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美学生インタビューInterview
毎晩予備校のトイレで泣いてました
美学生図鑑のモデルに応募してこられた際に「中高生向けのカウンセラー事業を立ち上げることが夢」と書いていましたよね?
あーそんなこと書いたっけな(笑)今はちょっと変わりつつあるんですけど、確かにそういうことを考えていた時がありました。
私、大学に入るまでに他の人より苦労した方で、自分が悩み苦しんできたからこそ、そういう生徒さんの手助けになることをしたいと思ってたんですよね。
どんな苦労があったんですか?
まず、高校生の時に不登校になってた時期があったんですよ。受験や人間関係のトラブルが原因で、病気じゃないけど少しメンタル的にやられてた時があって、高校2年の夏から冬にかけて学校に行けてませんでした。行きたくないっていうか、立てなかったんですよね。手足が痺れたり身体に反応が出ちゃって……。
高校1年くらいから大学受験を意識し始めて、勉強自体は楽しかったんです。でも、周りの優秀な子たちと戦う自信がなくて、ほんと今思えば精神的に弱かったなって思うんですけど、ふさぎこんでしまったんです。
最初は自分がそういう状態に陥ってるって認めたくなくて、誰にも相談ができませんでした。
大変だったんですね。
でも、一番つらかったのは1年間の浪人時代です。
なかなか成績が上がらないし、周りの子たちが優秀に見えて……。高校の同級生は大学に進学したから相談もできないし、親にも弱みを見せられなくて、不安で、心細くて、毎晩予備校の自習室のトイレで泣いてました。
夜9時半まで自習室が空いてたんですけど、意地でも残ってやるって思っていつも最後まで残って勉強してましたね。
毎日が最高!性格がガラッと変わりました
そんなつらい時期を乗り越えて、学習院大学に進学できたんですね。
実は、学習院大学は第一志望ではなかったんです。でも、今はここでの生活が本当に楽しすぎるんです!!友達にも恵まれてるし教授も良くしてくれて。
浪人時代に我慢してたディズニーランドにも行けるし、趣味のミスチルにも没頭できるし、本当に毎日が最高で!今が人生で一番楽しいです!(謎の爆笑)
本当に楽しそうに笑いますね(笑)
半年間で性格がガラッと変わったかも(笑)
高校時代によく相談に乗ってくれていた塾の先生が、「時間がなんとかしてくれるよ。自分や周りがどうしようもできないこともあるから。」って言ってて、その時はそんなことあるかな?って思ってたけど、実際どうにかなりました!
もちろん今でも、あの時こうしていれば……と思うことはあるけど、「自分はこの道で正解だったんだな」って思ってます。高校時代、浪人時代に経験したこともちゃんと自分の糧になってると感じますね。
当時は「周りが悪い」「周りのせい」って思っていたけど、今思えば自分にも否があったし幼稚だったなって。もう少し冷静に自分と向き合うことができたら、時間をもっと大切にできたんじゃないかなとは思います。大学生になってからは、つらいことがあっても周りのせいにするんじゃなくて自分を顧みて反省するようになりました!
そういった経験をしたことから「中高生向けのカウンセラー事業を立ち上げたい」と考えたんですね。
大学入学当初はそんなことを考えていました。自分自身が経験者で共感できるからこそ、サポートできることがあるんじゃないかなって。
でも、共感できるだけじゃだめなんですよね。もっと客観的に物事を見れるようにならなきゃいけないし、専門的な勉強や資格取得も必要。
それに、大学生になって心に余裕が出てきたら視野が広がって色々なことに興味が湧いてきたんです!学校でやってる会計の勉強も楽しいし、中学生の頃から憧れていたアナウンサーという職業にも興味があります。
ゆくゆくはカウンセラー事業もやりたいけど、今は1年生なんで色々なことにチャレンジしたいです!
これからどんなことをやりたいですか?
夏休みはバイトを3つ掛け持ちして忙しかったから、余裕ができたらどこかに旅行に行きたいですね。海外とかあんまり行ったことないから旅してみたい!あとはミスチルのツアーに行ったりとかですね(笑)
浪人時代の予備校代の返済もしなきゃいけないし、資格を取るってなったらダブルスクールをすることになるかも知れないのでお金はそれなりに貯めとこうとも思ってます。
将来のことも考えつつ、とにかく今を全力で楽しみたいです!!
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer

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