翻訳家の名前が来ていたんですよ。
それが衝撃的で。だって、普通、「ウォルト・ディズニー」を差し置いてエンドロールの最後に登場できると思いますか?!その瞬間から、翻訳家に強烈な憧れを抱くようになりました。
まだまだ自分の翻訳力はお仕事としては食べていけるレベルではないと思っているので、これからも日々英語を勉強し精進していきたいです。