美学生インタビューInterview
アナウンサーに憧れて進学。しかし…
甲南女子大学の日本語日本文化学科に進学しようと思った理由は?
高校生の時、アナウンサーに憧れていて、そのための講座などがある学校を探して今の大学を選びました。でも、実際に授業を受けてみると、だんだんとアナウンサーになるという目標に対して違和感を感じるようになりました。というのも、私はもともと人前に立つのが苦手なんですが、授業の中ではそういう機会が多く、徐々に辛く感じるようになったんです。頑張って一年間続けた末、自分にはこの道は向いていないと判断し、その授業を取るのをやめて他の講義を受けるようになりました。
その後は、どのようなことを勉強してきましたか?
基本的に勉強が苦手で、特に英語が駄目でした。でも、英語は必修なので、毎回の講義後に先生に質問したり、授業の他に英語の塾に通ったりして単位を落とさないように真面目に頑張りました。2回生の後期からはゼミに所属し、観光について勉強しています。世界各地の遺産や、インバウンドマーケティング、地域活性化などについて。3回生になってからは他のゼミの人達と合同で授業内で就職活動に取り組んでいて、企業の人が行うセミナーを受けたり、ディスカッションや自己PRの発表をしたりしています。
就きたい職業などは決まっていますか?
まだ業界のことをあまり把握できていない状態なので、これから説明会などに参加して色んな業界に関する知識を深めたいと思っています。いずれは民間企業に就職し、結婚もして、家庭を築いていきたいですね。約3000人の中から選ばれ、第64代今宮戎神社福娘として活動
今年、第64代今宮戎神社福娘として十日戎でご奉仕をされたそうですね。
1月9日から3日間の活動だったんですが、これでもかっていうくらい大勢の方が参拝されて、ずっと対応に追われていました。これまでの人生の中で一番しんどい三日間でしたね。ただ、ずっとやりたかったことでしたし、何より終わった時の達成感がとても大きかったです。 これから先、何か大変なことがあっても乗り切れる自信が付きました。あと、他の福娘の子達がとても可愛くてずっと癒されてました(笑)福娘に応募したきっかけは?
最初に憧れを持ったのは、大学1回生の時でした。当時、兵庫県のテレビ局「サンテレビ」の番組内等でアシスタントを務めるユニット「サンテレビガールズ」として一年間活動をしていたんですが、その時の先輩の一人が福娘の経験者だったんです。先輩から話を聞いていく内に憧れるようになり、お母さんの勧めもあって2回生の時に応募しました。その年は惜しくも最終審査で落選してしまい、それが悔しくて今回もう一度挑戦することにしました。審査は厳しかったですか?
とても厳しかったです。約3000人の中から40人しか通らないという倍率の高さ…。その最終審査は数百人が入る大ホールで行なわれるんです。そこでは他の応募者や父兄の方々が大勢見ている壇上で、一人当たり15秒間の自己PRを行います。本当に何でもありの場で、歌を歌う人や、恐竜のモノマネをする人もいました。田井さんはどのようなPRをしたんですか?
前回は普通に喋るだけの自己PRをしたんですが、今年は元気良さをアピールするために、1回生の時に京セラドームでやっていたビールの売り子を披露しました。他の候補者のPRに埋もれないように頑張りました。最終審査の後すぐに結果発表があるのですが、前回は座席から壇上の合格者を悔しい思いで見ていたので、今回自分の名前を呼ばれた時は本当に嬉しかったです。