“部員数一人”の危機を乗り越えて
九州共立大学に進学した理由を教えてください。
ちょうど進学先を決める頃に「九州共立大学にチアリーディング部が新たに作られる」という話を聞いたんです。私は高校時代からチアリーディング部で活動していて一から部活動を作り上げていくことに興味があったので、この大学に進学して立ち上げに携わりたいと考えました。
そもそも高校でチアリーディング部に入ったきっかけは?
友達と軽い気持ちで部活動見学に行ったら、人を持ち上げてる姿に感動して。私もやりたい!って思ったんですよね。でも、傍から見ていると笑顔で楽しそうにやっているように見えるけど、実際に入部してみると思うように動けなかったり上手く上がらなかったりして大変でした。高校時代に満足のいく結果が残せなかったので、新しくまた大会を目指したいと思ったのも大学でチアを続けようと思った理由の一つですね。
実際、部活の立ち上げは上手くいきましたか?
簡単ではありませんでした。まず、部員の数が集まらなかったんです。そして、なんとか5人ほど集まり簡単な技などができるようになったら、今度は「勉強との両立が厳しい」といった理由で部員が私以外全員辞めて、一人になってしまった時がありました……。
それは大変でしたね。
一緒に始めた子たちも辞めたので最初は落ち込みました。でも、他大学のチアリーディング部の子たちが「頑張ってたらいいことあるよ」って励ましてくれたりして。部員を増やすために奔走しました。毎年、入学式の後に新入生にチラシを配っているのですが、今年はSNSで「こんなの配られた」と発信したくなる様な女子受けの良い物を配ろうと思い、チラシを絵本のように作って飴と一緒に配りました!その甲斐もあって3人の新入生が入ってくれました!
それは良かったですね!今後の部活での目標を聞かせてください。
とにかく部員数を増やしていくことが直近の目標です。4年生の私が残りの大学生活で出来ることはそれだと思っています。そして、ゆくゆくは九州のチアリーディングを盛り上げていけるチームになってほしいです!九州はまだまだチアリーディングの競技人口も少ないので、一人でも多くの人にチアの楽しさを知ってもらいたいですね。