【浴衣美女特集2023】野田心優（早稲田大学）

いつもと違う寒色系の爽やかな浴衣で、新たな可愛さの発見！

今回の浴衣のポイントを教えてください。

見た目も可愛く、通気性も良くて爽やかなところです！

お店（浅草着物レンタル華雅さん）の方に新作だと紹介されたのも選んだ理由の一つですね。この浴衣は緑や青など寒色系の色が入っていて、自分がよく選ぶピンク系の浴衣とは異なるんですが、ぶどうのような珍しい柄で可愛い！と思ったんです。

浴衣に合わせて選んでもらった白いふわふわの帯や、編み込んで後ろですっきりとまとめた髪型、髪にたくさんつけたお花も、この爽やかな浴衣に合っていてお気に入りですね。

それと撮影場所の浅草に行ったのが高校1年生以来だったのですが、外国人観光客の方や人力車に乗る方などでとても賑わっていて、コロナ禍を乗り越えられた気がして嬉しくなりました。

涼しげな浴衣が素敵ですね！普段、浴衣を着ることはありますか？

幼い頃は毎年、花火大会やお祭りに行くときに親戚が縫ってくれた浴衣を着ていました。小さい頃の夏の写真は浴衣を着て撮っているものが多いです。夏生まれなので1歳の記念写真も浴衣で撮っていました！（笑）

親戚からの想いの詰まった浴衣も、色々な種類の中からその時の気分に合わせて選べるレンタルの浴衣も、どちらも魅力的でいいなと思います！

夏の思い出はありますか？

高校時代はダンス部の活動、大学に入学した昨年の夏は、所属する放送研究会のアナウンス部で早稲田祭の準備や、スーパーよさこいというイベントでMCをしたことが思い出です。

よさこいのイベントはどのようなものなんですか？

全国各地から約100チームの、よさこいを踊る団体が集まって表参道や代々木公園などでパフォーマンスをするイベントです。同期と先輩20〜30人みんなで浴衣を着て、参加する団体のプロフィールや見どころ、その方々のイベントへの意気込みコメントなどをMCとして代読しました。

コロナ禍で3年ぶりの開催となり、参加者も来場者もこの日を待ち望んでいた様子でしたし、最優秀賞を獲った方の「参加して良かった！」と喜ぶ瞬間を間近で見られたのがすごく印象的で、私も嬉しくなりました。今年も8月26日と27日の2日間、またMCとして参加する予定なので楽しみです！

来年の夏は就職活動もあるので、今年の夏は遊ぶことも大切にしつつ、資格を取得するなどメリハリをつけながら悔いの残らない夏にしたいです。

リポーターとして企業に潜入！作り手の思いを知ることで得られた“新たな視点”

前回、美学生図鑑に登場したのは昨年の冬でしたね。その後、アナウンサーという夢に対する向き合い方に何か変化はありましたか？

野田心優「小中高大の受験が自分の大きな糧に！次なる目標はアナウンサー」（2022年12月掲載）

あれから色々な仕事を任せていただける機会が増えてきました。最近はテレビ東京の『知られざるガリバー～エクセレントカンパニーファイル～』のリポーターやBSフジの『プライムビズ』のキャスターとして、様々な企業の社長様や社員の方などにインタビューをさせていただいています。

企業へインタビューするお仕事もあるんですね。インタビューにおいて工夫していることはありますか？

事前にその会社で作っている物などを自分なりに調べて質問内容をまとめたり、質問するときには純粋に浮かんだ疑問を臆せず聞いてみるように心掛けたりしています。また、驚いたことには素直に驚きを表現するようにしています。

あとは、インタビューをするだけで終わりにせず、その日に伺った内容をノートにまとめたり、放送後に反省点を書き留めたりして、今後に活かせるよう復習するようにしています。

勉強熱心なところが野田さんらしくて素敵です！インタビューをする中で学んだことはありますか？

自分が今まであまり考えてこなかったことや細かいところにも、色々な人の思いや努力があるのだと知ることができました。

例えば、インタビューした種苗会社では、その会社なりの工夫として、種を植える人が植えやすいように製品を作っているとおっしゃっていたんです。私は種苗会社なら、いかに良い野菜や花に育つような種にするかという点にこだわっているのかと思っていたのですが、実際はそれに加え、使う人の使いやすさまで工夫されていたことを知ることができました。

おかげで、日常でも何かを見たときに、その物の作りや由来、こだわりなどを考えられるようになって自分の生活も豊かになった気がします！

企業の工夫を知ったことで、色々な視点からものを見られるようになったんですね！

それと、テレビ番組の凄さを実感するようになりました。実際にテレビで放送されるのは短時間であっても、実際は1日がかりのロケだったり、ときには前日から泊まりに行って取材をしたりすることもあるんです。

短い時間のためでも、何時間も何日もかけて本気で準備して挑む、番組作りに携わる方々の熱量の高さを感じたことで、自分自身もどれだけ時間が長くても、どの瞬間も手を抜かず、どこを切り取っても自分が伝えるものの良さが伝わるように、本気で向き合っていこうという思いがより強まりました。

そして、自分がインタビューをしていると「もっと多くの方に知ってもらいたい」と思うことがたくさんあるので、それが出来るアナウンサーという仕事に対する思いもより深まりました！

伝えるということに対する思いがより強くなったんですね。企業インタビュー以外に今後、頑張りたいことはありますか？

Waseda Collectionという早稲田大学のファッションショーで今年1年間MCを務めているので、ショーの雰囲気や、出演するモデルさんの魅力を伝えることにも力を入れたいです。

放送研究会の活動ではイベントのMCをよく務めているので、友達から「早稲田の学生の中で今年一番MCとして大隈講堂でマイクを握っているんじゃない？（笑）」と言われてより一層気持ちが引き締まりました！

今後も、早稲田大学の伝える代表、MCといえばこの人だ！と思われるような存在になれるように責任を持って取り組んでいきたいです！