美学生インタビューInterview
人力車のアルバイトを始めたきっかけは?
実家が嵐山にあって、小さい頃から俥夫の人の働く姿を見てきて、いつかきっと自分もこの仕事をやるだろうなぁとずっと思っていました。それで高校3年生の冬に試験を受けて、俥夫の仕事を始めました。大変なことも多々ありますが、俥夫の仕事は楽しくて、お客様から笑顔で「ありがとう」と言っていただけると本当に嬉しくなります。
体力には自信があって忙しい時は1日30km以上、人力車を引っ張ることもあります。人力車だけで80キロもの重さがあるので、お客様を乗せると150キロ近い重さになります。俥夫として力をつけるために筋力トレーニングは欠かしていません。体脂肪率は現在、3.1%です。
佛教大学のミスターコンテストで初代グランプリに輝いたそうですね!
今まで自分は何かにおいて一番になったことがなくいつも2番だったりしていたので、何かで一番になりたいとずっと思っていました。ちょうど今年から佛教大学でミスターコンテストが始まったので、まずここで一番になりたいと思い出場し、グランプリになることができました。
ミスターになれたことで少し自信がつき、今度は俥夫の仕事で満足度なり、売上なり、何か一つの分野でいいので一番をとれるように日々努力していきたいと思っています。
将来やりたいことはありますか?
元々は学校の先生になりたいと思っていたのですが俥夫の仕事をやっていくにつれて、もっと直接的に人を幸せにするような仕事がしたいと思うようになりました。
まだ漠然としていて明確に決まっているわけではないのですが、人に幸せを与えられるようなサービスを自分で立ち上げてみたいなと思っていて、日々何ができるだろうかと考えています。将来何をやるかは分かりませんが、まずは俥夫の仕事をこの大学4年間全力で取り組み、接客というものを極めようと思います。