美学生インタビューInterview
楽しさがわかるまでとことん演技に取り組みたい
芸能活動を始めたきっかけを教えてください。
去年の春、通っていたギタースクールのライブに出演して、歌を歌ったんです。
そこに偶然ビクターエンタテインメントの方がいらっしゃって「歌ももちろんやっていくけど、女優もやってみないか」と声をかけていただきました。
本当は歌をメインでやりたかったんですけど、演技にも興味があったので挑戦してみようと思い、所属を決めました。
昔から歌が好きだったんですか?
幼稚園の時から好きで、歌うこと以外全く考えていませんでした。「将来は歌で生きていく」ってその頃から心に決めていたんです。
歌うことは話すことよりも自分の気持ちを相手に伝えやすいと思いませんか?メロディーに乗せると自分の代わりに歌が気持ちを表現してくれるような気がします。だから歌が好きなのかもしれません。
今は演技を中心にオーディションを受けていますが、歌も勉強していますし、ギターも練習中です。
自分で曲を作ったり歌詞を書いたりして事務所の方にアドバイスを頂くこともあります!
芸能活動を始める前後で心境の変化はありますか?
最初は「初めてだから上手くいかなくても当たり前」って思っていたんです。
でも、ここ最近は「そんな弱気じゃ駄目だ!」と思って、自分からガツガツいかなきゃいけないなと感じています。
オーディションで演技をすると「もっと明るく!」ってよく言われるんですよ。でも、私は「自分はこういうキャラじゃない、何か違うな」と思ってしまって、いつも知らない間に自分にブレーキをかけてしまうんです。
そんなこともあって、私の今の課題は「いかに自分の殻を破れるか」だと思っています。オリジナリティは持ちつつも、先方が求めるイメージに合わせた演技ができるように自分なりに頑張っています!
そのおかげか、事務所の方に「最近明るくなったね」って言われるようになりました(笑)
もう一つの変化としては、演技の方に力を入れていきたいと思うようになったことです。以前は演技より歌だったんですけど、逆になったんですよ。
今はまだ正直、演技の楽しさがよくわかっていなくて、それが悔しくて……。負けず嫌いなので、このまま面白くないからって諦めたくないんです。
だから、楽しさがわかるまでとことんやりたい、中途半端で終わらせたくない。演技を自分が満足いくまでやってから歌に取り組んでいきたいと思います。
今後の目標はありますか?
大学を卒業するまでに「佐久間みなみってこういう人なんだよ」って皆さんに知ってもらうことです。
だから、今はオーディションを受けたりして地道に頑張って、お仕事がもらえるようになりたいです!
それと、韓国が好きで韓国語の勉強を頑張っているので、韓国のテレビ番組に出演するのも目標の一つでもあります!
「毎晩次の日のために話題を10個くらい考えていました」
上智大学の国際教養学部に進学したのはなぜですか?
高校に推薦枠があったというのも決め手ですが、一番の理由は英語が大好きだからです!
母の仕事の都合で中学1年生から高校2年生の夏までアメリカで生活していたこともあり自然と英語が好きになりました。
アメリカでの暮らしはどうでしたか?
アメリカに行くと決まった時は嫌で嫌で、「みんなと一緒に日本の中学に行きたい!」ってずーっと言っていました。
英語を習った経験がないままアメリカの現地校に通っていたので、日本人はいないし、英語はわからないしで本当につらすぎて最初の1年は正直記憶がないんですよ。今思うと自分でもよく生きてたなって思います(笑)
どうやって慣れていったんですか?
最初の1年はひたすら友達の会話を聞いていました。2年目からやっとちょっとした相槌が打てるようになって、「こういう時にこの言葉を使う」っていうのがわかるようになってきたんです。
友達が日本に興味を持ってくれて、「日本ってどういう所なの?」って話しかけてくれた時は嬉しかったですね。片言でしか話せなかったですが、毎晩次の日のために話題を10個くらい考えて友達との会話が途切れたらそれを言えるように頑張りました!
会話を自ら進んですることで英語に慣れることができたし、あの時のおかげで日本にいた時よりも積極的に話しかけられるようになったと思います。
アメリカでの一番の思い出はなんですか?
中学・高校ともコーラス団に入っていて、発表会に出たり、アメフトの試合の前に校歌を歌ったりしてました。その活動の中でソロパートをもらえたことが思い出ですね!
英語にまだ自信がなかった時でしたが、先生が私のことを頑張っているからって選んでくれました。すごく嬉しかったです!
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
山本 貴一
美学生図鑑は人の“人生の転機”になれる場所。美学生図鑑を通じてモデルさんが新たなきっかけを掴めるように、スタッフが成長できるように、その後押しを頑張っていきます。
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