ミス京都外国語大学2015グランプリ
昨年、ミス京都外国語大学でグランプリを受賞したそうですね!まずは応募したきっかけから教えてください。
ミスコンのTwitterアカウントからDMが来たことがきっかけです。実は私の友達が実行委員の方から、友人に綺麗な人いないか?って聞かれたらしくて、その時に私の名前を挙げてくれたみたいなんですよね。そんな風に思ってくれる人が居ることが本当に嬉しくて、出場を決めました。
ミスコン当日はどんなことをしましたか?
出場者それぞれが男性へ告白するシチュエーションを考えて会場で実演し、その内容を審査されました。このために実行委員会の方が東京から男性の読者モデルの方を呼んでくださったのですが、その人がたまたま私の同じ高校出身の男の子だったんです!なので私は、地元の広島弁で告白をすることにしました。
どんな告白をしたんですか?
え、そんなの恥ずかしくて言えないですよ(笑)
…残念です。グランプリに選ばれた時の心境はどうでしたか?
とにかく驚きました。他のファイナリストの方は素敵な方ばかりで、まさか自分が呼ばれるとは思ってもいなかったので。驚きすぎて名前を呼ばれてもただただ立ち尽くしていて、あまりにも前に出てこないから司会者の方に引っ張っられるくらいでしたね(笑)推薦してくれた友達や私に投票していただいた方たちには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ある老夫婦との出会い
サークルや部活動はしていますか?
京都外国語大学E.S.Sという団体で、観光地で外国人観光客の方に英語でガイドをすることを主な活動とする部署に入っています。例えば金閣寺などに行くと外国人の方って大体いらっしゃるじゃないですか?そういう方を見つけては「英語で案内してもいいですか?」と英語で尋ねるんですよね。ちょっと強引かもしれませんが、8割方には承諾していただけるので、そのまま英語でガイドをします。金閣寺の他にも清水寺や銀閣寺、平安神宮など、京都にある著名な観光地で行っています。
活動で思い出に残っていることはありますか?
アメリカの老夫婦の方を案内させていただいた時のことです。二回生当時、私は夏休みの間にカナダに留学することが決まっていて、老夫婦の方と留学の話題になり、向こうでの過ごし方や友達作りの話になった時に、娘さんのメールアドレスを教えてくれたんですよ。やりとりもしていいとおっしゃってくれて。その時に、大学の授業以外で人生で初めて英語の文章を作ったんですよね。そのことが不思議と鮮烈に自分の中で経験として残っているんです。初めは自己紹介だけして徐々に打ち解けていき、向こうでのスラングや若者言葉でもやり取りしました。逆に日本語の使い方を聞かれたりなどもしましたね。留学前に実践的な英語を学べる機会をくださった老夫婦のお二人には今でも感謝しています。
実際の留学はどうでしたか?
英語はもちろんですが、向こうでの生活習慣や文化にとても影響を受けました。小さい子のいる家庭では早めに帰ってきて晩ご飯は必ず家族全員で食べて、週末は家族でキャンプや釣りなどどこかに出かけたりと、“家族”をとても大事にする人がカナダでは多かったんですよね。最近の日本では、働き方や加増構成の多様化でそれが難しくなっていると思うんです。だからこそ、日本では中々見ることのできない“家族”を大事する姿勢がとても素敵なことだなと感銘を受けました。