【ミスキャンパス関西学院2024特集】山崎小百合（関西学院大学）

オーディションでどぶろっくの歌ネタを披露！私の系統って“面白系”？！

ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。

私、自分にまったく自信がなかったんですよね。顔にコンプレックスがあって、中学生の時に冗談かもしれないんですけど「あんまり可愛くないよね。」って言われたこともあって……。でも、自信がないと就活の時とかも不利じゃないですか。堂々と自分をアピールできた方が採用されやすいと思うし、自信をつけたいと思ったのがミスキャンに応募した一番の理由です。

それと、サークルにも部活にも入っていなくて、大学生活で力を入れて取り組んできたと言えることがなかったので、何か一つでも形に残ることをしたいという思いもありました。

十分可愛いお顔だと思うんですが、どこがコンプレックスなんですか？

一番は鼻です。 韓国アイドルみたいにもっとシュッとしてたらいいのになぁって……（笑）でも、そんなコンプレックスのあるパーツも好きになってもらえたらと思って、今、自分のファンマークをコアラの絵文字にしてるんです。コアラって鼻は大きいけど可愛いじゃないですか。

ファイナリストの選考ではどんな自己PRをしましたか？

私は歌もダンスも得意じゃないし、ラーメン屋でアルバイトをしていて中華鍋を振るのが特技なんですけど、審査会場に中華鍋なんて持ち込めないじゃないですか。

それで考えあぐねた結果、とにかく思いっきり審査員の印象に残るようなことをしようと思って、お笑いコンビ・どぶろっくさんの歌ネタを披露することにしたんです。

どぶろっくを？！一人でやったんですか？

はい！『○○な女』っていう、こんな女性いるよね〜というあるあるを歌ったネタをやりました。ギターは弾けないので音楽なしで、審査員の皆さんに手拍子をお願いして、イラストを描いたスケッチブックをめくりながらやりました。

緊張しすぎてあまり覚えていないんですけど、審査員の反応は愛想笑いっぽい感じだった気がします（笑）でも、結果的にファイナリストに選んでもらえたので、ちゃんと印象には残ったのかなと思っています。

活動が始まって数か月経ちましたが、どうですか？

自分の個性を見つけるのが大変だなと感じます。他のファイナリストはみんなキャラがあるんですよ、可愛い系とか元気系とか。でも、自分はこれっていうのが定まっていなくて……。

色々な雰囲気に七変化できるカメレオン的なところが自分の魅力かなと考えたこともあったんですけど、やっぱりはっきりと系統が決まっていた方がファンもつきやすいじゃないですか。だから、できれば見つけたいんですけど、うーん、難しいです。

周りから「こういうキャラだね」と言われることはありますか？

気になってミスキャンの運営の人に「私の第一印象ってどうでしたか？」と聞いたことがあるんです。でも、どぶろっくのネタをやったせいで「変わった人」という印象しかなかったみたいで（笑）

あと、ファンの方々からは「天然だね」とか「面白いね」って言われることが多いです。ライブ配信で知育菓子のねるねるねるねを作って遊ぶ企画をした時も、水をこぼしてしまったり、工程を間違ってしまったり……私、本当にどんくさいんですよね（笑）

べつにウケを狙っているわけじゃないんですよ？本当は可愛い系とかって言われたいのになぁ〜って思っています。でも、ありのままの自分がこんな感じだから仕方ないですね。面白い系って言われるのも決して嫌な気持ちではありません！

ファイナルに向けての目標はありますか？

もっと自信をつけることです。芯を持った女性ってキラキラしていてカッコいいじゃないですか。私の名前の「小百合」は女優の吉永小百合さんから取られているんですけど、吉永さんもすごく凛とした美しい人ですよね。私もそんな女性になるのが目標です。

ファイナルイベントでどんな自己PRをするか、もう決めていますか？

まだ計画中なんですけど、きっと歌やダンスを披露するファイナリストが多いと思うので、私はその時に世間で流行っていることを取り入れたステージにしたいなと考えています。一風変わったことをして他のファイナリストとの差別化を図りたいですね。その方が見に来てくれた人も飽きずに楽しめると思うんです。

あ、どぶろっくはもうやらないですよ！（笑）

中華鍋も振れるプロのアルバイター！一方、ドーナツ屋では失敗の連続も……？

先ほど、中華鍋を振ることが特技だと話していましたね。

そうなんです。今、ラーメン屋、中華料理店、ドーナツ屋、3つのお店のアルバイトを掛け持ちしていて、一番長く続けているラーメン屋では一品料理などの調理も任せてもらっています。

飲食のアルバイトを3つも掛け持ちしているんですね！始めたきっかけは何だったんですか？

料理が好きというのもありますし、何より食べることが大好きなんです！飲食のアルバイトなら、まかないが食べられるじゃないですか？友達から「そんなに掛け持ちしてしんどくないん？」って聞かれるんですけど、私は食べられることがとにかく楽しくて、まったくしんどくはないんです！

アルバイトで中華鍋を振らせてもらえるのは珍しいと思いますが、どういった経緯があったんでしょう？

アルバイトを始めて数か月経って、接客やレジ、洗い物などが一通りできるようになった頃に、飽きてしまって辞めたいなと思ったことがあったんです。そのことを店長に伝えたら、「じゃあ、中華鍋振ってみる？」と提案されてチャレンジすることにしました。

中華鍋を振るのって、すごく大変そうなイメージがあります。

本当に難しかったです！料理の腕には自信があって、家で普通の鍋を振ったことはあったんですけど、中華鍋は何倍も重くて動かし方にもコツが必要で、最初はまったく上手に振れませんでした。

例えばチャーハンを作る場合、鍋をきちんと振れていないと下の方がパリパリになってしまうんです。綺麗にくるんと回せて全体に火が通ると、お米がもちもちして美味しく仕上がります。

お客さんがいない時間帯に特訓して、アルバイトを始めて半年くらいでようやく中華鍋を上手く振れるようになりました！店長にも認められて、今では天津飯や豚キムチ、揚げ物などの一品料理は私が味付けから調理まで担当してお客さんに提供しています。

もはやプロですね！中華料理屋とドーナツ屋ではどんな仕事をしているんですか？

中華料理屋では接客、ドーナツ屋はデコレーションを担当しています。ドーナツに砂糖をかけたり、トッピングをつけたりする感じですね。

ドーナツ屋は中華鍋を振るのと比べたら簡単な作業なんですけど、さっきも話したように私、本当にどんくさくて、 存在しない商品を作っちゃうことがあるんです（笑）普通のチョコをつけるはずが誤ってストロベリーチョコをつけちゃってドーナツを30個無駄にしてしまったり、オーブンのタイマーをかけ忘れて黒焦げにしてしまったり、タッパーをレンジで溶かしてしまったり……。

そんな失敗、顔真っ青じゃないですか！

そうなんです。迷惑をかけっぱなしで本当に申し訳ないです。慌てて店長に謝りに行くと、「また〜？」みたいな反応で、「もういいよ、片付けとき！」とか「それ、まかないとして食べていいよ！」って言ってもらえて、優しい職場に感謝ですね。

将来的にも飲食や食品系の仕事に就きたいですか？

楽しそうですけど、1回生の時からずっと飲食でアルバイトをしているから、そろそろ飽きてきそうじゃないですか。だから、一般企業の総合職とかを検討しています。ちょっと抜けてるところがある私みたいな人間でも大丈夫そうな職場を見つけたいです（笑）