ミスキャンで自分自身を成長させたい
ミスキャンパス神戸にエントリーしたきっかけを教えてください。
知人に推薦されたことがきっかけです。これまで自分から動くことがあまりなく、「大学生活でこれを頑張った!」と言えることがなかったので、今しか出来ないことだと思い挑戦しました。また、人前に出るのが苦手なのでミスキャンに出ることでそれを克服したいという思いもありました。
ファイナリストに選ばれた時の心境を教えてください。
「ここから始まるんだ」と覚悟をしましたが、不安が本当にたくさんありました。
具体的にどのような不安があったんですか?
そもそも人前に出る事への苦手意識を克服したいという気持ちでエントリーしましたが、やはり選ばれてからも「中傷を受けるのではないか」という不安がありました。ファイナリストとしてTwitterなどで自分自身を発信していくことに関しても、「誰も私の日常に興味ないのではないか」とネガティブに考えていました。
また、私は今年、神戸大学七夕祭の「浴衣美人コンテスト」にスタッフとして携わっていて、そのコンテストにはミスキャンパス神戸のファイナリストでもある中鳥ありささんや住田さくらさんもいたんです。彼女たちのようなキラキラしている人たちと自分が並ぶことができるのか……不安は尽きませんでしたね。
ファイナリストとしての活動で印象に残っているものはありますか?
初めてファイナリスト5人集まって撮影をした時です。衣装を借りて、元々お世話になっていた美容院でヘアメイクをしていただいて撮影しました。その時にみんなでワイワイ撮影することが出来て、仲が良いと実感しました。ふざけすぎて撮影が前に進まないという場面もありましたが(笑)とても楽しかったです。
活動中、辛いと感じることはありますか?
他のファイナリストに会う度に魅力的に見えて、同じ土俵に立てるのだろうかという気持ちが強くなりとても悩みました。この悩みは解決できたわけではありませんが、とことん考えて、考えることに飽きたのでふっ切れることが出来ました。また、私はミスキャンに出ることで今後芸能活動などをしていきたいとは考えておらず、完全にミスキャンと将来を切り離して考えているので、他の子に比べてミスコンに出る動機が弱いのではないかと考えたこともありました。しかし、このことでミスキャンでの経験を将来に繋げるためにしっかり成長しようと決意を新たにすることが出来ました。そのためにも、ファイナリストとして、自分が何をどのように決断したのかということはしっかり覚えておくことを意識しています。
ミスキャンパス神戸の活動を通して自分自身に変化はありましたか?
ファイナリスト同士がもっとバチバチしていたりして精神的にきついものなのかと思っていましたが実際はとても仲が良いし、SNSの更新も自分自身を発信することの繰り返しでもあるので、自分の中で色々悩むことはあっても生活は良い意味で案外何も変わらないです。先程も話したように私はミスコンと将来を切り離して考えているし、出場することができたこと自体が光栄なことなので、これ以上ガツガツする理由もないし、ファイナリストとしての活動を楽しもうという気持ちでいます。
ミスキャンイベント当日に向けた意気込みをどうぞ!
当日は、ファイナリストとして立つ2回目の舞台になるので、1回目の舞台であるお披露目の時よりも成長した姿を見せられたらと思います!私自身、去年観客としてミスキャンパス神戸を見ていて、ファイナリストの方がお披露目の時と変わっていると感じたので、私を見た人にもそう思ってもらえると嬉しいです。
実学を学べる面白さ
なぜ、神戸大学経営学部に進学したのですか?
物流を実践的に学べると思ったのでこの学部を選びました。というのも、祖父母が犬を飼っているので昔から自然と犬が好きで、今は考えていないのですが、将来保健所にいる犬を犬カフェなどに派遣して殺処分をゼロにする会社を設立したいと考えていたからです。
今、大学では金融やマーケティングなど色んなことを学んでいます。所属しているゼミでは「野菜×IT」というテーマで昔の人の知恵を新しいもので確立していくということをこれから研究していきます。具体的には、今までは農家の人が熟練の技で勘に頼ってやっていたものを、ITで形式化していくなどです。実際に野菜とITを融合させている会社に訪問調査させていただいたりもします。このように実学を学べるところが経営学部の面白さだと思います。
ミスキャンや勉強以外に今、力を入れていることはありますか?
入学してからずっと続けている家庭教師のアルバイトです。今は5、6人の生徒を受け持っています。最初からこんなにたくさん受け持っているのではなくて、気付いたらどんどん増えてました(笑)根本的にどこが弱いのか、どういうところでミスしがちなのかということを一人一人ちゃんと分析して把握することを意識しているので、質問をされた時に「どこがわからない?」という聞き方ではなく、“どこまでどう考えて、どこからわからないのか”ということを聞き出すようにしています。これがとても難しいです。家庭教師のアルバイトは全責任が自分にあるので、成績が悪くなったらまた原因を洗い出したり、成績が良くなったらやって良かったと思えたりと、生徒と一緒に頑張れることにやりがいを感じます。