美学生インタビューInterview
大学院に進んで歯学を極めたいです!
大阪歯科大学歯学部に進学した理由は何ですか?
父が歯科医師ということもあり歯科の環境が身近に整っていました。また、幼少期から手芸や工作など指先を使い物を作る遊びが好きだったこともあり将来、何かに活かせたら……と漠然と考えていたんです。
きっかけとなったのは高校生の時のことです。診察が終わった夜間に急に歯が痛くなった母を父が治療することになり付き添いました。その時、手早く処置している父の姿と、治療が終わった母が痛みが治まったと喜んでいる姿を間近で見て、私も患者さんに喜んでもらえる治療ができる歯科医師になりたいと強く思い大阪歯科大学への進学を決めました。
お父さんの存在が大きいんですね。
はい。父はいつもとにかく笑顔でとても優しいです。何かしたいことがあったら反対などはせず、「チャレンジしてみたらいいんじゃない?」と背中を後押ししてくれるような存在です。
大学ではどんなことを勉強しているんですか?
1回生の頃は歯に関係のない文章表現や心理学などの一般教養科目もありました。
2回生からは少し臨床に関わることも勉強するようになって、3回生になってやっと歯について詳しく学ぶようになりました。今は虫歯を削ったりする実習なども始まっています。
実習はどんな感じでおこなわれるんですか?
主に、各自で模型を削ります。削り方が難しく少しの力加減で削りすぎてやり直しの作業もあり、先生に見ていただき指摘されOKが出るまで永遠に繰り返し細かい作業をしています。
私は左利きなので右利き作業に慣れることに一苦労です。右利きの人が左で作業することを想像していただけたらわかりやすいかもしれないです(笑)
また、歯学部は年間を通して忙しいですが特に「魔の9月」と呼んでいる月があります。実習・テストと3週間続き勉強に追われ眠れない日々が続きます。
テスト期間の唯一の楽しみは友人と美味しいお店を探し食べに行くことです(笑)幸せなひと時です。
勉強漬けの毎日なんですね。本当にすごいです!
朝の8時から夜の10時くらいまで勉強してます。1年生の時は本当に下から3位とかで、先生にも「やばいで。」って言われて本気で焦りはじめました。2年生から勉強方法を工夫し直したりして、成績は努力したなりに上がりました。
将来はどんな歯科医師になりたいですか?
歯科の中でも治療の専門や矯正やホワイトニングなどの審美の専門などに分かれるんですけれど、個人的には抜歯などの口腔領域の手術を行う口腔外科の実習を最近やってみてとてもやり甲斐を感じたので、口腔外科に興味があります。
ですが、どの分野でも大変なところの方が多いと思うので、これからまだまだたくさんの分野について学んでいきながら大学院に進むことも視野に入れつつ、自分の気になる分野を見つけてそれを極めていきたいです。
まずは国家資格に合格しないことには何も始まらないので頑張ります!
約8万人の応募者の中から100人にまで残りました!
とても綺麗な甲斐さんですが、何か芸能活動の経験はあるんですか?
中学3年生の時に周囲から勧められて国民的美少女コンテストに出場したことがあります。当時、武井咲さんのファンだったこともあり、「会えたらいいな」くらいの軽い気持ちでした。
審査は1次2次とあり、東京でのセミファイナリスト選考まで進みました。とても貴重な経験ができたことに感謝しています。
出場したことで自分自身に変化はありましたか?
みんな本当に綺麗で、でもただそれだけではなくてそれぞれの世界観を持っていてこれこそ本当の美少女なんだなと圧倒されました。
私、結構人見知りで話すことが苦手なんですけどそれを機にもっと自分の個性を出していきたいなと思ったし、周りの子を見て何事もチャレンジして自分ももっと頑張らなきゃって思いました。
このコンテストがきっかけで芸能プロダクションから声をかけていただき、最近まで所属していました。大学進学を希望していたこともあったので残念ではありましたが、受験を機にお休みさせていただくことになり、現在は活動していません。
今はとにかく立派な歯科医師になれるように努力を惜しまず色々なことにチャレンジしながら日々頑張りたいと思っています!