美学生インタビューInterview
親しみやすさを感じてもらえるようにSNSで工夫をしています
亜細亜大学ミスコンテスト2019に出場したきっかけを教えてください。
学校の食堂で友達が来るのを待っていた時にミスコンの実行委員の方に声をかけていただいて「人数が足りないからエントリーだけでもしてくれない?」という形でお話をいただきました。
でも、ミスコンって上級生のイベントのようなイメージがあったので、1年生だからファイナリストには選ばれないだろうなと思っていたんです。そうしたら審査に通って、出場することになりました。
もともとミスコンの存在は知っていたんですか?
はい、知っていました。直接はお会いしたことはないんですが、2年前にグランプリを獲られた伊藤愛真さんのことを入学時に知って「すごく可愛い方だな」と思っていました。そんな風に憧れはあったんですけど、まさか自分は出られるとは思っていませんでしたね。
唯一の1年生ファイナリストですよね!
最初は3、4年生の先輩ばかりでやりにくいかなと思っていたんですけど、1年生だから皆さん優しくしてくださるんです。それで緊張もあまりしなくなって、最初の頃と比べたら打ち解けて楽しく過ごしています。
実際に出場してみてどうですか?
一番大変だったのはミスコンのSNSアカウントが公開されて少し経った頃にフォロワー数が伸び悩んだ時期があったことです。1年生だから仕方ないのかなとも思っていたんですけど、そうも言えなくなってしまって。いいねやリツイート数があまり伸びなくて「どうしてかな?」と思う時期がありました。
どうやってその状況を乗り越えたんですか?
なるべく毎日投稿することを心がけていました。きっかけは分からないんですけど、急にフォロワー数が伸びるようになった時期があって。8月からSNSの公開が始まっていたんですけど、投票が開始される9月頃から徐々に見てくださる方が増えるようになりました。
SNSの投稿でこだわっていることはありますか?
他の候補者の方が可愛い雰囲気の写真を載せている方が多くて、私は候補者の中で唯一髪型がショートカットなのでちょっと雰囲気を変えてみたり、投稿で浴衣や着物を載せたりするなど見てくださる方が面白いと思っていただけるように工夫をしています。あとは、なるべく普段の自分と変わらない雰囲気を投稿するようにはしています。
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着物が好きなんですか?
浴衣や着物がすごく好きなんです!幼少期によく祖母に着付けてもらってお正月を過ごしたことがあって、そのおかげで浴衣や着物が好きになりました。浴衣は自分で着付けることができます!
自分の浴衣を2枚持っているんですけど、普通の服装のときよりも浴衣や着物の写真をアップした時の方が、あんまり普段見られることがない服装なので「可愛い!」と言っていただけることが多いです。
どんな浴衣がお気に入りですか?
寒色系の浴衣が好きです!つい最近着た白地に水色の花模様の浴衣がお気に入りで、投稿した際にも反響があって嬉しかったです。
自分の手で新郎新婦が喜んでくれる結婚式を作りたい!
将来の夢はありますか?
ブライダルの仕事がしたいと思っています。
親戚の結婚式に招待された時に花嫁さんのウエディングドレス姿がとても印象に残って、その時に「ブライダルのお仕事に関わってみたいな」と感じるようになりました。
最初はドレスコーディネーターやジュエリーコーディネーターのような服飾系のお仕事に興味があったんですけど、調べていくうちにウエディングプランナーのお仕事に辿りつきました。まだ挙式が形になっていないゼロの状態から当日まで新郎新婦に寄り添えることが楽しそうだなと思いました。
どんな結婚式を手掛けてみたいですか?
派手なドレスではなくて、シンプルなワンピースみたいなドレスを着て家族や親戚間でお祝いされるような結婚式を作ることに憧れています。小さな結婚式の方が新郎新婦とプランナーの距離が縮まるというか『親しみやすさ』が生まれるんじゃないかと思います。
まだそういう大きさの結婚式を実際に見たことはないんですけど、実際に自分でプランナーとしてそういった式を手掛けてみたいなぁという気持ちはあります。
これまでに人に何かをして喜んでもらった経験はありますか?
自分自身がしてあげたことよりも、他人からしてもらったことをよく覚えています。
高校の時に仲が良かった友達2人に、誕生日のサプライズをしてもらいました。当日、一緒に登校していてその時は特に何も言われなかったんですけど、昼休みに呼ばれて手作りの箱を渡されて、その中にはプレゼントや手紙が入っていました。その時に「大切な人にささやかなサプライズをしてもらえることがこんなに嬉しいんだ!」と思いました。
ミスコンを通して成長したいことはありますか?
こうなりたい!という姿は今はあまりないのですが、1年生で出場できたことはすごく良かったなと思っています。
やっぱりブライダルの仕事を目指すうえで、「人からどんな風に見られるか」という点でつながってくることもあると思うんです。実際に、SNSを見てくださる人への返事なども他の候補者の方の文章を見て「こういう書き方をすると喜んでいただけるんだ!」と勉強になることもあります。ミスコン活動を通じて、『親しみやすさ』を感じてもらえるコミュニケーションを習得したいです!