孤独な院生生活からの脱却を目指して
ミスキャンに出場することになったきっかけは?
今大学院生なのですが、私の所属しているコースには院生が私一人しかいなくて、講義も教授と一対一だったんです。それがなかなか孤独で…(笑)このまま卒業するのかなって思ったときに、何か人脈を広げる活動に参加したいと思い、誘ってもらってミスキャンに出場することになりました。
これまでのファイナリストとしての活動の中で印象に残っているものはありますか?
神戸コレクションのステージに参加できたことです。他大学のファイナリストの方を見ることができ、非常に貴重な経験になりました。
ファイナリストとして活動していく中で自分の中で変わったなと思うことはありますか?
美意識です。大学院に入ってから研究活動や学会発表があり、時間がないと言い訳して自身に意識を向けることを疎かにしていました。でもファイナリストに選んでいただいてからは、少しでもふさわしい人間になれるようにならなくてはと思い、身近なこと(姿勢やファッションなど)に気を遣うようになりました。基礎代謝上げるために筋トレや有酸素系の運動をしたり、食生活には特に気をつけています。
健康科学を学ぶ
神戸大学に進学した理由は?
私は学部生時代、健康運動科学を学んでいました。主には体を動かしたり運動することで健康状態を維持すること、トレーニング方法や運動療法についてです。運動科学の分野も非常に面白かったのですが、より多面的に学問を深めたいと思い大学院へ進学を決めました。健康科学について運動以外からのアプローチで研究してみたいと思っていました。
大学では今、どのようなことを学んでいますか?
現在は、食行動と健康について疫学研究をしています。食事の役割は必要な栄養素を摂取する生理的機能だけでなく、家族や友人とコミュニケーションを取る社会的、文化的機能があります。私はその社会的機能としての食行動に注目しています。医学や栄養学だけでなく、社会学も関わることなので非常に奥が深く面白いです。
将来の夢は?
健康関連の研究をしているので、何らかの形で健康か運動に携わる仕事に就きたいです。