美学生インタビューInterview
つま先の角度や指先まで意識しました
成人式の振袖はいつ頃予約しましたか?
今年の6月頃です。神戸でやっていた振袖の試着体験会にお母さんと一緒に行きました。どんな振袖を選んだんですか?
渋めの赤の生地で、袖と裾に小さな花柄が散りばめられた振袖です。赤色って王道だし他の人とかぶると思ったんですけど、なんだかんだ綺麗で惹かれましたね。草履や帯、白いふわふわ(ファーショール)も体験会で見せてもらって、全部レンタルすることにしました。シンプルなものを選んだんですけど、前撮りなど込みで25万円くらいしたと思います。帯を豪華にしたり、前撮り写真のカット数を増やしたり、アルバムを作るとなると料金が上がるみたいです。
前撮りはもう終わったんですか?
いいえ、11月に予定しています。せっかくなので家族一緒に撮りたくて、自分と親の空いてる日程を合わせたらこの時期になりました。暑すぎず寒すぎず、ちょうど良い季節かなと思います。今回の『ふりそで美女特集』の撮影では、黒と紫の振袖を着ました。感想を聞かせてください。
さっき話した赤色の振袖とは真逆の色合いでとても新鮮でした。自分では選ばない色だからこそ、こういう機会に写真におさめてもらえて良かったと思います。あと、紫の振袖のときにつけてもらったウイッグが斬新で……(笑)ヘアアレンジによって印象ががらりと変わるのも面白いなって思いましたね。
青木さんは普段、サロンモデルなどをしているので撮られる機会は多いと思います。着物での撮影はどうでしたか?
一番の感想は……暑かったなって(笑)真夏の日差しの強い時間帯の撮影だったので汗ダラダラでした。あと、サロンモデルは髪型を見せるので基本上半身のみなんですけど、振袖は全身が写るからポージングには気を遣いましたね。つま先の角度や指先まで意識しないと綺麗に写らないのが難しかったです。
イメージしていた“二十歳”とのギャップに焦る気持ち
もうすぐ二十歳。実感はありますか?
こんなんで大人になって良いんかな?って、少し焦っています。特に夏休みに入って友達が留学とか自分のやりたいことに取り組んだり、将来に向けて勉強に励んだりしている姿を見ていて、ふと「自分は何をしてるんやろう?」って考えるんですよね。将来も決まってなくて漠然としていて……。
小さい頃見ていた“二十歳”ってすごく大人で、夢を追いかけている感じ。そのイメージと比べると、自分はまだまだ子どもやなって思うんです。自分の軸をしっかり持った大人になることが今後の目標ですね。