美学生インタビューInterview
アパレルの専門学校に通っているということですが、どんな服が好きですか?
ビジュアルが子供っぽいので服で大人っぽく見せられるようにしています。きれい目なワンピースを着る時は抜け感のあるヘアスタイルにしたり、カジュアルな服だったら足元はピンヒールを履くとか、どこかちょっと崩しを入れるスタイリングが好きです。肩の力を抜き、程よく崩した大人のカジュアルスタイルという意味の「エフォートレス」と言う言葉を心がけています。全体的にはカジュアルな服装が多いと思いますね。
買い物がすごく好きで梅田のファッションビルから堀江や中崎町などの個人でやっているショップまでフラッと立ち寄ります。服以外には靴下やピアスなどでなかなか売っていないような物を探すのが楽しいですね。こうしてお部屋が服や小物でいっぱいになっていきます。
どうして服飾の仕事をしたいと思ったんですか?
何より興味があるのがファッションでした。そして、誰かに言われたことをやるより自分で見つけて、考えて、提案することで、人を楽しませる事ができる様な、やりがいを感じられる仕事がしたいと思います。でも、きっかけというのはあまりなくてホントにちょっとした憧れの積み重ねなんです。ファッション業界を題材にした映画やドラマで登場人物たちが働く姿を見て憧れたり、私自身が色んなお店で接客をしてもらったりする中で、販売員さんがオシャレな人だったら安心して相談できて、自分の知らない着方もあるんだと、全く違う見た目や雰囲気を見つけられるのが楽しいので、私もお客さんに色んな着方を提案できるようになりたいと思いました。
これから先、やりたいことは?
今はアパレルショップでバイトをしていて、接客の仕事では入荷した服を自分なりに売り方を考えて販売しています。でもデザイナーさんは細部までこだわって作っていると思うんですが、それを大まかな形でしか伝えられていないと思います。シンプルなアイテムでも、この部分をこうこだわっている、というのをきっちりと伝えたいです。
将来的にはブランドのプロデュースをしたいと思っていて、お店に来るお客さんのニーズをしっかり理解し流行を把握できる人間になって、次のシーズンはこういう形でこういう柄でこういう素材の服が流行ると見極めて商品開発したり、お客さんが求める洋服を提案できるようになりたいですね。