美学生インタビューInterview
『「ありがとう」の言葉で頑張れる。』
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1.自己紹介をお願いします。
大阪経済大学経済学部の4年生、あーやんです。大学では音楽サークルに所属しています。
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2.いま特に力を入れていることはありますか?
ユニクロでのアルバイトですね。大体2年半ほど働いていますが、大阪の店舗に転勤してからは1年ほどしか経っていないので、そこで自分に何ができるのか、どう働くべきなのかを日々考えて仕事をしています。
私はまだ作業スピードが遅いので、その代わりに私が最も得意な『笑顔』での接客を徹底するよう心掛けています。また、店舗の改善のために何ができるかを、仲間同士で話し合った結果として、一人ひとりの接客態度などの意識の改善を柱に、役職に関係なく注意し合える環境を構築することができました。 -
3.アルバイトを頑張っている理由は?
「働かないと」から「働きたい」に変わったからです。昔は働かざるを得ないし、ちょうど学校と実家の中間にあるユニクロにしよう、という単純な理由で面接を受けました。採用面接を受けた時に面接官の方に「自然な笑顔ができる人は実は珍しくて、笑顔っていうのも才能のひとつなんだよ。」と言っていただき、笑顔が決め手で採用していただきました。
初めはピンと来なかったのですが、仕事中にレジや商品の説明においてお客様と接する時に常に笑顔を心掛けた結果、アンケートハガキでお客様から名指しで褒められたりすることも増えてきました。そこで私の持つ笑顔について再認識し、その時から『働かないといけない理由から、働きたい理由』にシフトしました。
これまでにミスをした時や、理不尽な叱責を受けた時に辞めたい気持ちになったこともありますが、今まで私にありがとうを言ってくださった方々のおかげで続けることができています。
また、私を採用してくださった方が退社する時に手紙をいただき、そこに『あなたを採用して良かった。』との文字を見た時には、辞めずにここで働いていて本当に良かったと思いました。 -
4.好きなファッションはありますか?
基本はカジュアル系のファッションが好きですが、その日の気分によって着る物は結構変わりますね。最近は特にロングスカートが私の中での流行りです。
こだわりというのもなんですが、色々な雑誌やメディアで取り上げられる流行に合わせるのではなく、『着たい時に着たいものを』着て、私なりの流行をつくるのが私のファッションです。 -
5.大学と学部を選んだ理由はなんですか?
地元から誰も行っていない大学に行きたかったんですよね。なぜかというと、大学に入ってから新しいことを始めたくて、そういう時に知り合いがいないと好都合だと思ったからなんです。例えば高校時代の知り合いが同じ大学内にいると、私が今までと違う新しいことをしようとした時、それまでの私を知っているので「あなたってそういうキャラだったっけ?」などと言われたりするんじゃないかと思っていたんですよね。
そんな風に考えていたことに加えて、実家から通える距離であることと、指定校推薦のある大学という理由で大学を選択しました。他に小学校から高校まで、ずっと同じ地区内で学校に通っていたので、電車での通学に憧れていたという理由もあります。 -
6.あなたにとって大学生活とはなんですか?
大学の選択理由に通ずるところがありますが、何か『新しいことに挑戦するのに適した場所』ですね。高校時代はクラブに入ることができなかったので、私にとってはサークルのような組織に所属することも真新しかったですし、学校の帰り道に梅田に寄ったりと、いろんなお店に立ち寄れるのも今までと違っていました。
高校までは進路が線路のように敷かれていますが、大学では自分の選択次第で良くも悪くも、どうとでもできます。私の大学生活は残り1年ほどですが、また新しいことをやっていきたいですね。例えば最近は、友人と雑貨のフリーマーケットをカフェに出店しようと企画しています。 -
7.将来どうなりたいですか?
幸せな家庭を持ちたいですね。特に派手な暮らしではなく、一般的な普通の生活を送れればそれでいいと思っています。友人から「フラフラしすぎだから一刻も早く結婚した方がいい。」とも言われているので、28歳までには結婚したいですね。
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8.読んでいる人へメッセージをお願いします。
今この瞬間を楽しんだらそれでいいと思います。アルバイトって大学を出てからでもできますよね。でも大学生活という時間は今だけで、周囲の仲間とバカなことができるのも今しかない貴重な時間です。ただ、周りと楽しむ中でも『自分の意思や意見を持つ』ことは重要だと思いますね。そして自分の意見を持ったら、それを周りに『発信する』ことも更に大切で、うまく言葉にできないなら誰かに代弁してもらうのもいいと思います。また、自分の意見にほどよく他人の意見を取り入れる柔軟性も同じくらい大事だと思っています。だから『フラフラしていても良いので、自分の意思を持ってやりたいことをやればいい』と思います。
あーやんさん、お話ありがとうございました! (写真・文=小林征矢)
◆撮影協力:Kawa Café様 http://www.kawa-cafe.com/