美学生インタビューInterview
1回きりのレンタルでこの値段は……
成人式の振袖はいつ頃予約しましたか?
1回生の夏です!結構早いですね!
私の周りの友達がめちゃくちゃ早くて、焦って予約したんです。家にいくつか振袖のパンフレットが届いていたので、その中から良いなと思うお店にお母さんと一緒に行きました。どんな振袖を選んだんですか?
赤の生地で、下部が黒のグラデーションになっているような振袖です。お店でたくさん試着させてもらって緑や白も良いなぁってすごく悩んだんですけど、ぱっと明るく見えて顔映りが良いのが赤だったので赤を選びました。料金はトータルで20万円くらいだったと思います。その料金についてはどう思いますか?
んー……1回きりのレンタルで20万は高いなって印象です。特に私の場合、一人っ子だから私しか使わないことを考えるとちょっと勿体ないなとは感じました。自立して幸せになることが親孝行
今回の『ふりそで美女特集』では、“振袖を着て両親と遊覧船観光をする”というシチュエーションで撮影をおこないました。(ロケ地協力:神戸コンチェルト)吉田さんのご両親はどんな方なんですか?
両親は同じ職場に勤めて会社員として働いています。二人とも私が朝起きる頃にはもう出勤していて、帰りも夜遅くになることが多いです。なかなかコミュニケーションをとる時間が無いのでは?
お父さんとは仲は良いんですけど、家にいる時間が短いのでなかなか喋る機会がないですね。お母さんとはめちゃくちゃ仲良しで、将来について真面目に語り合うこともあります。ただ、最近は忙しくて家族で出かける機会もほとんどありません。成人式は両親に感謝の気持ちを伝える良い機会かも知れませんね。
そうですね。口で「ありがとう」と言うのは照れくさいので、両親に対して手紙を書きたいなと思っています。私、一人っ子だからめちゃくちゃ心配されるんですよ。夜、帰りが遅かったりすると不安がられたり。「え、こんなこと心配するの!?」ってうざいなと思ったこともあったけれど、今冷静になって考えてみるとすごく有り難いことだなって。両親には感謝の気持ちでいっぱいです。
吉田さんにとって“親孝行”とは?
自立して幸せになることかなって思います。私もお母さんと同じく大学を卒業したら働きたい派で、社会人になって2〜3年くらいして落ち着いたら結婚して子どもを産みたいなって考えています。自分が一人っ子だったので、子どもは絶対に2人は欲しいですね!「一緒に買い物に行ったりできるお姉ちゃんがいてほしかった」ってすごく思うので(笑)
将来就きたい職業などはありますか?
まだ明確には決まっていません。大学では今は広く浅く学んでいる段階で、3回生から特定の分野に分かれることになっています。この一年で自分の興味を探っていけたらと思っています。ただ、公務員や銀行員など堅い仕事に就きたいなという漠然としたイメージはあります。お母さんからは「子どもができてもしっかり産休がとれる職場がいいよ」とアドバイスをもらいました。
最後に、二十歳に向けての目標を聞かせてください。
今までの私は他人に流されることが多かったので、これからは自分の意思を強く持った女性になりたいなって思います。あと、料理ができるようになりたいですね!実家暮らしなので、家事はお母さんに任せっきりで自分ではあまりやってこなかったんですよ。仕事も家庭も両立しているお母さんのことは本当にすごいと思うし尊敬しています。お母さんみたいなしっかりした女性になることが私の目標です。