2016.08.09

宮城 玉田優花子 @東北大学

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リボン

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美学生インタビューInterview

フランス文学の息遣いに魅せられて

大学院ではどのような研究をしていますか?

フランス文学の文体と内容の関連性について研究しています。作品それぞれの内容自体に加え、それに対する考察を主張する際には、裏付けとして文体に関する知見が必要になってくるんです。内容と文体の両方を知ることで、より味わいを持ってフランス文学を楽しむことができます。卒業論文ではフランスの詩人ヴェルレーヌの処女詩集について書きました。

もともとフランス文学に興味があったんですか?

入学当初の私は、英語一辺倒で、フランス文学を専攻するという選択は頭の中に全くありませんでした。というのも、当時は高校時代の一番の得意科目であった英語に対する学びを深める以外の選択肢を考えられなかったんですよね。当時、英語に没頭していたのは“紙の辞書を引いて知らなかった単語の意味を知っていく”という過程がたまらなく楽しかったから。そして何よりも、ひらがなや漢字といった日本古来の言語文化に対し、アルファベットは異質であり、魅力的に感じたのです。そんな理由から学部時代の初期は英文学研究室に所属していました。文学作品『赤毛のアン』の主人公アンのように、英文科で主席になって表彰される位の学生になることが密かな目標だったんです。

英文学へ関心を寄せていた玉田さんが、フランス文学に気持ちを移した決め手はどこにありましたか?

大学2年生の頃、フランス文学研究室が主催する読書会に参加したことが私にとって一つのターニングポイントでした。
実は大学に入ってからしばらくして、大好きだったはずの英語や英文学からは次第に距離を置くようになっていたんです。英語圏の国へ留学することに対するイメージが湧かなかったのもありますが、何よりも英文学研究室に所属しているという現状に満足してしまったのが一番の理由でした。英文学研究室は東北大学文学部の中でも倍率が高く、人気の研究室です。私はその難関を突破した事実に満足してしまったのか、以前のように熱心に英語や英文学へ向き合うことができなくなってしまいました。今振り返ってみると、私が好きだったのは「辞書を引きながら、英語で書かれた文章を読むこと」であり、具体的な英米文学作品ではなかったんです。辞書を引くという行為や文学作品を読むということは、文学作品を理解する手段でしかないということに気付きませんでした。
そんな風に夢と現実とのギャップに悩んでいた時にフランス文学に触れる機会を得たこと、これが私にとって大きなきっかけになりました。

大学3年の秋から大学4年の夏にかけて一年間、フランスのリヨンへ留学されていたそうですね。留学に踏み切った理由は?

大学2年生の終わりから大学3年生にかけて、旅行や短期留学のために様々な国へと足を運ぶ友人が周りに多かったことがきっかけでした。「留学は英語圏に行くものだ」という固定概念にとらわれていた私にとって、英語圏以外の国に行くという選択肢は新鮮でした。それから「フランスへ留学する」という選択肢が、急速に現実味を帯びるようになったんです。

表現活動のやりがいは「取り組んだ仕事が広く発信されること」

学校での研究以外に力を入れている活動はありますか?

大学4年の夏、フランスから帰国して間もない頃から「東北女子学生コミュニティepi(エピ)」という学生団体に所属しています。企業さんと化粧品などの企画開発や、年に数回定期的に開催しているepi主催ファッションショーへの出演、フリーペーパー『Bealthy(ベルシー)』でのエッセイ執筆など活動内容は多岐に渡ります。特に私は「書くこと」と「発信すること」が好きなので、記事執筆に力を入れています。企業さんから声をかけていただき、Webライターのお仕事もいただくようになりました。

幅広く活動しているんですね!ライターのお仕事をしているとのことですが、具体的にはどのような記事を書いているんですか?

現在は、株式会社リクルートライフスタイルさんが運営するキュレーションサイト『Gathery』でライターのお仕事をさせていただいております。このサイトでは、美容やファッションに関するまとめ記事作成を行っています。
他にも、愛書家のための小間物ブランド『霧とリボン』さんとのコラボレーション企画に参加したりもしました。ポール・ヴェルレーヌの詩『小夜鳴き鳥』の世界観を表現したハーブティーが販売されているのですが、そこで私は翻訳担当として商品作りに携わりました。普段の学生生活では出会えないような人と一緒に何かを創り上げる喜びを感じたり、作品を通じて読者の方と交流することでたくさんの充実感を享受しています。


interview_tamada_yukakako


創作に向き合う上で、玉田さんにとって原動力となっているものはありますか?

様々な活動を通じて“表現する楽しさ”に目覚めた私ですが、大学入学以前はどこかで本音の部分を心の奥底に押し込めていた部分がありました。「自分の考えていることを思う存分表現していきたい!」という気持ちはあったものの、そうすることを家庭や学校をはじめとした環境が許さないような空気が何となく流れていて。一人の世界で文章を書き溜めるようになり、何かを表現することへの思いをふつふつとため込んでいました。
そんな自分を変えるきっかけとなったのは、大学入学を機に環境が変化したことで、ファッションを楽しんだり、本音や個性を外に出すことへのハードルが下がったこと。こうした経緯が、今の私の創作に対する原動力になっている部分もあると思います。

研究室では一人一人が主人公。場を創る一員として

現在、玉田さんは修士課程の2年生ということですが、大学院卒業後の進路はどのように考えていますか?

修了後は博士課程への進学を希望しています。文学研究は私にとって生きる上でなくてはならないものなので、それをもっともっと深めていきたいんです。

「フランス文学の研究を深めたい」と考えた理由は?

フランス文学を研究すること自体が非常に魅力的というのもありますが、何よりも研究室の“人”が大好きだからなんです。研究室にいる人達は誠実で、一見物静かでありながら、心の内に熱い思いを秘めています。「これは譲れない」と感じたものをそれぞれ大事にしていて、突き詰めているんですよね。そして、彼ら彼女らはアイデンティティーを互いに認め合っていて、適度に「個」として風通しの良い雰囲気を創っていっています。文学研究界隈全体に言える話なんですけど、「一人一人が場を創るんだ」という気風があります。そして、そこにいる時が私にとって一番活き活きとしている瞬間。これからもそんな環境を大事にしていきたいと思います。

美学生プロフィールProfile

プロフィールphotos

玉田優花子 東北大学大学院文学研究科フランス語学フランス文学専修修士2年生

>お仕事を依頼する
生年月日
1992年4月3日
出身地
山形県山形市
憧れの人
表現活動に携わる全ての人
チャームポイント
首筋と背筋
異性を落とすコツは?
危うい服を着て静かに佇む
性格を一言で表すと?
夢見がち
主な活動
東北女子学生コミュニティepi / キュレーションサイト『Gathery』ライター
キュレーションサイト『Gathery』
愛書家のための小間物ブランド『霧とリボン』

担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer

菊池 遼

モデルさんの魅力的なところを存分に引き出す写真を目指してます。写真の向こうにいる人たちを「ドキッ」とさせるような写真を一緒に撮りましょう!

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鈴木 里緒

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