「和の心」を知ってもらえることの喜び
京都女子大学文学部英文学科に進学した理由を教えてください。
私は幼稚園から京都女子大学の附属に通っているのですが、所属していた「ウィステリア」という教育コースでの中等部の時の経験がきっかけで、京都女子大学への進学を決めました。ウィステリアは国際社会で活躍できる京女人の育成を目的としていて、茶道や華道などの日本文化を学校の授業で学び、その学んだことを海外に発信します。私はアメリカとオーストラリアに二週間ずつホームステイをし、そこで日本文化の良さを伝えてきました。中でも書道を披露した時に「感動した!」と言われたことと、食前に手を合わせ「いただきます」と感謝の言葉を述べることに興味を持たれたことが印象に残っています。このウィステリアでの経験を通じて外国の方に「和の心」を知ってもらえることの喜びを感じました。大学でも日本の文化を高いレベルで学び、継続して外国の方に伝えていきたいと思い京都女子大学の文学部英文学科を選びました。
大学ではどのような勉強をしていますか?
観光について勉強していて、日本に訪れる観光客がどうすれば快適に日本で過ごせるかということについて学んでいます。例えば、観光客がよりスムーズに目的地へ行けるように標識に日本語だけでなく英語や他言語を用いる工夫をするといったことです。京都という外国の方が多く訪れる街に暮らしている私にとっては非常に身近な話です。せっかく数ある国の中から日本を観光地に選んでいただけたのだから、日本文化を知って、「日本はいい国だった」と母国で伝えていただけるようになったらとても素敵だなと思うんですよね。そのために外国の方に日本をより楽しんでいただける方法を日々研究しています。
将来の夢は何ですか?
実はまだ探している段階で、具体的に何かになりたいというものがないんですよ。夏休みにいくつかインターンをしたので、そこでの経験を元にして、自分がなりたいものへの手がかりやきっかけといったものを見つけたいなと考えています。
レオナルド・ディカプリオが大好き!
休日は何をしていますか?
映画をよく見ます。私はとても感情移入しやすくて、暗い映画をみたら一日中沈んだり、恋愛モノの映画ならヒロインになりきってキュンキュンしてます!(笑)最近だと実写版の『進撃の巨人』で巨人が人間を捕食するシーンを見て、本当に自分が巨人に食べられているかのように感じ、震えていました!現代のCG技術の発達に驚かされましたね。
好きな映画俳優はいますか?
レオナルド・ディカプリオが好きです!映画『タイタニック』がきっかけで彼のことを知りました。可愛さとカッコ良さを兼ね備えているところが魅力的なのはもちろんなのですが、彼の自然環境保護に対して熱心に取り組む姿勢を見てさらに好きになりました。彼は自身の名を冠した環境保護団体である「レオナルド・ディカプリオ財団」という組織を立ち上げていて、野生保護や森林保全など環境の様々な課題への取り組みをサポートしています。他にも彼は、「Our Ocean Conference」という海洋保護を目的としたアメリカの外務省が主催している会議に参加し、そこで海の環境を守る必要性を訴えたり、自然環境の改善のために多額の寄付を行ったりしています。映画俳優だけではなく、一人の人間としても素晴らしい一面を持っているところに尊敬の念を抱いています。
接骨院でアルバイト
アルバイトはしていますか?
自宅の近くの接骨院でバイトをしています。私自身よく接骨院に通っていて、気持ち良いマッサージや病院の独特の匂いが好きでとても癒されるんです。好き過ぎてバイトにしちゃいました(笑)
バイトではどんなことをしていますか?
マッサージです!...っていいたいところなのですが、免許を持っていないのでマッサージはできないんですよ(笑)なので、受付業務をしたり、電極をツボに貼ったりしています。あと、お年寄りの方が多いので、咳をしていたらお水やのど飴を渡したりして、患者さんへの気遣いの部分で頑張っています。
働いていて嬉しかったことは何かありますか?
患者さんがプレゼントくれたことです。「私も付けてるし同じの付けてや!」と言われてニモのキーホルダーをくださったときはとても嬉しかったです。