美学生インタビューInterview
SKE48に応募した理由、オーディションやレッスンなど当時のことについて教えてください
元々人前に立つことや歌って踊ることが好きで、SKEに応募する前はエイベックスのアーティストアカデミーでダンスをやっていました。アイドルになりたい気持ちも前々からあって、東京に出なくてもレッスンのできるSKE48に魅力を感じて応募を決めました。それが2年前、私が高校2年生のときです。
負けず嫌いだったので絶対に受かりたくて色んな努力をしましたね!ダンスや歌の練習はもちろん、レッスンがきついと聞いていたのでランニングや縄跳びなど体力づくりにも励みました。
そして応募総数約6500人の中から、書類審査と二次審査(面接)を経て、最終オーディションに残りました。私はエントリーナンバーが1番で、結果発表で最初に呼ばれなきゃ終わりだったので、ほんとうに緊張しました。呼ばれたときは嬉しくて声も出なかったです…!
2012年の10月上旬に最終オーディションが終わり、そこから6期生のお披露目・劇場公演デビューに向けてレッスンが始まりました。昼間は高校に通い、学校が終わったらレッスンへ行く毎日。時間も長く、夜遅くまでレッスンが続きました。一言で言うときつかったです。でも、忙しいのが好きなので楽しく充実した毎日でした。
そして翌年2月に劇場公演デビュー。その2週間後にSKE48の活動を辞退しましたね。辞退に至った経緯は?
高校が芸能活動禁止で…バレてしまったんです。それで、SKEを辞めるか学校を辞めるかどっちかを選ばないといけなくなりました。劇場公演デビューも終えてこれからだって意気込んでいたので、ほんとうは学校を辞めてでもSKE48の活動を続けたい気持ちがありました。でも、さすがに中卒だと将来が不安だし、親がせっかくエスカレーターで大学まで行けるように今の学校に入れてくれたのに申し訳ないなと感じて、2〜3日悩んだ末に辞退を決意しました。
現在の大学生活について教えてください
金城学院大学の音楽芸術学科で声楽を専攻しています。声楽やピアノのレッスン、音楽理論やソルフェージュの授業を受けています。声楽は歌謡曲みたいにマイクを使って歌ったりするものではないけれど、人前で歌うというのは変わらないしとても楽しいです。
学外では今回の美学生図鑑のように、様々な美女コンテンツのモデルをしたりしています。アイドルとしてではないですが、今は色んなことに挑戦していて毎日充実しています。SKE48を辞めたことは良いとも悪いとも言えないけれど、後悔はしていません。
小さい頃から憧れていた"人前に出る"という夢は、今も捨て切れません。歌、ダンス、モデル、どういった形で人前に出るかはまだ模索中ですが、何らかの形で夢を叶えたいです。最近は女優のお仕事にも興味が出てきて、機会があればオーディションなどを受けていきたいと思っています。