美学生インタビューInterview
週4で日本拳法の練習に励む体育会系ファイナリスト!介護施設との独自コラボ企画も
ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。
私はこれまで、スポーツや勉強の分野では結果を出してきました。中高6年間打ち込んだトランポリン競技では全国大会に出場し、学校の成績でも1位をおさめたことがあります。また、大学入学後は新たに日本拳法を始め、1年間の海外留学にも挑戦するなど、やりたいと思ったことにはすべて挑んできました。

ただ、「アナウンサー」という夢を目指すうえで大切な“人に思いを届ける力”や、“自分の考えを社会に発信する力”には、まだ自信が持てていませんでした。ミスコンに出場することでそうした力を磨きたいと思ったんです。就職活動の真っ只中ではありましたが、挑戦するなら今しかないと思い、応募を決意しました。
ファイナリストに選ばれた時の気持ちはどうでしたか?
「嬉しい」の一言に尽きます!でも、これまで表舞台に立ったり、写真を撮られたりする経験がなかったので少し不安もありました。
それに、ミスコンって“ルッキズム(外見至上主義)”ってイメージがあるじゃないですか。そういった批判の声もあったりするんだろうなって……。でも、だからこそ「私がそのイメージを変えたい」って思ったんです。
ミスコンのイメージを変えるために取り組んでいることはありますか?
SNSでは自分のことだけを発信するのではなく、社会貢献に繋がるような意味のある投稿をすることを意識しています。
たまたま父の知り合いに介護施設の社長さんがいらっしゃったので、その方に頼み込み、自分で企画を持ち込んで、コラボをさせていただくことになったんです。今の日本では少子高齢化が進み、介護従事者の数も減っています。ミスコンに出場している自分がコラボすることで、若者が介護や福祉に興味を持つきっかけを作れたらと考えました。
ミスキャンパス関西学院としてではなく、佐藤さん個人として取り組んでいるんですね!具体的にどのようなコラボをしているんですか?
社長さんとの対談や、入居者さんとのゴルフ対決、日本拳法の動きのレクチャーする企画などをおこない、その様子を動画にまとめて投稿しています。
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特に印象に残っているのは、入居者の87歳の方と手紙交換をさせていただいたことです。普段、若者と関わる機会が少ないこともあってすごく喜んでくださって、「出会えて良かった。」と泣きそうな顔でおっしゃってくださったんです。私が渡した手紙も「ほんまに宝物や。」と言っていろんなスタッフさんに見せてまわっていて、関わって良かったなと心から思いました。

また、投稿を見た人からは「こういう場こそがミスコンだよね!」といったコメントも寄せられ、自分の取り組みを評価してもらえたのが嬉しかったです。
さまざまな個性を持ったファイナリストがいる中で、佐藤さんのアピールポイントは何ですか?
一番の特徴は、格闘技系の部活に所属していることだと思います。

今もミスコン活動やアナウンサー就活と並行しながら、週4で体育会拳法部の活動に取り組んでいます。10月には全日本大会の個人戦に出場し、結果は敗れてしまいましたが、12月の団体戦に向けてまた頑張っていきたいと思っています。泥臭く、一生懸命に部活に取り組んでいる姿を皆さんに見ていただきたいです。
ファイナルイベントに向けての意気込みを聞かせてください。
グランプリを獲りたいというのはもちろんですが、「社会に対して何か発信したい」という出場当初の目標を達成することが一番の目標です。ファイナルまでの残りの期間もSNSでの発信を通じて、自分の言葉と行動で誰かの背中を押せるように頑張りたいです。
マイナースポーツにスポットライトを当てられるアナウンサーになりたい
アナウンサーを目指し始めたのはいつ頃からですか?
幼稚園の頃です。母と一緒にテレビを見ていた時に、母がふと「アナウンサーになったらいいやん!」と言ったんです。何気ない一言だったのですが、そこから「テレビに出る仕事っていいな」と子どもながらに興味を持ち始めたのが始まりです。
また、私は2歳から体操を始め、中学と高校ではトランポリン、そして大学では日本拳法と、いわゆる“マイナースポーツ”に携わってきた人生だったんですよね。その中で、「マイナースポーツってなかなかスポットライトが当たらないな」と感じる場面が多くありました。
同じクラブで練習していた仲間がトランポリン競技でパリオリンピックに出場した時も、ほとんど報道されず、試合の様子もTverでしか見れませんでした。「こんなにも頑張っている選手がいるのに、どうして地上波で扱ってもらえないんだろう?」という疑問がずっとあって、そこから「マイナースポーツにもスポットライトを当てられるアナウンサーになりたい」という思いが芽生えました。
そんなきっかけがあったんですね。しかし、体操、トランポリンと経験してきて、大学で日本拳法に挑戦したのは何故ですか?
幼稚園の時に『ベスト・キッド』という空手映画を観てカッコいいなと思い、いつか武道に挑戦したいと思っていたんです。「新しいことに挑戦するなら今だ」と思い、大学から日本拳法を始めました。

日本拳法は「フルコンタクト」と呼ばれる相手に直接打撃を与えるタイプの競技で、パンチ、蹴り、組み技、関節技など基本的に何でもオッケーな総合格闘技に近いスポーツです。
想像以上にハードですね。顔に怪我をしないか心配です。
そこに関しては防具をつけるので心配いりません!ただ、頭につける鉄製の面が2〜3キロくらいの重さがあるんです!最初は重くてバランスを取るのも難しかったですし、殴られたら頭からバーンと後ろに倒れそうになります。首が鍛えられてどんどん太くなってきていますね(笑)

すごい……!では最後に、将来どんなアナウンサーになりたいか目標を教えてください。
日本テレビアナウンサーの石川みなみさんに憧れています。石川アナは5歳から13年間、陸上競技をやっておられて、「箱根駅伝で実況がしたい」という思いを胸に日テレに入社し、5年目の今年、その念願を叶えてリポートを担当しました。その初志貫徹の姿勢を本当に尊敬しています。
私も「マイナースポーツにスポットライトを当てたい」という初心を胸に、選手一人ひとりの思いや本質に迫りながら、視聴者にスポーツの魅力を伝えられるようなアナウンサーを目指したいです。
美学生プロフィールProfile
佐藤 彩乃 (さとうあやの) 関西学院大学 経済学部3回生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2004年1月25日
- 出身地
- 大阪府
- 憧れの人
- 石原さとみさん
- チャームポイント
- まつげ
- 性格を一言で表すと?
- 天真爛漫に見えて、実は努力を惜しまない挑戦家
- 異性を落とすコツは?
- 常に笑顔でポジティブに、一緒にいて楽しいと思ってもらえる空気感!
- 主な活動
- ミスキャンパス関西学院2025 Entry No.4 / 体育会拳法部
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担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
井上 翔也
僕も昔から美学生図鑑の読者でした!美学生図鑑は1日1度見に来るだけで癒される、そんな場所です。美学生たちの煌めいた一瞬を皆様にお届けすることが出来るよう頑張ります!
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